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金属材や陶器材(セラミックス)、樹脂材の銃は存在するのに、木製の銃がないのはなぜですか?

強度的理由でしょうか。

強度が高い鉄刀木や黒檀などの良質の木材は、大量にあると仮定します。

A 回答 (11件中1~10件)

戦国時代、四国、伊予の国、河野氏。

瀬戸内海を進む船に向かって、竹を組み合わせた大砲を撃ったそうです。何発連続で打てたかとか、飛距離は、とか命中率は、とかは知りません。とにかく大砲の始まりです。鉄砲より先に竹で大砲が作られたのは驚きです。因みに、たぶん(たいほう)とは呼ばず、(おおづつ)だったでしょう。
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『銃』は『飛び道具』というカテゴリの殺傷兵器です。


ですから、『殺傷能力』が最重要事項です。

『飛び道具』の『殺傷能力』を高める要素は何でしょう。
それは『弾』の『運動エネルギー』です。

例えば、ピンポン玉をどんなに速い速度で打ち出しても100メートル先の目標には到達することはできません。
10メートル先の人にでさえ、当てることは出来ても、傷つけることはできません。
これは、発射したときに弾に与えた運動エネルギーが途中で空気に奪われてしまっているからです。

しかし、同じエネルギーを直径5ミリの鉛の弾に与えたらどうでしょう。
姿が小さいので空気抵抗が小さく、打ち出した時の速度と大して違わない速度で100m先の標的に到達するでしょう。
そのような速度なら人体を傷つけることが可能です。
これが『銃』がやりたいことです。

それを実現するのに『銃』が満足しなければならないことは何でしょう。

それは、鉛の弾のような重い物体に高い打出し速度を与えることです。
このように銃は重い物体を扱いますから、それよりも固いものでないと、打ち出したい方向に仕向けることができません。

また、高い打出し速度を実現するには、火薬を使った高温高圧のガスで打ち出すのが理にかなってます。
銃が高温高圧で壊れないようにするには、銃はそれに耐える硬い金属でなければいけないのです。
高温高圧に耐えるという意味では『石』で重心を作ってはどうかと言う選択肢も考えられます。
しかし、弾の発射時には瞬間的に銃身内で弾を押し出す圧力が上がります。
石のようなもろい物質ではそのような場合は砕けてしまいます。
そのような条件に対しては『金属』のような粘り気のある物質が適切なのです。

銃が金属であるというのはこんな理由と思います。
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木材は強度が鉄並みでも銃身には向かない素材ですね。



理由は「熱伝導率が著しく低いから」です。
発砲の衝撃に耐えられる強度がある木材だとしても、連続発砲すると銃身(砲身)が加熱していきます。
金属製の銃身はヒートシンクを付けることで連続射撃ができるようにしてあるものも多いです。

樹脂製の銃で銃身まで樹脂のものはありますが、あれは「荷物検査などを潜り抜けたい」という特殊用途なので、何発も撃てるものではありません。
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日本の戦国時代、木製の大砲が作られた


ことがあります。

一発撃つと、ダメになったそうです。

だから、作ろうと思えば可能なんでしょうね。

ただ、使い捨てになると思います。

これが、今現在製造されていない理由だと
思われます。




炭素繊維とかでも同じ理由でしょうか。
 ↑
プラスチック拳銃があるんですから
炭素繊維なら可能だと思います。
しかし、あれは軽いので使いづらいんで
ないですか。
値段も高そうだし。



また、コスト度外視で多結晶ダイアモンド(金剛石)で構築するとどうでしょうか。
   ↑
粉末にして、型を作り、焼結する、という
技法を使えば、製造は可能かもしれません。

大きなダイヤを加工するなんてのは、
費用も時間も掛かりすぎます。

そもそもダイヤは硬いですが、脆いし、熱に
弱いので、出来たとしても使い捨てに
なると思います。
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この回答へのお礼

ありがとう

ご回答ありがとうございました。

確かに、焼結冶金という方法での製造はできそうですね。

単結晶ダイアモンドであれば、脆いので割れますが、多結晶ダイアモンドは靱性があり、中々割れない物理的性質を持っています。

お礼日時:2020/02/18 07:49

木製の銃とは銃身が木製ということでしょうか、であれば、鉄木などの硬い木を使って、金属環で締めて火薬の爆発に耐えられたとしても焦げるし、摩擦で容易にすり減るので数発撃てばグルーピングが悪化して使い物になりません。


まあ、散弾銃のようなライフリングの無い銃やロケットランチャーで使い捨てなら何回かは使えると思いますが。
でも、銃身が陶器や樹脂の銃って、ありますか。

フレームなどが木製のものはあります、精密射撃の競技銃はほとんどフレームやグリップが木です。競技者が手に合わせて削ってカスタマイズするので、木じゃないと困るのです。
なお、エアーライフル競技であれば、木製銃身でもいけるかも。
https://www.mizuno.jp/contents/hakkentai/rule_tr …

ビームライフルなら発行部とレンズ以外、ほぼ木製で行けますね、任天堂の光線銃SPはプラ製でした(光線銃カスタムで金属製になった)、事実上。銃の形をした懐中電灯でしたから。
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発明と技術改良の歴史的に、強度が高い鉄刀木や黒檀などの良質の木材は、大量に地球上に存在したことがないからですよ。


存在しない理由を仮定で語ってもなぜの答えはありません。作れなくはないけど作らなかった。
そもそも熱や乾燥で精度が狂う材料で銃を作ったら暴発しますので、製作者が撃ちたがらないので試作や企画しません。
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この回答へのお礼

ありがとう

ご回答ありがとうございました。

多元宇宙には、我々が希少としている黒檀や鉄刀木が林立している宇宙・惑星が存在するかもしれませんね。

作らざるを得ない事態ではないから、わざわざ木製で作らないと言う意味ですよね。

お礼日時:2020/02/18 00:47

>>金属材や陶器材(セラミックス)、樹脂材の銃は存在するのに、



最近の拳銃は、フレームやマガジンなどが樹脂製なっているものが増えています。
ですが、樹脂製フレームのように見えても、その内部には金属フレームが埋まっていたりします。
また、当然ですが銃身やスライド、ハンマー、ファイアリングピンなどの重要部品は金属製です。

火薬の爆発圧力は大きいので、圧力がかからないグリップなどは木製で作れても、銃身を作るのは不可能だし、主要部品には小さなパーツ、細くて長いパーツも多いので、いくら堅い木や樹脂でも使えませんね。

昔は、金属製(亜鉛合金)の銃身分離型モデルガン(拳銃)が売られていたのですが、「改造がしやすい」ってことで販売できなくなりました。
でも素材を樹脂にすることで、そのタイプのモデルガンでも現在、製造・販売が許可されています。

さらに昔を振り返れば、亜鉛合金よりも強い真鍮製のホンモノそっくりな内部構造のモデルガンも販売されていたことがあったのですが、あっというまに「販売禁止!」になってしまいました・・・。
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発砲した時の熱に耐えられないでしょう。


何度も使えば炭化してもろくなります
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この回答へのお礼

助かりました

ご回答ありがとうございました。

煤を吹き付けて炭化を防止する技術がありますが、
それを利用して活かせないですかね。

お礼日時:2020/02/18 00:49

要は大量生産が出来にくいという事ですね。



クレー射撃の高級品のじゆう殆ど木製です。
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① 弾丸を撃ち出す時の反動に耐えられる


② 火薬の爆発に耐えられる
③ 筒にライフリグを切る事ができる。
④ 耐久性があって腐食しない
という条件を満たさないです。
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