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時々類似の質問を目にします。
 自分の行動などに「ご」をつけるのはおかしいのでは、といった質問も目にします。
 この問題は動詞の「ご質問する」と名詞の「ご質問」を分けて考えるほうがわかりやすいと思います。

「ご質問する」は、「お/ご〜する」という謙譲語の基本形に「質問する」を入れたものでしょう。ごくフツーの謙譲語です。
 問題は「(私の)ご質問」です。どう考えればよいのでしょうか。

質問者からの補足コメント

  • 【補足1】
     敬語に関する名著として知られる『敬語再入門』のなかに、下記の記述があります。デアル体で失礼します。

    【引用部】
     なお、一つの語がいくつかの用法をもつ場合もあります。§48では、「お手紙」のように尊敬語・謙譲語I両方の用法をもつ主な語をリストしましたが、その中でも「おみやげ」などは、「先生からのおみやげ」(尊敬語)・「先生へのおみやげ」(謙譲語I)のほか「子どもへのおみやげ」のように美化語としても使います(あるいは、初めの二つも美化語と見てしまったほうがよいのかもしれません)。(P.124)


     ↑に従うなら、
    「先生からの(私への)ご質問」の「ご」は尊敬語
    「先生への(私からの)ご質問」の「ご」は謙譲語(I)
     になりそうな気がします。
     子供向け番組で「全国の子供たちから、たくさんのご質問が来ています」とMCが言うなら、尊敬語と言うより美化語でしょうか。

      補足日時:2020/02/22 17:37
  • コメントありがとうございます。
     またやってしまった(泣)。

     No.5へのお礼をNo.6に書いてしまいました。申し訳ございません。
     No.6へのお礼は長くなりそうなので改めます。

    「敬語の指針」は有力な資料ですが、いろいろ不満も感じます。
    〈4 自分側に「お・御」を付ける問題〉の記述もそのひとつです。
     おそらく、「ご質問をしたい」「ご相談をしたい」は、「敬語の指針」にある「(山田さんに)御説明をしたい。」とほぼ同様だと思います。
     これは「(私の)ご質問」を立てているのではなく、「〜に」(「山田さんに」など)を立てている表現ではないかと。このあたりも『敬語再入門』では詳細に解説されています。

    No.5の回答に寄せられた補足コメントです。 補足日時:2020/02/23 12:45
  • 【補足2】

     この問題を考え始めたキッカケは下記の質問です。
     興味のある方はご参照ください。
    【ご質問?ご相談?】2020/02/12 
    https://oshiete.goo.ne.jp/qa/11484313.html

      補足日時:2020/02/24 16:35
  • 現段階の考えです。
     おかげさまで、かなり進むことができた気がします。
    【【ご相談する ご質問する 私のご相談 私のご質問 goo】〈2〉】
    https://ameblo.jp/kuroracco/entry-12577787176.html

     やはり「ご質問」に関しては、「敬語の指針」を読んでも解決しない気がします。
     自分でもいろいろ考えたのですが、No.6のコメントの簡明さにはかなわない気がします。

      補足日時:2020/02/26 21:16

A 回答 (10件)

単純に、


「ご質問します」と言える文脈なら「(私の) ご質問」も言えると思いますが違うのでしょうか。そうではない例が何かありますか。
少なくとも、「ご質問します」と言えるなら「ご質問をします」も言えますよね。
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この回答へのお礼

コメントありがとうございます。
 そっ、そうか(汗)。

>少なくとも、「ご質問します」と言えるなら「ご質問をします」も言えますよね。
 そのシンプルな考え方は、意外に盲点かも。
 うーむ。

お礼日時:2020/02/24 16:33

#9です。



>コメントの意図が不明なので、返信は控えます。

それはどうも失礼しました。
端折りすぎましたかね。
では、切り口を変えてみましょう。
率直に申し上げると、下記のような疑問が湧いたということです。

>>・ここに(私の)ご質問の一覧が記載されています。
 これは場合によるような。
「ここに(私から総理への)ご質問の一覧が記載されています。」
 と考えれば、さほどおかしくないのでは。

そうでしょうね。

※・先ほどの(私のあなたへの)ご質問に関連して若干補足をします。
という意図で使うことはできる。※
とすでに述べたとおりです。

また、すぐ下に続けて、
※しかし、あるデータの一覧を提示しつつ、
・ここに(私の)ご質問の一覧が記載されています。
のような使い方は不自然。※
とも述べています。
これを、【(私のあなたへの)という意図が無い場合】の例として挙げたのは、文脈上明らかだと思うわけですが読み取りづらかったですかね。

いや、なぜこうしたことを言うかというと、
『 これは場合によるような。』というご発言が出てきたのはなぜなのか???
と違和感を覚えたものですから。
《あくまで話者の意図やシチュエーションに次第でどちらの表現もあり得る。》
と私は述べていますし、それに対して、
『 当然のことです。』とご自身も応じてもおられるわけで。
つまり、『場合による』ことを前提に論が進んでいるところに、急に『 これは場合によるような。』が出てきたので、何か私がご質問の趣旨を取り違えていたのかな・・・と疑問に思ったということです。
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#8です。



> 問題は「(私の)ご質問」です。どう考えればよいのでしょうか。

という提題は、

 問題は「(私の)ご質問をします」です。どう考えればよいのでしょうか。

という意味だったのですか?
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この回答へのお礼

コメントの意図が不明なので、返信は控えます。

お礼日時:2020/03/01 21:38

謙譲語1の定義を正確に把握することから始めることが大事かと。



謙譲語Ⅰ
自分側から相手側又は第三者に向かう行為・ものごとなどについて,その向かう先の人物を立てて述べるもの。(<敬語の指針>18ページ)
https://www.bunka.go.jp/seisaku/bunkashingikai/s …

敬語は話者の意志によって、使用するか否かが決定される。
質問するという自らの行為が、総理に向かっているものであることを示すことによって、その向かう先(=総理)に敬意を払っていることを伝えたい場合には、

・総理にご質問します。

のように表現する。
特にその意図が無い場合には、

・総理に質問します。

となる。
あくまで話者の意図やシチュエーションに次第でどちらの表現もあり得る。

提題の「(私の)ご質問」という名詞の場合も同様です。
たとえば、

・先ほどの(私のあなたへの)ご質問に関連して若干補足をします。

という意図で使うことはできる。
しかし、あるデータの一覧を提示しつつ、

・ここに(私の)ご質問の一覧が記載されています。

のような使い方は不自然。
「質問」が相手側に向かっているとは言えないシチュエーションだからです。

>どう考えればよいのでしょうか。

「ご質問する」「(私の)ご質問」は、それぞれ謙譲語1として適切な場合と、不適切な場合がある。
後者の場合、名詞扱いになるため、「質問」という自らの行為が相手側に向かっていないシチュエーションで使われる機会が前者に比べて多いと推測可能だ。
よって、前者に比べて不自然な表現になる確率が高い。
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この回答へのお礼

コメントありがとうございます。

 適切な敬語表現であっても、敬語が不要の相手(「場」もありそうです)に対して用いれば不適切になることがある……それは敬語の話をする大前提でしょう。
 問題は、適切な敬語表現を〈完全な誤り、皮肉の表現〉でしかないなどと、決めつける●●がいることです。

>あくまで話者の意図やシチュエーションに次第でどちらの表現もあり得る。
 当然のことです。

>・ここに(私の)ご質問の一覧が記載されています。
 これは場合によるような。
「ここに(私から総理への)ご質問の一覧が記載されています。」
 と考えれば、さほどおかしくなのでは。

>よって、前者に比べて不自然な表現になる確率が高い。
 そのとおりでしょうね。でも〈完全な誤り、皮肉の表現〉などと断言すると異次元のSF敬語になります。もしかすると、それ以下の単なる●●かもしれません。

 で、どういうときに不自然でなくなるかは、補足に書いた「現段階の考え」のとおりでは。

お礼日時:2020/02/29 17:13

話者自身の行動、行為に敬語を付けるのは誤りです。



相手の行為であれば、

(あなたの、視聴者からの)ご質門にはお応え致しかねます。

のように敬意を表わす接頭語「ご」を使用できます。

「ご質問します」は完全な誤り、皮肉の表現でしかなく、自分の質問の場合、丁寧形では、

質問です。
質問します。
質問があります。

敬意を表わすのであれば、

質問致します。
質問させていただきます。

になります。普通は、

質問!

です。■
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自分の行為が向かう先を立てる場合は「お・ご」を付けます。


「(貴方のご質問に、私が)お答えいたします」
「(ご出席の皆様に、私が)ご挨拶いたします」

このような場合、「お・ご」を付けないとぞんざいな印象を与えます。


自分の行為が向かう先を立てることになるかどうか。
「(私の)ご質問」は自分を立てている表現になるかと思います。

『敬語の指針』 (平成19年2月2日、文化審議会答申)
https://www.bunka.go.jp/seisaku/bunkashingikai/k …
-------------
第3章 敬語の具体的な使い方
第2 敬語の適切な選び方
4 自分側に「お・御」を付ける問題
【16】 自分のことに「お」や「御」を付けてはいけないと習ったような気がするが,「お待ちしています」や「御説明をしたいのですが」などと言うときに,自分の動作なのに,「お」や「御」を付けるのは,おかしくないのだろうか。
これは,どう考えれば良いのだろうか。
【解説】
 自分側の動作やものごとなどにも,「お」や「御」を付けることはある。自分の動作やものごとでも,それが<向かう先>を立てる場合であれば,謙譲語Ⅰとして,「(先生を)お待ちする。」「(山田さんに)御説明をしたい。」など,「お」や「御」を付けることには全く問題がない。また「私のお菓子」など,美化語として用いる場合もある。
 「お」や「御」を自分のことに付けてはいけないのは,例えば,「私のお考え」「私の御旅行」など,自分側の動作やものごとを立ててしまう場合である。この場合は,結果として,自分側に尊敬語を用いてしまう誤用となる。
-------------

この答申をもとにした動画があります。敬語の基本を知らない新入社員の教育に使える。
「敬語おもしろ相談室」(文化庁)
https://www.bunka.go.jp/seisaku/kokugo_nihongo/k …
この回答への補足あり
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この回答へのお礼

コメントありがとうございます。

>申し訳ないという気持を謙譲語で表現しているものと思います
「申し訳ない」「お手数をおかけします」ということなのでしょう。

「ご相談をしたいのですが」も同様です。
「ご説明を(いた)します」も近いような。

「補足」もご確認いただければ幸いです。

お礼日時:2020/02/23 12:12

>問題は「(私の)ご質問」です。



不自然ではないと思います。私が質問すれば回答者を悩ませることになります。申し訳ないという気持を謙譲語で表現しているものと思います。
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この回答へのお礼

コメントありがとうございます。

>申し訳ないという気持を謙譲語で表現しているものと思います
「申し訳ない」「お手数をおかけします」ということなのでしょう。

「ご相談をしたいのですが」も同様です。
「ご説明を(いた)します」も近いような。

「補足」もご確認いただければ幸いです。

お礼日時:2020/02/23 12:39

>「お/ご〜する」という謙譲語の基本形に


これだけでの、決めつけで、すべてに当てはめようとすると、落とし穴があるだけです。
TPOに合わせる、必要があるだけ?。
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この回答へのお礼

コメントありがとうございます。

>TPOに合わせる、必要があるだけ?。
 それはそのとおりでしょうが、具体例はありませんか。

「補足」もご確認いただければ幸いです。

お礼日時:2020/02/23 12:10

「ご質問する」の形になってこその謙譲語です。

「私のご質問」では言葉が不足です。
「ご質問する」もギリギリの感じですから。「あなたのご質問に対する私のご回答は…」では、「何だこれ?」です。国会議員の先生方も、これだけは身についているようです。
「ご質問します。」「ご質問いたします。」までですね。
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この回答へのお礼

コメントありがとうございます。

>「ご質問する」の形になってこその謙譲語です。「私のご質問」では言葉が不足です。
「補足」をご確認いただければ幸いです。

>「ご質問する」もギリギリの感じですから。
 たしかに敬度は低いですね。
 ただ、『敬語再入門』などを見ても、これを基本形にしています。
「ご質問します」
「ご質問いたします」
「ご質問申し上げます」くらいの順で敬度が高くなるとか。
「ご質問させていただきます」はどこに入りますかね。

お礼日時:2020/02/23 12:08

「私のご質問に回答してください」は、「ご」の使い方が間違っています。



「私がご質問する時は、回答してください」も間違いです。
全然謙譲になっていません。
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この回答へのお礼

コメントありがとうございます。

>「私のご質問に回答してください」は、「ご」の使い方が間違っています。
>「私がご質問する時は、回答してください」も間違いです。
 間違っているとまで言えるか否かは不明ですが、一般には不適切でしょうね。
 ご質問があるので、のちほどご連絡させていただいてもよろしいですか、ならどうでしょう。

「補足」もご確認いただければ幸いです。

お礼日時:2020/02/23 12:05

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