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本日NHKのBSプレミアムの再放送でしたが「極上美の饗宴」の
「闇に横たわる兵士は語る 小早川秋聲“國之楯”」を見ました。
従軍画家としての実績のある小早川秋聲が軍に納品して返却されてしまった当時『軍神』と題された作品の画像の再現と却下された理由の一部が私にもわかったような気がしています。
添付映像で再現された映像を一部のせておきます。
横たわる兵士を取り囲む光は葬られた墳墓・土饅頭であり、背景とされる桜の花々は戦場に放置された兵士たちの遺骸の痕跡であるように思いました。腐敗し異臭を放つ生の遺骨
横たわる兵士の頭上の背景には頭をもたげたしゃれこうべの横顔のようなシルエットを感じ取ることもできたような気がします。

「従軍画家としても知られる小早川秋聲の『國」の質問画像

A 回答 (2件)

同じ番組を見ましたが


<腐敗し異臭を放つ生の遺骨横たわる兵士の頭上の背景には頭をもたげた
しゃれこうべの横顔のようなシルエットを感じ取ることもできたような気がします。>
と云う感じはしませんでした。

むしろ次の解説記事の記述に近い感じを持ちました。その部分を引用します。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E6%97%A9 …
<顔には「寄せ書き日の丸」が深く覆いかぶさり、この名も知れぬ兵士(将校*) が
お国のために死んだ事実が明瞭に示される。手や腕、胴体はやや誇張的に重量感を
もって描き出され、観者は「動かなくなった人間の肉体」を強く意識させざるを
得ない。>  *軍装と遺体が丁寧に扱われている点から「将校」の方が適切かと。

更に次の点も重要かと思います。
<当初は「軍神」という題名で、遺体となって横たわる兵士の頭部背後には金色の
円光、背後には桜の花弁が降り積もるように山なりに描かれていた。しかし、後述の
返却後、秋聲は背景を黒く塗りつぶし「大君の御楯」と改題、更に23年後・・・・
一部改作して「國之楯」と再び題を変えて現在の状態になった。>

<絵の完成を聞きつけた師団長や将校たちは、この絵の前で思わず脱帽・敬礼し、
搬出を手伝いに来た女性は絵を前に泣き崩れたという。しかし、戦死者の視覚化は
・・厭戦感を引き起こすとして、軍部・美術家共に非常に神経質な命題だった。>


小早川秋聲は従軍画家として活躍していますが、勇壮な画は殆ど無く、戦いの日々の
中の日常を描いています。彼はそれを通して戦争の何かを伝えたかったのだと
思いますが、それが積極的な戦意高揚では無かったのではという感じがしました。
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それで質問は?

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この回答へのお礼

どう思う?

ご回答ありがとうございます。
横たわる兵士の持ち物は正統天皇の象徴である八咫鏡(やたのかがみ)・天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ、別名:草薙剣、読み:くさなぎのつるぎ)・八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)を連想させる何物かがあるようです。
戦後日本国の象徴としての天皇の存在を意図しているのかもしれません。

おそらくは学術論文のような検証性がないのでお答えいただけないものと思いますが、質問内容が読み取れないのであれば回答しなければ宜しいかと思います。

お礼日時:2020/07/27 15:02

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