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回折格子についての質問です。
下の写真を見ると、平行に光が進んでいったら、干渉しないように思えるのですが、d sinθ=mλって成り立つのですか?

「回折格子についての質問です。 下の写真を」の質問画像

A 回答 (3件)

完全に平行なら、確かに平行線は1点で交わることはありませんから、厳密には平行ではありませんよ。


画像のそれぞれの溝から出た光は右側のスクリーンなどの1点に集まりますから、画像に書かれたθは実際には異なる角度のはずです

ただしdや干渉縞の間隔にくらべてスクリーンまでの距離が十分に長いので、θと書かれた角度はいずれも極めて小さい(0に非常に近い角度)と言うことになります

そして、スクリーンまでの距離が十分長いということから、各溝から出た光線はほぼ平行・きわめて平行に近い ということになります
このため「完全な平行光線である」と近似して考えることができるので 、その結果が干渉条件:d sinθ=mλです
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2020/03/11 19:30

「光の回折」という現象をきちんと学んでください。


「光が平行に直進するだけ」なら、ふつうの「空気中」や「鏡での反射」と同じですから、おっしゃる通り何も起こりません。
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一点に交わるか、ではなく、スクリーン上で位相が揃うか揃わないか(その場合は、打ち消しあって波(光)が消える)が条件なので、考え方が根本的に違います。


平行に進んでも、入射光と像の『大きさ』は同じことにご注意ください。

スクリーンが回折格子から見て「どの角度の前方にあるか」が問題なんです>真正面は0次光でそのまま全部、θずれるごとに1次光・2次光・・・・でその特定の波長だけがスクリーンもしくは検出器に届く(他の波長は消されちゃう)。
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