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清の時代(或いは現代でも)子供の国籍はその母親の国籍に準じるのでしょうか?

「わが祖国、中国の悲惨な真実」(陳恵運著)で、次のように述べています。
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台湾をオランダから獲得した鄭成功は、母親が日本人なので、鄭の国籍は日本である。
中国の国籍の慣例は、母親に準じる。
更に、父親が清に降参したために、親子の縁を切っている。
よって、台湾は中国のものではない。
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国籍が母親に準じるとは、世界から見て異例だと思いますが、本当でしょうか?

何か証拠になる資料はありませんでしょうか?

「清の時代(或いは現代でも)子供の国籍はそ」の質問画像

質問者からの補足コメント

  • ここでは、国籍は厳密に考えなくて、要は鄭成功は、清人か日本人かということだと思います。

    それによって、台湾の帰属が異なるからです。

      補足日時:2020/03/27 00:54

A 回答 (2件)

>清の時代(或いは現代でも)子供の国籍はその母親の国籍に準じるのでしょうか?



残念ながらその質問に答えられる知識は持っていませんが、少なくとも歴代の中国では
生まれた子供の姓は父親の方を名乗っています。この慣習は現在でもそうであり
もちろん母方の姓も名乗れますが、特に理由がなければ、日本同様父親の方を名乗るケースが多いです。
にもかかわらず、母親の国籍に準じたというのはどうなのでしょうか。

>要は鄭成功は、清人か日本人かということだと思います。

鄭成功を日本人だと思っている日本人も台湾人もいないでしょう。

>それによって、台湾の帰属が異なるからです。

そもそも中国の歴代政権は台湾を統治したことはありません。
台湾に漢人が行き始めたのは明代初頭です。大陸の犯罪者(政治犯を含む)が台湾に逃げ込むと
追いかけて捕まえるようなことはしませんでした。
明治時代、宮古島住民が台湾に漂着し、台湾先住民がその人々を殺害したとして
日本政府は当時台湾を統治していたと思われていた清朝政府に殺害に関わった人々への処罰を求めたところ
清朝政府は台湾を化外の地であるとして日本政府の要求を断り、やむなく日本政府が台湾に派兵したことがあります。
(台湾出兵)化外の地とは中華の文化の外にあることを意味し、清国ではないと言ったに等しいですが
この事件で清国は日本に賠償金を支払っているので、その意味では自国の領地であるという意識もあったと考えられます。

その後台湾は日清戦争の結果日本に割譲され、およそ50年日本の統治下にありましたが
大東亜戦争で日本の敗戦により、サンフランシスコ平和条約で日本は台湾を放棄しましたが、その帰属先は決まっていません。
中華人民共和国(中国)はこれまで台湾を統治したことはありません。
もともと日本に居たり日本に逃げ込んだ台湾独立派は毛沢東の言葉である「没有調査就没有発言権(調査なくして発言権なし)」
を引用し、中国に台湾を云々する資格はないと罵ったところ、60年代末から申し訳程度に台湾の天気予報をするようになりました。

このように、中国に台湾の領有を主張する資格は一切ありません。
台湾を領有するのは実際に70年以上台湾を統治してきた、現在「中華民国」を名乗る台湾政府のみです。
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この回答へのお礼

多分、中国で子供が母親の国籍を受け継ぐというのは、著者の間違いでしょうね。

台湾の領有権について、種々の面から述べられて良く解りました。

大変有難うございました。

お礼日時:2020/03/27 17:19

その時代の「国籍」ってなんだろう.



そこを決めないで論ずる意味はないと思うよ.
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