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先ずは、その《お経》の冒頭の文章を。。。(  )内は私が付加しました。

「無料光壽。 法身體大を明かす。  帰命無量寿光壽尊、即ち法身ビルシャナ佛。無量光壽は三身一如なる如来の名を挙ぐ(挙げる・付ける)。ビルシャナは其の法體、即ち如来の法身なり。帰命は(とは)宗教的客体に対して崇敬すべき義。無量光壽尊は其の対象の本尊なり。其の本尊の法体、即ち佛身はビルシャナにして(であって)、汎神的に観ずべき法界身の如来、即ち宇宙一大精神体を表号的に擬人的にビルシャナ如来と名づく(名付ける)。また、絶対無限の心光は法身に周偏して(全体に行き渡って)照らさざる処なく、永劫の生命として霊的活動せる法体なれば、無量光壽と名づく。」

「密家(密教)には此の法身、即ち宇宙全体を唯一の如来身として、金胎不二の大日如来として表号す。略して解説せば金胎とは理智(理と智)の義。宇宙全体に周偏せる五大、即ち地水火風空と、識大(心)の(と云う)大元素は宇宙の現象なり。万有の本体にして此の六大を離れて万物あることなし。六大の中(うち)地等の(地水火風空の)五大は物体にして之(これ)を理と云い、また胎蔵とす。」

「識大は智にして即ち金剛界とす。宇宙全体は六大なれば、識大は宇宙精神、他の五大物体とは(との関係は)六大相(あい)渉入して無礙なり(妨げとなるようなことはない)。六大を本体として四曼(四種曼荼羅)を相とす。宇宙現象はその相なり。万物は悉く(ことごとく)大日の曼荼なり。例せば(例えれば)不動、また観音と現れたるは大曼荼。三摩耶曼は本誓とて、各々もとづく天職を有して、文殊の智、普賢の行願の如く、之を表示して智剣を執り如意を持つが如く、法曼とは法は軌、生₂物解₁(←漢文?)とて、理を知ること。羯磨とは事業、各その分を実行することなり。」

「三密とは身口意の働き、宇宙、すなわち法身の大日如来なれば、宇宙の動作みな大日の行為にして、万物の音声ことごとく大日の言語、その万物の秩序あり理性ありて意味なきはなし。これ大日の意業なり。」

以上です。
質問は、三つ目の「 」の文章が分かりにくいので、易しく読み解いて欲しいのです。
分厚い辞書で用語など調べてみたのですが、私には無理でした。
「本誓」と云う言葉は、“大辞典”にも載ってないし、漢文らしきところは調べようもありません。
また、( )に付け加えた言葉に間違いがあれば、指摘して欲しいです。

どなたか、助けていただけないでしょうか。
よろしくお願いします。

A 回答 (6件)

ざっと現代語訳してみました。



六大のひとつである識大は知識をあらわし、すなわち金剛界曼陀羅に表されている。宇宙全体は(識地水火風空の)六大でで、識大は宇宙精神であり、他の五大物体も含め相互に遮るものはなく永遠に結びついており融合している。

すべてのものは、大日の曼陀羅にあらわされている。例えれば、不動明王や観世音菩薩は、諸尊の形像を描いた大曼荼羅に表されている。

三昧耶曼荼羅は、仏になるための誓いである本誓といって、各々の天職をもって、文殊菩薩の智慧、普賢菩薩の慈悲と理智のように、諸尊の持物や印契を表示して、智慧の剣や仏具である如意をもつようなものである。

法曼荼羅の法とは、悟りにいたる定まった道であり、真言・種子などを表す事により、理を示している。

諸尊の威儀・動作を表した羯磨曼荼羅はこれらの曼陀羅に表されていることをを実行する事をしめしている。

---以上

四曼陀羅(大曼荼羅、三昧耶曼荼羅、法曼荼羅、羯磨曼荼羅)について、解説している文のようですね。

ただし先にお断りしましたように、字面を私なりに訳してみただけです。各々の宗教には用語についての定義も異なる場合がありますし、それ以前に私自身の力不足もあり、正しい訳になっている自信はありません。

しかしびっくりしました。浄土宗の僧侶で密教を研究した人がいたんですね。こちらもいろいろ勉強になりました。ありがとうござます。
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この回答へのお礼

本誓と云うのは、仏の誓願の事ですね。
法曼に付いては、まだよくは分かりません。
分からないのは、私の頭のせいですが。

こうして機を与えられたので、調べようが分かりました。
見当がついたので、そこを当たってみます。
また、ちょっと無理があるかな、とは思いますが釈尊の云う“四諦”にこの四種曼荼羅を、当てはめてみようかなんて思ったりしています。

とても良い回答を頂いたので、さらに教えて欲しくなりました。
この質問に続く文にも、分からないところがあるので、もう一度質問してみます。
お時間が有ったら、次もよろしくお願いします・

有り難うございました。

お礼日時:2020/01/14 18:19

No4です。

一度解読に挑戦してみます。
今しばらく、締め切らないでください。
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この回答へのお礼

宜しくお願いします。

お礼日時:2020/01/14 10:20

山崎弁栄氏、wikiで見ました。


浄土宗の僧侶なんですね。
それで納得しました。

最初のパラグラフで無量光壽がでてきたときにちょっと面喰ってしまったのです。
なぜかというと無量光壽というのは阿弥陀仏のことですので、普通は密教の教えの中にはでてこないのですよ。

ある程度は解釈できると思うのですが、でもそれはあくまで字面を解釈したことでしかありません。
言葉でも宗派独自の概念があるので、本当は光明会でご確認された方がよいかと思いますが…
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この回答へのお礼

光明会の方を調べてみますが、果たしてこのような質問を受けてくれるのか、ちょっと心配です。

有り難うございました。

お礼日時:2020/01/14 09:09

おはようございます。

 12つあります。それらは1.地2.火3.水4.風5.空6.識大7.文殊の智8.普賢の行願9.法10.生物解11.事業12.意行です。
 右記の回答Q:一から六までの数字(数)が出てきます。-No.2さんhttps://okwave.jp/qa/q8199773/a22700152.htmlを参考にしました。引用します。
 空海の《即身成仏義》や《声字実
 相義》、《般若心経秘鍵》などの
 著作からのパクリです。
右記Q:ハルマゲドンの後にアルケーが述べる言葉とは-No.4さんhttps://oshiete.goo.ne.jp/qa/11421635.htmlも参考にしました。引用します。
 聖書を都合の良いところだけ切り
 貼りして、都合の良い結末を得よ
 うとするのは、減点対象です。
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この回答へのお礼

okwaveの方は、私が質問した文章にそっくりです。
ただ、光明体系として発行されている本は12冊あるのに6冊になっていますね。
また、okwaveは使ったことがありません。
不思議です。
でも、回答者のネコさんは知ってますよ。

有り難うございました。

お礼日時:2020/01/14 09:04

これはいわゆる「経」ではありませんね。


密教の教えを解説している「論」のように思われます。
この「論」の名称を教えていただけませんでしょうか。
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この回答へのお礼

山崎弁栄(べんねい)と云う方を知っていますか。
検索してみて下さい。
光明主義、或いは光明会などでも分かると思います。

明治から大正にかけて活動された浄土系のお坊さんで、宗教界では別格扱いされています。
修行中の傍ら、手元にある雑紙などに書き記したものを、従者の田中木叉と云う方が取り纏めて編纂したものが「光明体系」として十二冊あり、これを教団が発行しています。

其の第一巻?に当たると云ってよいかと思いますが、「無量光壽」と云うタイトルの、その冒頭部分に当たるのがこの質問の「 」内の文です。
時々は読み返しているので、なんとなくの感じは掴めるのですが、それでも学のない私には難しく、優しく教えてくれる人は居ないかといつも思っています。

宜しくお願いします。
有り難うございました。

お礼日時:2020/01/13 20:40

そう言う


難しい事は横に置いといて、
「山を山として見、
水を水として見る事」が出来れば、宜しいのでは無いでしょうか?

合掌礼拝。
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この回答へのお礼

私には、頂いたこの回答も難しいですね。

山と林の境界線は、はっきりしていませんが、ほぼ間違いなく山は山、林は林として見ていると思っています。

何を云おうとしているのか、分かりません。

でも、回答を有り難うございました。

お礼日時:2020/01/13 19:37

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