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前回、日本の国債について質問した者です。
日銀が政府発行の国債のほぼ半分を保有している現状では、借金が事実上チャラだとの指摘が多数ありました。
確かに連結決算で考えたら日銀は政府の子会社とも言えます。

今後、引き続き日銀が国債を買って行く場合、長期的に日本の社会は緩やかなインフレに向かうでしょうか❓
また、日銀が国債を寡占する状態は社会的、経済的な悪影響はあるのでしょうか❓

A 回答 (4件)

一番大きな悪影響は日本円の価値が下がる事です。


貨幣の価値はその希少性と多くの人が信用する事によって成り立ちます。
例えば二酸化ケイ素(普通の石です)に価値を見出す人は少ないです。何故ならありふれているからです。
でも金は高いですね。希少だからです。でも…金メッキとかアクセサリー位に鹿使い道がそれほどない割には高いですね。何故なら多くの人が金に価値があると信じているからです。

これを円に当てはめると、国債が発行される→日本政府が大量の円を手に入れる→支払いに使う→市場へのお金の供給(=マネーサプライ)が増えるという事になります。
つまり希少性が無くなって、日本円が下落するのです。
ところが、今のところマネーサプライは10倍位に増えましたが、円は殆ど下落していません。
何が起こったかというと信用創造が縮小したからです。

民間銀行の役割の1つとして信用創造という機能があります。
銀行がお金を貸した時、企業はそのまま現金で保管するのではなく支払いまでは預金として預入ますね。
支払いを受けた側も預金として預入ますね。そうすると銀行の手元には貸していて今は手元にはないお金と、預入られたことで手元にあるお金の両方がある事になります。
そうすると銀行は預入れられた事で手元にあるお金からさらに貸出が行えます。
それがまた預入られて…
これが信用創造です。

こうやって金融機能の発達した国では本来のマネーサプライの何倍、何十倍もの実質のマネーサプライが発生します。
これが行き過ぎるとバブルになります。
ところが今の日本は逆の事が起きていて信用創造がどんどん縮小しています。
低金利にしても借り手が無い。借り手がないから新たな預入が無い。ところが過去の借金はどんどん償還されてゆくそんな感じです。

これらを組み合わせた結果、「本来のマネーサプライがどんどん増えても実質のマネーサプライは殆ど変わらない」という事が起こっています。
ですから極端なインフレも起こらず、景気も良くならず何となく平穏に見えます。

では…ここで信用創造の機能が0になっても国債を発行し続けたらどうなるでしょうか?
円の希少性が無くなりますね。つまり円の価値が下がるという事です。
円の価値が下がると何が起こるでしょうか?輸入品が高くなります。
日本の場合生活物資の殆どを輸入に頼っていますね。
そうするとどうなるでしょう…?人口減少、新規企業が成長しない等色々な事情から日本は経済の成長性が期待できたない為、
物を売った時の原価がどんどん上がり値段を維持するには給与を下げざるおえなくなります。
それでも吸収できなくなると給与が下がるのに物価が上がるスタグフレーションという状態に陥ります。
最後はジンバブエドルの様になります。

もちろんそこまでに至るには未だ猶予はありますが、無限に国債が発行できるわけではありません。
ドイツの様に経済状況に左右されず、ほぼ常に黒字というレベルの財政規律にまでは到達する必要はないものの、
せめて100年単位で見れば1人当たりの国債発行残高変動が±0位でなければちょっとまずいです。

日本の国債の元凶は医療費と介護費です。ただ、これらは老人が少なく子供が多い時代に低負担高福祉社会だと大盤振る舞いしてしまっているので、老人が多く子供が少ない今の社会では、今すぐ「老人の皆様もう年金も介護保険も医療保険もたち行かないので自分たちでどうにかしてください。」みたいなドラスティックな事をしなければ、部分的解決して先送りするしかありません。
ですから、間違いなく私達かその子か孫かはわかりませんがどこかの…数世代が高負担低福祉社会に耐えなければなりません。

ただ、この問題は集団になると"みんな"に流されどこまでも無責任な行動がとれる日本人という国民性に由来する物なのでなかなか難しい問題です。
木ッとこうなるでしょう。上世代はみんな貰っているのに何で私達だけもらえないの?と。
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この回答へのお礼

了解しました
負担の先送りには注意しないといけませんね

お礼日時:2020/04/18 18:13

>また、日銀が国債を寡占する状態は社会的、経済的な悪影響はあるのでしょうか❓



日銀が通貨発行権を持ってるので、それを当たり前だということになると、国債の価値がなくなって経済破綻に進みます。国債はあくまで市場で価値があることが重要で、その価値は少なくとも将来的には返す方向に努力するという市場の認識が必要になります。

日銀の買い入れが政府の経済政策に基づいて健全で成長を目指した経済や金融市場をささえるためという大義名分の下で行われる一方で、国の政策に対する国債発行はあくまで特定の集団または一定の利権関係者の利益享受になる恣意的な政策に使われる金なので、財源支出の紀律の原則は当然必要だともいます。

ただし、有事においてそれを踏まえても国民を支えたりする支援をしないと、それこそ連鎖倒産を引き起こすリスクがあるので、政府がその辺の読みを間違えると取り返しのつかないことになるのも事実です。そのための赤字国債発行でそれを日銀が丸ごと買い上げるという選択肢は、ある意味屁理屈ではあるが制度上は紙幣発行権と政府の独立性を維持するための詭弁です。
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>長期的に日本の社会は緩やかなインフレに向かうでしょうか❓



・「物価」に関して言うと、通貨供給量の観点からはYesですが、もはや通貨供給量などインフレの主要因ですらなく、単なる一因子ですからね。わかりません。技術革新や生産性向上の速度の方が速い製品については永遠に物価は下がり続けるでしょう。一方で株式や土地等に対しては、通貨の価値は長期的に右肩下がりで下がり続けると予想します。その傾向は既に始まっており、これからも続くでしょう。

>日銀が国債を寡占する状態は社会的、経済的な悪影響はあるのでしょうか❓

・方向性としては「円安」への圧力が高まる筈で、それに伴う弊害(例えばハイパーインフレ)が可能性としてはあり得ますが、当分は起こらないでしょう。私は、その理由は以下の3つと考えています。
1)日本は世界第2位(2018年現在)の経常黒字国であること。
2)日本は世界トップの対外債権国であること。
3)他の先進国も日本の政策に追随する傾向があり、結果として金利差が縮小していること。

これまでの世界の歴史で、経常黒字国&対外債権国がハイパーインフレに陥ったことなどありません。逆に言えば、日本をハイパーインフレが襲うのは、日本が定常的な経常赤字国になって、日本が対外債務国に転落した後の話です。更に言えば、日銀が国債を寡占すると言うのはハイパーインフレを予防するための最優先の問題ではなく、それよりも、日本の経常黒字をどうやって将来的に維持していくかを考える方が、はるかに本質的でかつ建設的な議論になると思います。
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国債を発行し日銀が買うということは貨幣の供給量を増やすということなので、インフレ方向にはなります。


しかし、現在でもインフレ目標に達していないですね。企業も内部留保で投資には向かわずに、今の武漢肺炎での損害に充てるような状況です。

日銀が国債を寡占する状態は、国際が安定資産として証券や保険で需要が有るにも関わらず、市場に出回り国債で資金を運用できないという面で悪影響を及ぼしています。
たくさん市場に出せとは言わないですが、もう少し国債を市場に出して市場活性化を促しても良いように感じます。
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この回答へのお礼

日銀が買い過ぎているのも問題ですね

お礼日時:2020/04/18 18:17

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