黒澤明「七人の侍」と米「荒野の7人」、どちらが好きですか。

どちらがいい映画か？という質問ではありません。
1、どちらが好きか？2、その理由
教えてください。よろしくお願いします。

No.8 ベストアンサー 回答者： 爆太郎 回答日時： 2020/07/04 12:31

知ってる人が殆どだと思いますが、「七人の侍」を西部劇スタイルにアレンジして作られたのが「荒野の七人」です。

「七人の侍」も結構充実した内容ではありましたが、とにかく長いですよね。それから、あの頃の俳優特有なのでしょうが、決して出演者全員が演技がうまいとも言えませんでしたね。稲葉義男なんてあまりにもニコニコしてばかりでしたし、一番のアウトローな侍を演じた宮口精二はキャラ的な貫禄にはほど遠く小柄でした。志村喬のニコニコも変に鼻について違和感がありました。あの映画にはエキストラとして村人に見定められている通行中の侍役に仲代達矢や宇津井健が顔を出しています。農民役の藤原釜足や左卜全の演技は上手かったですね。まさにどん百姓を上手く演じていました。全体的に見ると、面白い映画だったことは事実であり、だからこそ外国での西部劇としてのリメイク版もつくられたのでしょうね。近年にも「マグニフィセント・セブン」という「荒野の七人」のリメイク版が作られています。これでは黒人のガンマンが主演ですが、実際の歴史上ではまだ黒人は奴隷解放までには至ってない。奴隷にすらなっていない時代ですから、おかしいんですけどね。

「荒野の七人」は全世界的には「七人の侍」よりも売れたように思います。この映画の大ヒットで、それまで無名だった、スティーブ・マックィーン、チャールズ・ブロンソン、ジェームズ・コバーン、ロバート・ボーンを一躍スターダムにのし上げたんですからね。
こちらの映画は「七人の侍」ほど長くもなく、それぞれのガンマンの個性がはっきりしていて見やすかったですね。「七人の侍」のなんとなく感じた泥臭さもなく、スッキリ見終えることができました。音楽も「七人の侍」のものをマネた感じではありましたけど、こちらのほうが軽快で、爽快さを感じます。

両方とも好きな映画なので、長々書いてしまいましたが、正直この二者択一は難しいものの、私はやはり「荒野の七人」のほうがスッキリ見られる分好きですね。

この回答へのお礼

回答ありがとうございます。私の知らない事、たくさん教えていただきました。ありがとうございます。「七人の侍」はいい映画ですが、見たら気持ちが疲れるので、2回しか見ていません。
「荒野の7人」は、最初、どうせモノマネ映画
だろう、西部劇はジェームス・スチュワートとジョン・ウエインしか認めないぞ！！と思っていましたが、娯楽映画として、面白いので、何度も見ています。

お礼日時：2020/07/04 20:45

No.7 回答者： han-ka-2 回答日時： 2020/07/04 08:50

娯楽という点では，既にご回答もあるように，荒野の７人の方ですね。

カラーでしたし，銃やナイフは動きが速い・・・でも，やはり七人の侍の方に一票です。あの宮口精二の役は，役そのものも宮口というキャスティングも真似できないと感じます。米国で七人の侍を観ていると，宮口が夜に偵察に行って「いま〇人切ってきた」と話してすぐ眠るシーンで映画館の中（大学構内ですが）では拍手が起きますよ。

この回答へのお礼

回答ありがとうございます。宮口精二さんはテレビドラマで渋くて、存在感のある役をやっていましたね。「七人の侍」の出演依頼が来た時。黒澤さんに「私にはその役をやる力はない。」と出演拒否しようとしました。誠実な人ですね。「七人の侍」は密度が濃くて、2回見たら、もう十分、と思いました。
「荒野の7人」は娯楽映画として、繰り返し見られます。

お礼日時：2020/07/04 20:22

No.6 回答者： けこい 回答日時： 2020/07/04 08:42

荒野の七人は西部劇に馴染みがなかったので特に印象はありませんでしたね

どって事ない
それがどうした

この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

お礼日時：2020/07/04 19:56

No.5 回答者： bahaypapa 回答日時： 2020/07/04 08:15

荒野の７人は制作費を俳優に取られ過ぎ、

単に娯楽作品と思います。
七人の侍が格調たかい。
荒野の７人はまだマグニフィセント・セブンのほうが好き。

この回答へのお礼

回答ありがとうございます。「七人の侍」は製作者のいろんな思いを詰め込んで作りました。日本人の考えも反映されていますね。「荒野の7人」は娯楽作品ですね。マグニフィセント・セブンはまだ見ていませんが、今度見てみます。

お礼日時：2020/07/04 19:54

No.4 回答者： 1paku 回答日時： 2020/07/04 06:14

1.七人の侍

2.戦闘シーン、迫力ありました

この回答へのお礼

回答ありがとうございます。あの戦闘シーン、土砂降りの中でしたね、ずっと前に見たのですが、忘れられません。

お礼日時：2020/07/04 19:40

No.3 回答者： yuripino 回答日時： 2020/07/04 05:30

エンターテイメントというなら、断然「荒野の七人」が楽しいです。

ユルブリナーの「これで七人だ」と言った時の指の出し方がカッコよくてよくマネしました。

この回答へのお礼

回答ありがとうございます。「七人の侍」は奥が深く、中身が濃いですね。見ていて気持ちが重くなります。それに比べたら、「荒野の七人」はリラックスして、楽しめます。ブリナーのその場面、今日見てみます。

お礼日時：2020/07/04 19:36

No.2 回答者： ノムリン 回答日時： 2020/07/04 04:27

七人の侍

白黒の迫力。リバイバルを映画館で見れたことは幸せだった。

この回答へのお礼

回答ありがとうございます。三船の演技、決闘、迫力がありましたね。あれだけの映画を作るのは難しいですね。

お礼日時：2020/07/04 19:19

No.1 回答者： 新宿の和尚 回答日時： 2020/07/04 04:11

子供の頃は「荒野の七人」

今は「.七人の侍」

まぁ、七人の侍を観たユルブリンナーが感動して企画された映画だから、七人の侍が無ければ存在しない点を考えると七人の侍かな

まぁ
豪華な俳優陣と、何と言ってテーマソング、
この点は甲乙つけ難いね。

この回答へのお礼

回答ありがとうございます。ユルブリンナーが企画したことは、知りませんでした。

お礼日時：2020/07/04 19:10