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消防の査察時に、物置でつながっているとして物置を撤去するか
物置に感知器を設置して両方の警報盤に接続して出火した際には
2つのビルで警報が鳴るようにと指導を受けました。
2つのビルが物置でつながっているので一つの建物としてみなすとの
事だそうです。

相談で、物置の屋根の部分だけ10cmほど開ければいいと言われました。
壁・床・アルミドアは付いたままで良いと言います。
物置は幅1.5m奥行7m高さ3mなので改修工事費用は高くて躊躇しています。

感知器を設置する費用は見積もりを取っていないので解らないですが
どうなんでしょうか?ワイヤレスの感知器でそれぞれの警報盤に
接続可能なのでしょうか?可能だとすると低費用で設置できると
思うのですが。

2つのデルは鉄筋コンクリート造で、間にはドアなどなく往来は出来ません。
物置の出入りは表からでそれぞれのビルには出入りは出来ません。
それでも1つのビルとみられるのでしょうか?

A 回答 (5件)

専門家です。



>それでも1つのビルとみられるのでしょうか?
はい、両方に接続しているなら接続しているビルの両方を「一つのビル」と見做します。これはたとえば学校の渡り廊下なども同じで、屋根が両方の校舎に接続しているなら一つのビルとして扱います。

なぜそうなるかというと「モノで接続されているとすぐに延焼するから」で、もし物置が発火点になれば両方ビルに同時に延焼していく可能性もあるからです。

で、問題は「どちらか片方の火災報知設備しか接続されていない」なら、火報が接続されていないビルのほうは火災の発見が遅れることになります。その場合、逃げ遅れて犠牲になる人もでてくるかもしれないので「一つのビル」と見做すことで「建物全部に火災報知機を付けて火災を感知する」と言うことができるようになるわけです。

なので
>物置に感知器を設置して両方の警報盤に接続して出火した際には、2つのビルで警報が鳴るようにと指導を受けました。
というのは専門的な見地からは妥当だと思います。

>ワイヤレスの感知器でそれぞれの警報盤に接続可能なのでしょうか?可能だとすると低費用で設置できると思うのですが。

できません。ビルに設置されている自動火災報知設備というのは、電池で動く住宅用火災警報器とは全く別物です。そして電波式もあるのはあるのですが、受信装置だけで20万円ぐらいするので、両方のビルにつけたら40万円、それ以外の工事や消防への届出書類作成などものすごく高くなるでしょう。

感知器をつけるとすれば有線式のほうが安いです。感知器自体は熱式なら数千円、煙式なら3万円ぐらい、配線工事などは建物を見ないと分かりませんが、届出書類を含めても、片方20万円はいかないと思います(配線ルートによっては数万で出来るでしょう)

たぶん一番安いのは物置を撤去することです。それができないなら天井を10cm開放する工事と感知器工事のどちらが安いか、しかないです。

放置した場合、消防の指導がだんだん厳しくなって、数年後だと思いますが、いずれ建物の使用禁止命令がでるでしょう。もしその間に火災が起き、物置があるせいで隣のビルに燃え移ったら、重失火罪もあり得るかなり厳しい処罰になるでしょう。火災になる可能性は低いでしょうが、放置するリスクは大きいです。
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この回答へのお礼

phj さん

有難うございます。
一つの建物と見做しますとのアドバイスを基本に考えて無駄に抵抗せず、
相談というスタンスで消防署に行ってきました。
指示された工事は、現在コロナウイスの対応で家賃の値引き等があり
大変なのでしばらく猶予してもらえないかのお願いも同時にしました。

その際に再度、防火構造の建物同士で往来できないのに・・と
聞きましたが最初の通りの返事でしたのでキッパリとあきらめて
感知器の設置と報知器への接続を具体的に聞くと、それだけでは
済まず、放送設備も収容人数の数にも規制があり放送設備が必要に
なれば大事になりますので工事の方が安価ですとアドバイスが
ありました。

物置の屋根の分離については最初の相談通り10cm位離せばOKで
ドアや床は目をつぶることは再度確認しました。
工事関係者から屋根の分離で2つのビルの間に立てた物置ですので
屋根を支える支柱がありその支柱を利用出来たら(両方の)
助かるのですが言われていたので、屋根は分離しますが何とか
支柱は利用させてくださいとお願いしましたら、OKが取れました。
消防署側は2人で相談を受け付けており、こちらも娘と2人で
伺い4名がその場で確認しました。

対応が甘いのではとの他の方の指摘がありますが、30年以上も注意せず
放置したことや、一つの建物と見做すのなら2つのビルに指導が
入っていれば昨年の大改修の際にきちんと対応したもので
施工していましたと話しました。私のビルには指導が一度も
ありませんでした。
消防署でも苦肉の策ではないかと思うので有難く指導を
受け入れて工事しようと決めました。

ちなみに物置の解体には30万円程かかり、再構築に70万円
分離にはいくらかかるか?この時期に痛いです。

お礼日時:2020/04/24 13:51

no3さんの言われる通りですね。


解体が一番厄介さがありません。
煙感知器設置しても耐熱電線引っ張って
建物貫通させて両方の火報盤いじって
なんてやってる方がお金掛かりますよ。
それに最近消防用設備の定期点検も煩いですから
今後ずっと点検箇所が増え=コスト増につながります。
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この回答へのお礼

有難うございます。
収容人数が規定を超えていれば、放送設備も義務づけられそうで
たいそう高価な工事になるので、分離工事にしようと考えています。

お礼日時:2020/04/24 19:11

消防法なんてええ加減やから、アウトです。


たとえば、段ボール(可燃物)は法令で上限が定められていますが、実際に上限を確認するわけではありません。
「多くないですか?」と、指摘されたら、もう置けないと思った方が良いぐらいです。

>10cmほど開ければいいと言われました
通常、こんなことを言うのは珍しいです。
認めたことになるので、普通は具体的な指示を出さないですね。
「10cm以上開けて下さい」→「15cm開けました」→「ここが問題です」
てな感じで際限ない感じがするけど…

と、税務署はどうなの?
それだと棟続きで建屋面積を多く計算されて、追徴税は起きないのかな?
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この回答へのお礼

有難うございます。
税務署ではなく市役所の固定資産税課が関係してくると思われますが
一つの建物とは見做さないのでしょう。

お礼日時:2020/04/24 19:08

そんな甘い消防署の指導はホントでしょうか。



2つのビルの間は1mの間隔をあけ、火災発生時にそこを通って人が避難したり、消防署員が消火活動のためにそこを通れるようにしておくことが、法令上は必要だったように思います。もし火災になって通路をせき止められていて、避難できず手遅れになったり、消火活動の妨げになると、防火管理者は刑事責任を問われます。
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この回答へのお礼

有難うございました。
建ぺい率によりほとんど間隔が無く建てることが可能な場所も
ありますので・・・
消防署の指示に従わずに火災が発生し死亡事故になった場合は
責任を問われそうですね。

お礼日時:2020/04/24 19:08

行政指導が甘い措置なんですね。



感知器設置
この時期に仕事請け負って貰えるかでしょう
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