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小説を書いて見ました。
小説風な文章を書いてみました。評価をよろしくお願いします。内容は事実であったり、事実でなかったりします。

       『 追跡 』
11月ある午後のことでした。1人の男が話しかけ、「別にいいよ。」と返事をした先に楽しい未来がありました。
外を吹く風に体を丸め、吐く息は白く消えていきそれでいて、澄んだ空は富士山をくっきりと写しだしていた頃です。暖かい教室で辺りは嵐のように騒いでいましたが私の頭には無音を貫いていました。予想を下回る点数に唖然として、必死に採点ミスを探していました。そして勉強をしなかった自分に後悔していました。先生が、「次回の授業は、旅行のプランを考えてもらいます。社会人になると時間が無いので今旅行できる人はした方がいいですよ。」こんな話が聞こえてきました。私は旅行どころではないと思っていましたが、隣から「卒業旅行行かない?」と聞こえたように感じました。すぐさま反応して「卒業旅行?」と聞き返してしまいました。「うん」と言われ「別にいいよ、どこにする?」と意思と反した言葉を口に出しました。ここからすべての始まりでした。Kの点数は良いとは言い切れません。しかし、私より圧倒的に優れていた部分がありました。過去を悔まず未来を楽しく生きようとする姿勢です。過去を悔やむ私を旅行という楽しみに誘ってくれたのです。私は目を覚ましました。過去を引きずっていてはいつまで経っても変わらない、楽しい未来を創造する必要がある、Kから教わった確かなことでした。よし、旅行しよう、とや思い立ちました。
平日の午後のことです。旅行好きな先生の直島旅行、池島旅行、軍艦島旅行など聴く度に耳が傾き、しまいにここへ行きたいと心を躍らせていました。しかし、先生の旅行場所は上級者向けで大人びており、財布も分厚くないため困難でした。初心者向きのところはどこであろうか、行き悩む日々を続けました。Kとも相談し、場所を決めないまま同じ部活のSを誘いました。おおらかな人柄で遠慮深くただ、自分を持っていてやる時はやる、時々ひょうきん者に変貌する、そんな彼は「うん、いいよ。行こう。」といつも通りの口調で応えてくれました。
11月末の放課後、Sは用事のため帰宅し私とKは誰も居ない図書室の扉を開けました。無音を貫いています。遠慮して端の席に荷物を置くと、目的の本棚を探し出し一心不乱に両手を動かしました。無音の室に本の擦れる音、開く音が響きました。「ないな。」小さくため息を着きました。旅行場所はすでに決まっていたようです。手元に無いものは寂しいので何冊か手に取り、席に座りました。紙や筆記具を広げ内容を煮詰め始めました。地図を広げ富士山を探し、「富士急あった!」と声を上げると楽しいひと時の始まりです。行きたい所に付箋をつけ「ここ行きたいけど遠いな」「そうだね、じゃあ諦めようか。」何気ない会話が無音の室に音楽を奏でていました。途中扉を開けた先生が近寄り「こんなに広げてどうしたの」と聞くものですから「旅行に行こうと計画していました。」と言うと「いいですね、旅行は計画している時が1番楽しいものですよ」と助言され、心では確かなことと共感し表では愛想笑いをしておりました。結局、決めきるに至らなかったですが、2時間と30分を刹那に感じました。無駄な時間とは思いません。
休日の午後、3人は吉祥寺のサイゼリアに腰掛けていました。来週には旅行プランの提出が迫っていたためです。じっくりと休みたい気持ちを抑えながらも3人は集まっていました。昼飯を終えると再び楽しいひと時の始まりです。1人ずつ行きたいところを告げるとより一層内容を深めました。途中無言もありましたが、内容をほぼ決めきることができました。外はすでに日が落ち明るく照らされた商店街に変貌しておりました。2人と別れバスに乗った私は静かに胸を躍らせていました。
3人で話し成熟させた旅行プランは間もなく行きたいほどよくできておりました。この旅行プランを握りしめ高校生活最後の至福のときを過ごすことになるのです。

A 回答 (6件)

面白いです。



最初からマニア受けのトリッキーな文学小説を狙って書いたのか、ただのド天然でこういう文章を書く人なのか、ある種の精神的な病気の症状によるものなのかは不明ですが。

つげ義春の「ねじ式」みたいなシュールな漫画の原作を読んでいるような気持ちになりました。このムードにふさわしい漫画がついたら、一般の人たちにもそれなりに人気が出るかもわかんないですね。

魅力なのは独特のレトリックです。言い回しのいちいちがレム睡眠の夢の中のようで、わけがわからないのだけど、ギリギリつながる感じもあり、非現実的な味わいがあります。

病的な印象が全体に強すぎるしリズムが悪いので、読み味はやはり、ガタガタしすぎ、あまりよくないですが、まあ、私みたいな一部の言語マニアは、それなりに面白がります。
乱暴な言葉やイメージが無いのも好感が持てました。気が狂っているにしろ、丁寧で上品なパジャマで夢遊している感じがします。

欠点は、総合的なストーリーやイメージには面白みが何もないことです。
言い回しだけで長く持たせられるほど、あなたの言い回しはこなれていないし、詩的でもないので、ストーリーがもっと面白くないとやはり、読むに耐えるものにはなりませんね。

ボキャブラリーも、ちょっと貧困すぎるかなあという気がします。
改行や誤字も気になりましたが、まあそこらへんは文章をたくさん書く経験を積めば次第に学習して改善されるのかなと思いました。

>私の頭には無音を貫いていました。
>聴く度に耳が傾き
>無音の室に本の擦れる音、開く音が響きました
>途中無言もありましたが、

無音や無言にこだわりがあるようですが、それはタイトルに反映されているほうがいいと思いました。「追跡」と言うタイトルに話の内容がマッチしていません。

あなたの年齢と現在の生活状況不明ですが、こういう文章をたくさん書くクセが今あるなら、現実の衣食住をおろそかにしている可能性がありますね。そこは注意してください。

ただ遊びで1回きり書いただけなら、まあ、これを大事にとっておき、10年後にもういちど読むと、あなた自身でもっと色々なことを感じ取ることが出来ると思います。
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この回答へのお礼

とても丁寧に評価して頂き有難うございます。

お礼日時:2020/02/15 22:37

小説と言うよりエッセイか日記のようなものですね。



改行が少ないことと、文頭が一文字開けてないことで、長文を読むのに疲れます。
そうなると流し読みになってしまい、
せっかくの内容や文体が掴みきれないまま終わってしまいます。

そうした部分を考慮してもう少し読みやすい文章に書き改めたらどうでしょうか。
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この回答へのお礼

参考にさせて頂きます。
有難うございます!

お礼日時:2020/02/21 11:44

長文の打ち込み


お疲れ様でした。
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この回答へのお礼

有難うございます!

お礼日時:2020/02/11 21:03

申し訳ないけど、正直にいいます。




読むに耐えません。


そもそも、小説を読んだことあるんかいな。

という感じをもちました。

ヒドいこといってごめんなさい。
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この回答へのお礼

正直に有難うございます。

お礼日時:2020/02/11 14:24

「~ました。

」を多用すると作文に見えてきます。
できれば文末は、なるべく似通った書き方をしない方が良いと思います。
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この回答へのお礼

有難うございます。
参考にさせて頂きます。

お礼日時:2020/02/10 16:55

「達意の文」という言葉を知っているだろうか。


自分の伝えたいと思ったことが、一読しただけで読者にあやまたず伝わる文章である。

小説とはエンターティメントである。
読者に頭を使わせてはいけない。
少なくとも、読むうえで二度も三度も読み返させてはいけない。

冒頭2文目を例に挙げる。

>1人の男が話しかけ、「別にいいよ。」と返事をした先に楽しい未来がありました。

まず、読者は「どんな話しかけに対して『別にいいよ。』と答えたのか?」が引っかかり、二度以上読み返すこととなる。
次に、「誰が『別にいいよ。』と答えたのか?」が一読でわからず、やはり読み返すこととなる。

ある言葉を使うなら、その言葉を成り立たせている背景を、事前に何らかの形で読者に想起させておかなければならない。
また、この短い一文の中に読者を読み返させる要素が二つもあるようでは、達意の文とは言えない。

もう一つ、文章のリズムが悪い。
読みやすさの上で、リズムの良さは非常に重要な要素である。
俳句などでは「五七五」が原型となって韻文が展開されるが、それはこの字数に当てはめた時が、人間の潜在意識の波長とちょうど合うからである。

散文と言えども、こういう要素は無視してはいけない。
たとえば「七五調のリズム」というのがある。
「海賊王に俺はなる」
というリズムである。

以上のことを考えれば、冒頭2文目はこのままでは収められない。
たとえば
「あてどもなく街をさまよい歩いていると、一人の男が近づいてきてこう問いかけた。
 『○○』
 私は深く考えることもなく
 『別にいいよ』
 と答えた。
 その時は、日々起こるありふれた現象の一つ過ぎないと思っていた。
 私の答えがあんな劇的な未来をもたらすとは、全く想像もつかなかった。」
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この回答へのお礼

ご丁寧に有難うございます。
とても参考になります。
まだ、問題点がありましたら教えて頂けると嬉しいです。

お礼日時:2020/02/10 16:44

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