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国民所得を表す式は
Y=C + I + G + (X - M)
です。
(Y:所得 C:消費 G:政府支出 X:輸出 M:輸入)

そのうちのCは
C = C0 + cY
と表すことが出来ます。
(C0:どんな時でも必ず必要な消費 c:平均消費性向)
C0は専門用語でなんと言うのか忘れてしまいました。申し訳ないです。

平均消費性向cは平均貯蓄性向s(≒貯蓄率)とは相反するものです。
平均貯蓄性向が増えたら、平均消費性向は減る。
平均貯蓄性向が減ったら、平均消費性向は増えます。


つまり、
貯蓄率s(平均貯蓄性向)が増える→平均消費性向cが減る→消費Cが減る→所得Yが減る

とならないのでしょうか。

ソロースワンモデルでは逆に貯蓄率が増えると所得が増えると考えるようですが、それは何故ですか。

A 回答 (2件)

ケインジアンのマクロ経済学と新古典派のソロー=スワン・モデルとではモデルの前提が違います。

前者は賃金や価格が硬直的な経済で完全雇用が実現するとはかぎらない経済、後者は価格メカニズムが伸縮的で、つねに完全雇用が実現する経済です。貯蓄はそのまま資本蓄積(投資)となる経済です。貯蓄率が上昇すると、増えた貯蓄による資本の増大によって所得が増えるのです。
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まず、cは平均消費性向でなく、限界消費性向です。


平均消費性向=C/Y=(C0+cY)/Y = C0/Y +c
なので、Yが増えると、平均消費性向は低下します。
通常のSolow-Swanモデルでは
C=cY
と、C0=0が仮定されています。よって限界消費性向=平均消費性向が成り立つ。また、貿易のない、政府部門もない経済が仮定されているので、貯蓄Sは
S=Y-C=Y-cY=(1-c)Y=sY
となり、限界貯蓄性向=平均貯蓄性向=S/Y=sとなります。
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