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マクロ経済学について質問です!

消費関数をケインズ型としてIS-LM分析の枠組みを用いてデフレ期待が強まった場合のマクロ経済への影響について

教えて欲しいです!

A 回答 (3件)

LM曲線は


M/P=L(Y,r)
をY-r平面(Yを横軸に、rを縦軸にとった平面)に描いたもので、通常右上がりの曲線。
IS曲線は
Y=C(Y)+ I(r-π) + G
をY-r平面に描いたもので、通常右下がりの曲線。Iを決定しているr-πは実質利子率。実質利子率とは名目利子率rから期待インフレ率πを差し引いた値。πはデフレが予想されるならマイナスの値をとる。いま、デフレが強まるなら、一定とされているπはどうなり、IS曲線はどのように(左へ、それとも右へ?)シフトするか考えよ!その結果、均衡のYとrの値はどうなる?
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この回答へのお礼

解説ありがとうございます!
πはマイナスの値を取るようになり、
IS曲線は左下にシフトする。
それに対応して、Yとrの値は下がる
で合っていますでしょうか?
度々申し訳ございません!!

お礼日時:2020/06/18 22:37

>r-πは下がる。

2つ目の宿題は、わかりませんでした、、、
通貨保有は変動するからですか?

論理的に考えてください。実質利子率r-πが下がるということは投資Iが増えるということですよ!デフレ期待が強まると、投資が増える???企業にとっては先行き物価が下がることはいいこと???
IS曲線をもう一度見てください。
Y=C(Y)+I(r-π)+G
Y-C(Y)=I(r-π)+G            (*)
左辺は貯蓄です。Yは減少するとき貯蓄は減少する。たとえば、消費関数はC(Y)=Co + cYで表せるとしましょう。ただし、限界消費性向cは 0<c<1に従うとする。すると、貯蓄Y-C(Y)=(1-c)Y-Coと、Yが減少すると、貯蓄は減少するのです。(*)のIS曲線を見てみましょう。左辺はいま見たようにYとともに減少するので、右辺も減少する。つまり、I(r-π)は減少する。ところが、投資Iは実質利子率r-πの減少関数。Iが減少するためには、r-πは上昇する必要があるのです!!!よって、実質利子率はデフレ期待が強まると上昇する!

2番目の宿題。債権を保有することから得られる実質収益率は実質利子率r-πですが、通貨を保有することの実質収益率は-πです(なぜ?)。よって、債券ではなく通貨を保有することの機会費用は(r-π)-(-π)=rなのです。通貨需要関数L(Y,r)のrは通貨保有の機会費用なのです。
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この回答へのお礼

詳しいご説明ありがとうございます!!
宿題まで出していただいて本当にありがとうございます!
一番最初の回答をベストアンサーにさせていただきますね!
この度はありがとうございました!!

お礼日時:2020/06/20 10:14

>IS曲線は左下にシフトする。

それに対応して、Yとrの値は下がるで合っていますでしょうか?

そうです。これに関連してこちらから宿題を出しておきましょうか?
・名目利子率rは以前の(均衡)利子率はより低下することはわかった。では実質利子率r-πは(デフレ期待が強まる前とくらべて)上がるのか、下がるのか?どうやって調べたらよいか?
・投資は実質利子率に依存する(つまり、I=I(r-π)である)のに、通貨保有はL(Y,r)で名目利子率rに依存し、実質利子率r-πに依存するのではないのはなぜか?
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この回答へのお礼

宿題ありがとうございます!

r-πは下がる
2つ目の宿題は、わかりませんでした、、、
通貨保有は変動するからですか?

デフレが、進むとマクロ経済への影響は国民所得と金利が下がる影響か出る認識で合っていますでしょうか?

お礼日時:2020/06/19 11:21

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