なぜ、春日局は逆賊の明智光秀の重臣の娘でありながら、徳川家光の乳母に大出世できたのですか？

Question

春閑 · Accepted Answer

将軍秀忠の嫡子家光の乳母の最大の役目は、次期将軍の養育・勉学を担う重責だ。
家柄・学問、武家としての素養、そして徳川家将軍に相応しい心構えを仕込まなければならない。

その点、春日局の経歴は申し分ない。
①出自は美濃国守護代だった斉藤一族。
②父は明智光秀に従って山崎合戦で敗死したが、母方の親戚筋の公家三条家で育てられ、子供時代から十分な教育を受けている。
③嫁ぎ先の稲葉正成は、関ケ原の戦いでは小早川秀秋の重臣で、秀秋を東軍に寝返らせた大功をあげている。

これだけ好材料が揃っていれば、書類審査だけでもトップクラスの評価だろう。
面接も相当な高評価だったと思われる。
晩年のことではあるが、天皇に拝謁が許された非常に珍しい武家の女性のひとりだ。それだけでも相当なやり手であったことが窺われる。「春日局」という名もその時にもらったものだ。

kantansi · Answer

光秀を裏で操って信長を殺させたのが家康だったから。

head1192 · Answer

別の事例で説明する。

浅井長政が信長に滅ぼされたとき、妻と４人の子供も捕らえられた。

妻と３人の娘は許され生き延びた。
妻の「市」はその後柴田勝家の妻となり、自ら願って勝家と運命を共にした。
長女は秀吉の側妾「淀殿」である。
次女の「初」は京極高次の正室、三女の「江」は徳川秀忠の正室となった。

もう一人「万福丸」という子供がいた。
男の子。
この子は天正元年処刑された。
当時９歳。

武士の世界には平清盛の教訓があった。
清盛は源義朝を滅ぼすがその子たちには情けをかけた。
それがのちに頼朝の再起となり、平氏滅亡の原因となった。
男子は将来武将となり、自分の寝首を掻きに来る。
女子は奥に収まり、脅威とはならない。むしろ政略の切り札（政略結婚）にできる。
男子と女子では処遇がまるで違う、それが当たり前の時代だったのである。

akamegane3 · Answer

信長が本能寺で討たれてなければ家康の天下も無かった可能性もあり、家康にとっては恩人である可能性もあります。

クリスチャン · Answer

徳川家への復讐なのでは？

自分の家柄と教養を武器に、徳川家に乗り込み、実母　江に疎んじられていた

家光を育て、実権を握りたかった、上昇思考の女性なのでは？

3人の息子達も徳川家に仕えさせています。

EFA15EL · Answer

・家康は信長の「家臣」ではないので光秀は主君の仇ではない。
※実は生きていた光秀を「南光坊天海」として参謀にしていたという伝説もあるぐらいです。
・嫁ぎ先である稲葉正成は関ヶ原の戦いで東軍を勝利させた功労者（小早川を寝返らせた）である

この２つでしょうね。

なぜ、春日局は逆賊の明智光秀の重臣の娘でありながら、徳川家光の乳母に大出世できたのですか？

将軍秀忠の嫡子家光の乳母の最大の役目は、次期将軍の養育・勉学を担う重責だ。

光秀を裏で操って信長を殺させたのが家康だったから。

別の事例で説明する。

信長が本能寺で討たれてなければ家康の天下も無かった可能性もあり、家康にとっては恩人である可能性もあります。

徳川家への復讐なのでは？

・家康は信長の「家臣」ではないので光秀は主君の仇ではない。

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