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今回の災害で(津波)と言う言葉をよく耳にするんですが、日本語なのになぜ世界中の人が津波(TSUNAMI)と呼ぶんでしょうか?英語はないんでしょうか?

A 回答 (7件)

 うろ覚えで申し訳ありませんが、昔、津波に関する何かの本で読んだ記憶があります。


 津波の「津」とは港のことです。
 沖合いにおける津波の波長は普通の波と比べて非常に長く、km単位で計れるほどもあります。
 そのかわりに波高は低く、数cmから数十cmしかありません。
 波の進む速度は、水面から海底までの深さによって変わり、深い所では速く、浅い所では遅くなりますので、波が海岸に近づくと前後に圧縮されて波長が短くなります。
 波長が短くなっても波の持っている運動量は変わりませんので、波は前後に薄くなる代わりに、高く盛り上がります。
 元々は波高が低いと言っても、波長が非常に長いため、波を形作っている水の質量は膨大なものとなり、それが速い速度(時速1000kmに達する事もあります)で突き進んでいるのですから、その運動量はとんでもない値となり、海岸沿いに被害をもたらします。
 一方、洋上の船から見ると、波高が低い上に、海面の高さもゆっくりとしか変わらないので、津波が通過しても、そのことに気付くことはまずありません。
 その船が母港に戻ってみると、港が波にさらわれているのを目にします。
 港特有の波という事から、港(津)の波=津波と名付けられたと言われています。
 さて、津波が起きる原因としては、地震を伴う海底地形の変動が最も多いものの、他にも海底火山の爆発や、大規模な土砂崩れなどもあります。
(水中での核爆発や、洋上への巨大隕石の落下なども考えられます)
 原因が地震とは限らないため、英語に昔からある

>a seismic sea wave(地震による海の波?)

という言葉は、あまり適切とは言えません。
 そこで、現象面を上手く捉えた言葉として、「津波」が使われる様になったそうです。
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QNo.1166193にも同じ質問があります。

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英語ではtidal wave と言いますが、語感としては「潮の流れ」と感じて、大きな災害を引き起こすというイメージがありません。


よって、「津波」という日本語が表現としてうまく言い表されているのと、日本では何回も「津波」による大災害がありましたので、定着したのではないかと思います。

参考URLの#3の回答が分かりやすいです。

参考URL:http://okweb.jp/kotaeru.php3?q=272217
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私が読んでいる新聞に丁度,本件の回答らしき文章が...


「津波の研究では,世界的に日本人学者の研究が知られている。」から海外でも津波のことを"TSUNAMI"と言うんだそうです。
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No.2の方が言われますとおり世界共通語で、以前ハワイに津波が来たときに在住の日本人が「津波だ!」と叫んだところ、それがアメリカ人の耳にとまり伝わったと言われているそうです。

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津波は世界共通語になっています。


英語でもtsunamiといいますがこれは日本語からきたもので、英語ではtidal waveともいいますが、これは日本語でヨーグルトのことを発酵乳というようなものだと思います。
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本日、似たような質問が。



和英でも a tsunami があります
他にa seismic sea wave(地震による海の波?)だけですね

参考URL:http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=1166193
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