

下記は、次の通り説明があります。
一方、LDの場合は、発生した自然放出光が活性層を進むにつれ誘導放出で増幅されるのは同じですが、端面で反射されるので活性層を何度も往復した後で出力します。
往復するにつれ増幅されやすい波長の光だけが強くなり、位相も揃ってくるのでスペクトル幅の狭いコヒーレンスな光であるレーザ光となります。
https://www.fiberlabs.co.jp/tech-explan/about-sld/
これを読むと、レーザは色んな波長の光が誘導放出されて、その内の1つの波長の光だけが反射され増幅されるとも解釈できます。
しかし、元々誘導放出されて出てくる光は、理論的には、単一の波長を持っているのですね?
単一の波長を持った光が端面で反射されて、その強度が増幅され、位相がそろうのでしょうね?
http://www.jlps.gr.jp/laser/atoz/1/
スーパールミネッセントダイオード(SLD:Superluminescent diode)の場合、誘導放出されて出てくる光の波長が、元々、バラバラなのでしょうね?
No.1ベストアンサー
- 回答日時:
>レーザは色んな波長の光が誘導放出されて、
>その内の1つの波長の光だけが反射され増幅されるとも解釈できます。
そんなことはありません。
ファブリペロー共振器は狭い間隔で沢山の周波数と
共振する一方、LDの誘導放出は2T~5THzと広い帯域を持つので
複数の周波数で同時発振するのが普通です。ガスレーザーも同じです。
単一モード発振させるには光の周波数の選択機構が必要です。
LDは内部に回折格子を持つものなど幾つかのエ夫があります。
DFBレーザーとかでググりましょう。
ご回答有難う御座います。
>LDは内部に回折格子を持つものなど幾つかのエ夫があります。
わかりました。
理論的には単一の波長の光だけが放出することになっていりますが、現実的にはある程度付近の波長のものが入り混じってしまい、工夫が必要なのですね。
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