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【電車の車内照明について質問です】電車の駅から出発するときに一瞬車内の照明の電気がチラ付きました。

何が原因で起こるのですか?

JRだと起こらないのに田舎の私鉄の貧乏電車に乗ったら駅の発車ごとに照明の電気が一瞬暗くなってまた付きます。1秒くらいの話です。0.5秒くらいかも。

A 回答 (2件)

モーターを含めた電気機器/電子機器は電源を入れた始動時には大電流が流れます。

それは定常状態に流れる電流の数倍~10倍にも及びます。これを初期突入電流と称します。

一方、電車線には電源と架線(線路を含む)にインピーダンスがあり、田舎の私鉄の貧乏電車では、そのインピーダンスは大きいと思われます。なので、初期突入電流と電源インピーダンスによって電圧降下がかなり発生します。つまりモーターの始動時には電圧がガクンと落ちるわけで、それで(車内にインバーターのような定電圧装置が装備されていなければ)照明などがチラツキます。

大手の私鉄では、1500Vの架線電圧に対してモーターの始動時は場所によりますが、100V~200Vくらいの電圧降下があります。田舎の私鉄の貧乏電車(600V系がまだ残っているかも)なら、電圧降下はもっと大きいかもね。
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この回答へのお礼

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お礼日時:2020/07/26 18:34

起動時にはモーターに大きな電流が流れますので、電圧降下が起きるのです。


特に昭和の時代に造られた抵抗制御の電車だと、顕著です。

JR や大手私鉄では、乗客に不快感を与えるほどの電圧降下が起きないよう、変電所の間隔や饋電線 (きでんせん) の太さなどに配慮していますし、車両もインバータ制御に移行しているのですが、中小私鉄ではそこまでの余力がないこともあります。
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