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労働需要曲線が左にシフトした場合に労働市場で何が起こると考えられますか。実質賃金が伸縮的な場合と硬直的な場合のそれぞれについて教えてください。
また財・サービス市場にはどのような影響を与えますか?

A 回答 (1件)

通常の需給分析でよいのでは。

実質賃金を縦軸に、労働を横軸にとると、労働の需要曲線は右下がりの、の、労働の供給曲線は右上がりのの曲線であらわされ、両曲線の交点が労働需給の均衡をあらわす。いま、需要曲線が左にシフトすると、シフトした需要曲線は右上がりの供給曲線の、下方の部分で交わる。つまり、新しい均衡では実質賃金も雇用量も(当初の値とくらべて)低下する。これが実質賃金が伸縮的な場合の結果。
一方、実質賃金が硬直的なら、労働の需要曲線の左へのシフトしても、実質賃金は下がらない。左にシフトとした労働需要曲線と当初の実質賃金のところで雇用量が定まる。よって、(当初の均衡)とくらべると、雇用量は低下し、実質賃金は変わらない。実質賃金が伸縮的な場合と比べると、実質賃金はより高い(当初の実質賃金と変わらない)が、雇用量が大きく低下する。元の雇用量との差は「失業」、つまり、この賃金のもとで労働者が働きたくても働けない部分を表している。一方、実質賃金が伸縮的な場合は、「失業」はない。働きたい労働(労働供給量)はすべて雇用されているからだ。
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