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OECDの統計データ国際比較を見ると、日本では世界比較でも例外的に女性の生活満足度が、飛び抜けて高いということです。
これは女性の社会進出が韓国より進んでいるということでは無くて、
日本社会では女性が、飛び抜けて優遇されている女尊男卑社会であるということだと思います。要するに日本人男性は、そういう女性優遇社会の日本の現状に不公平感を覚える人が多い、と。
http://honkawa2.sakura.ne.jp/9488.html
面白いのは、日本よりも女性の社会進出が進んでいる欧米諸国の方が概して女性の生活満足度や幸福感が低いという傾向があることで、
この、理由を私なりに考えてみましたが、
女性が社会進出して仕事を持つ➡管理職などは地位相応の仕事に対する責任を背負わされたりプレッシャーに晒される。
これに耐えられない女性が多いのではないか?と。
実際に海外で生活してるひとがどう考えるか?意見を聞かせてください。

A 回答 (3件)

出典元のデータを確認すると、収入も就業率も男性の方がかなり優位となっていますね。

社会的境遇としてはどう見ても「女尊男卑社会」などといえるものではないでしょう。また、最新のデータでは日本では男性の「安心感」が女性のものをかなり上回っているようですが。

あなたの仮説だと、管理職など責任ある立場にある女性が同じ立場の男性よりプレッシャーに弱いためにネガティブ感情が強く出ているとすれば、それを示すのは管理職など責任ある立場の女性が基本的に母数となるはずですよね。しかし欧米諸国でも全女性に占める割合はどれぐらいでしょう?別に男性だって、中年男性の大多数が管理職というわけではありません。ヒラもいれば、自営業や農業のような個人でやる仕事もある。つまり、その仮説は説得力が薄いでしょう。
日本社会で女性がどのように「とびぬけて優遇」されていると思うのですか?専業主婦の女性が楽をしているという意見をしばしば聞きますが、そもそも男性が専業主婦を「ズルイ」と思い、女性が専業主婦に憧れる社会が大きな問題なのでしょう。実際には、職も収入も持たない専業主婦は社会的に非常に弱い立場で、恵まれているとは言い難いです。何か不測の事態が起きた際には貧困に陥りやすく、母子家庭の貧困率は突出しています。にも拘らず男女ともに「働かないこと」に価値を置くのは、日本の労働風土が劣悪で、働きながら余暇をゆったりと楽しみ、仕事にやりがいを見出して社会に貢献する誇りを持つ精神的な余裕が持ちにくいためではないかと思います。

また反対の仮説としては、例えば、欧米先進国では女性は男性と同じ権利を持つという認識が高いが、実際には「ガラスの天井」と呼ばれる差別や不利な条件が多く不満を持つ。しかし、日本人は男女共に「どうせ女性は対等ではない」という諦めが欧米先進国より強く、権利の剥奪状況を感じにくい、という推測も成り立ちます。

私はあるOECD国に留学経験がありますが、性や人種での差別は、たとえ法で禁止されていても目に見えない形で根強くしぶとく残ることを強く感じました。
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これの答えは簡単です「日本と欧米の女性の待遇が元々違うから」です。



欧米の女性達は女性解放運動が始まるまで男性に差別されていました。その差別の度合いは奴隷と同じ程度と言っていいぐらいで、それは法律などの社会制度で差別を合法化していたのです。(奴隷もかつては合法でした)

じゃあ、どのように女性が差別されていたかと言うと
①財産権や相続権などの権利がないこと
②父権制なので父や夫の指示に従う義務があったこと
です。つまり西洋の女性は「自分の意思で自由に行動すること」ができなかったのです。

そのため19世紀になると女性解放運動が始まります。「解放運動」と呼ばれるのは奴隷解放と同様に「自分の意思で自由に行動すること」を求めた運動だったからです。

なので女性解放運動は財産権・相続権を男性と同じにすること、財産権があれば賃金などが自分の管理になるので、男性と同等に仕事をすることが可能になり、高度な能力を身に着けるために大学に行くことも可能になる、という形で進んで行ったのです。

つまり西洋の男女平等(女性解放)というのは「男性と同じ能力・同じ権利」を獲得する運動であり、その結果「男性と同じように行動する自由」を得る運動だった、ということです。これが①の部分です。

ただ、そうなると父や夫などの指示に従う必要な無くなりますが、これは同時に「父や夫と言った男性の保護から外れる」ということでもあったわけです。

自立して自活した生活を送ること、自分自身の選択で物事を決めて行く、ということは「誰にも頼らず自分自身で生きること」を意味していたわけです。

だから西洋の感覚だと「➡管理職などは地位相応の仕事に対する責任を背負わされたりプレッシャーに晒される。これに耐えられない」なら男性の保護の元に居ればよい(その代り男性の指示に従い、差別を受け入れる)だけなのです。

だから女性達も頑張ります。仕事も男性と同等にこなすし、社会的な責任も負うので政治家や企業幹部にもなろうとします。最も男女平等が進んでいると言われる北欧では、徴兵ですら男女平等に負担することになるわけです。なぜなら「自分の国を守るのが、自由な個人の義務」だからです。

ところが、どれだけ頑張っても西洋ではなかなか男性と同等になれません。男性は相変わらず女性を下に見るし、女性に賃金は上がらないし、とはいえ昔のような「家庭に入って専業主婦でいる」という選択肢はすでにないからです。

日本の場合、西洋女性と違って、財産権・相続権もあったし、夫や父の指示に従うということもありませんでした(最も明治から第2次大戦終了までは西洋の影響で父権的な部分がありました)なので日本の女性は「奥様」という地位があり、これは「男は外、女は家庭を守るように男女で役割分担すること」を行っていたからです。
 だから今でも日本では専業主婦に夫の給料管理を任せますが、そもそも財産権のなかった西洋では妻がお金を扱うことはありえず、今の欧米も男性が家計を握っているのが基本になっているのです。

こういう根本的な違いがあるので、日本の女性は「男性(夫)に守ってもらいながら、奥様と言う地位でお金を動かせる」と言うことになるわけです。日本の婚活では男性の年収開示が義務ですが、世界では開示義務がないのが普通なのです。

だから日本では女性の生活満足度が高くなるわけです。元々女性が虐げられてきた事実もないし、自分で稼がなくても夫が稼いで食べさせてくれるし、その上社会的に「男は女を守る義務がある」という風潮が強いからです。(女性専用車両が良い例です)

欧米なら「守ってやるが、その代り男の指示に従え。家計費は俺が管理する」ですが、日本は「守ってあげるけど、自由でいいよ。給料も君に預けるから好きに家庭を運営してね」という形になっているわけです。

これで日本の女性達の幸福度が低いわけがありませんし、逆に日本の男達は、昔のように「女を守ってやっているからそれだけ偉い(だから妻は夫の給料を握っているけど一応夫を立ててくれる)」という名誉すら失っているので、非常に負担感が強くなっているわけです。
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「プレッシャーに晒される」。


それは一つの仮説としてあると思います。

他には「女性の理想が高く、現実が追い付けない」
そういう仮説もあろうと思います。

この質問が研究テーマでしたら、仮説はひとつに限定せず、できるだけ多く設定したうえでご検討いただくことがよろしいかと思います。
「女性の生活満足度や幸福感」は女性の数だけあるはずです。階層別・ライフステージ別の生活満足度や幸福感とその理由などもっと細分化して仮説を立ててみるのも良いかと思います。
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