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源義経の恋人である静御前は有名ですが、
正妻である女性については殆ど記述を見かけません。

いくつか調べてみたのですが、ほとんどが河越太郎重頼の娘としか書かれていませんでした。

今回の大河ドラマ「義経」では良子という名前になっていましたが、これは正しいのでしょうか?
河越太郎重頼の娘の名前は現存する資料には残されていないのでしょうか?

よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

回答者は全くの素人ですが、目下確かなところは「河越太郎重頼の娘」だけだと思います。

(素人に断言されても嬉しくないでしょうが(^_^;))

お読みになったかもしれませんが、わたしの手元に「源義経」(五味文彦・岩波新書)があります。ここでも名前には触れられていません。これは2004年10月発行であり、かなり新しい著作になります。永井さんの著作が書かれた時代から特に新しい発見もなく、そのまま来ているのだと思います。
わたしが読んだ何冊かの本も名前を載せていません。資料は現行、無いと言っていいでしょう。もし可能性があるとしたら、新しい史料か、または誰か研究者が(一見関係のなさそうな史料を)丁寧に読み解いて、実はこの「○子」が河越重頼の娘であった!と「発見」するしか名前が判明することはないのではないでしょうか。

義経はかなり早くから物語として語られることが多い存在ですが、基本的に物語を根拠として史実としての名前にするのはちょっと信憑性に欠けると思います。
物語の性質上、人物には名前が必要です。名無しというわけにはいきませんからね。そうするととにかく何でもいいからつけるということも当然行われた可能性があるわけです。作者が直接知っていた可能性が高いのなら、もちろん信憑性も高まりますが、源平盛衰記も成立年代が南北朝に下るという説もあるそうですし、そういうアドバンテージはないのではないかという気もします。

ちなみに良子は仮名(?)だと思います。やはり名無しというわけにはいかず……。物語も大変ですね。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

そうですね、最近の義経関係の本を見ても河越太郎重頼の娘としか書かれていないことから、やはり現在では名前はわからないというのが濃厚でしょう。

探していて見つかった名前はどれも物語のために付けられた名前のようですし、やはりその作品に登場させるための仮名のようです。

お礼日時:2005/01/11 04:15

http://www.alpha-net.ne.jp/users2/kwg1840/kawago …

『源平盛衰記』に郷御前とある女で、静より一年早く、頼朝の命令で義経の妻となった。武蔵の国の有力御家人・河越重頼の娘で、頼朝の乳母である比企尼の孫娘にあたる。

と書かれていますが、どうなんでしょうね?
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http://www.alpha-net.ne.jp/users2/kwg1840/kawago …

『源平盛衰記』に郷御前とある女で、静より一年早く、頼朝の命令で義経の妻となった。武蔵の国の有力御家人・河越重頼の娘で、頼朝の乳母である比企尼の孫娘にあたる。

と書かれていますが、どうなんでしょうね?
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この回答へのお礼

記してくださったリンク先はとても参考になりました。
なるほど、源平盛衰記では郷御前と記されているのですね。
確か源平盛衰記は鎌倉時代に書かれたものだったはずなので(軍記物ですが)資料としての価値は高そうです。

ただ、同じページの「日本史にみる 女の愛と生き方」の永井路子さんが、彼女の本名はわからないと書かれているのも気になりますので、もう少し調べてみます。
ありがとうございました。

**************
資料などではなく、近年に書かれた文学作品などで、こういう名前で登場していた、という情報でもかまわないので、みなさんよろしくお願いします。

お礼日時:2005/01/08 02:54

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