カトリックの宣教は世界戦略の一環なのか？

NHK番組で織田信長とスペイン宣教師のかかわりについて
くわしく解説されていました。
カトリックの宣教というのは、もともとアジア侵略の意図があったそうです。
そういう体質が、いまではなくなっているという話はありませんでした。

宣教には、今でもそんなふうな「裏の意図」や目的が隠されているのでしょうか？

No.1 ベストアンサー 回答者： めくりや 回答日時： 2020/06/29 01:58

そうです。

大航海時代の背景には、宗教改革によってカトリックの在来信者を食い物にするといった古典的なビジネスモデルが批判されたからです。宗教改革に対抗してカトリック内部から新しいビジネスモデルを構築しようという動きが起きました。それがイエズス会による海外市場の開拓だった訳です。その時代には東ローマ帝国滅亡によって陸路での東西交易ルートをイスラム商人に奪われ、西欧は海路での交易ルートを確立する必要があった。キリスト教の宣教の為だけに、わざわざ遠路はるばる日本まで来るなんてありえないことです。そもそも宣教師に船の建造資金も操船技術もありません。だから宣教師には海外市場を求める奴隷商人と結託し業務提携する必要があった訳です。それは新しいビジネスモデルそのものですよね。時代によって奴隷売買は無くなったが、そうしたビジネスの枠組みそのものは何も変わっていません。

この回答へのお礼

ありがとうございます

>キリスト教の宣教の為だけに、わざわざ遠路はるばる日本まで来るなんてありえないことです。

ですかね
もしそういう「裏の目的」が今でもあるのだとしたら
ジャーナリストに調べてもらってはっきりさせてほしいですね

お礼日時：2020/06/29 08:44

No.3 回答者： tanzou2 回答日時： 2020/06/29 07:21

これはルターの宗教改革にまで

話が遡ります。

宗教改革でプロテスタントに信者を奪われた
カトリックは、外国への布教に乗り出します。

つまり、信者獲得のため、国家と組んで
外国への布教を始めたのです。

これが、大航海時代です。

国家は植民地政策のため、カトリックを
利用しようとしました。
宗教で現地人を宣撫しておいて、国家の
侵略をやりやすくするためです。

だから欧米以外の国のクリスチャンには
カトリックが多いのです。

戦国時代に来日したイエズス会もカトリックです。

このように、宗教団体にとっては、信者獲得が
至上命題なのです。

だから、国内で頭打ちになった創価学会も
韓国へ乗り出し、今では１５０万の信者を
抱えるまでに至っています。
今後は中国です。
そんな訳で、公明党は中韓寄りなのです。




宣教には、今でもそんなふうな「裏の意図」や目的が
隠されているのでしょうか？
　　↑
創価学会を見て判るように、巨大な宗教団体には
そういった面があると思われます。

この回答へのお礼

ありがとうございます
ふつうの信者には言わないような意図を
宗教団体の上層部が目論んでいるとしたら宗教にはあまりかかわらないほうがいいですね

お礼日時：2020/06/29 08:39

No.2 回答者： tonyjaa 回答日時： 2020/06/29 05:24

ありえません

それは日本の一部の人々によるこじつけでしょう

日本の裏側、現在のパラグアイあたりにグアラニー族という先住民が住んでいましたが
ポルトガルの奴隷商人の奴隷狩りやプランテーションで強制労働させるための拉致などの攻撃を受けていました

グアラニー族に同情したイエズス会は布教を兼ねて教会を中心としたミッションと呼ばれる共同体を作り
軍務経験のある宣教師を派遣しグアラニー族に最新の武器を与え、ミッション内で軍隊階級制を取り、軍事訓練を施し奴隷商人などに対抗させました
ミッション内では学校や病院も設立し換金作物としてマテ茶の栽培を教えました

結果、グアラニー族は周囲の白人植民者より軍事的に強力になり、かつ金銭的にも豊かになりました

だいたい本国の意思とは別に遠隔の地で布教する宣教師を電話も通信機もない時代にどう規制したり指示するのですか？

結果的に日本ではキリスト教は禁教され宣教師たちは迫害虐殺されたり追放されてしまいます
その一方でキリスト教と激しく対立した本願寺の勢力は生き延びました
本願寺の顕如の禁欲的であるべき仏教の本来の姿をねじ曲げ信者の妻娘を犯して何百人という私生児を生ませ、本来殺生を禁ずるはずである仏教の教えを破り門徒を武装させ一般人を含む世俗勢力に対し殺戮を行いました
門徒たちは仏教で禁じているはずの鳥獣を食していました

死人には口なし、生き残れば後世に対立したキリスト教を侮蔑することはいくらでも出来るでしょう

むしろ宗教を使って同化政策を行ったのは江戸幕府です
松前藩や日本人商人の横暴により蝦夷地のアイヌの妻娘は性的奴隷にされ、男は強制労働を強いてアイヌの反乱を度々起こさせました
それを見た江戸幕府はアイヌを同化させるためにまず手始めとして仏僧を送り込み強制改宗させるのです

つまり過去に日本で行った蝦夷地を内国植民地化する政策を昔のキリスト教を貶めるためにこじつけたのではないかと思います

この回答へのお礼

ありがとうございます

昨夜のNHKの番組ではカトリックの宣教師が織田信長に話していました
宣教師の目的は中国への宣教で、そのために戦国時代の日本の軍事力は役立つと考えていたということです
豊臣秀吉が朝鮮出兵したおりには宣教師が「スペインの船？」を出しましょうと提案したとか

これが歴史上の事実であればすごい話だなと思いました
表と裏が違い過ぎませんか

お礼日時：2020/06/29 08:42