A 回答 (3件)
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No.3
- 回答日時:
袈裟の神力は不思議にして、能く菩提の行を修直せしむ。
道の芽の増長することは春の苗の如く、菩提の妙果は秋の実に類たり。堅固なる金剛の真甲冑は、煩悩の毒箭も害うこと能ず。我今略して十の勝れたる利を讃えしも、劫を歴て広く説くとも辺り有ることなけん辺り有ることなけん ⇒ 限りあることなけん ⇒
限り(名詞)ある(動詞連体形) (または、限りある(動詞連体形)
こと(名詞)
な(形容詞の語幹) (または、なしの連用形[なかり]の[かり]の省略)
けん(助動詞[けむ]の終止形の音便)
「...袈裟を披る者には恐畏(おそれ)無(な)けん」
????
世尊告智光比丘言、法衣得十勝利(世尊、智光比丘に告げて言はく、法衣は十勝利を得)
一者、能覆其身、遠離羞耻、具足慚愧、修行善法
(一つには、能く其の身を覆うて、羞耻を遠離し、慚愧を具足して、善法を修行す)
二者、遠離寒熱及以蚊蟲惡獸毒蟲、安穩修道
(二つには、寒熱及以び蚊蟲惡獸毒蟲を遠離して、安穩に修道す)
三者、示現沙門出家相貌、見者歡喜、遠離邪心
(三つには、沙門出家の相貌を示現し、見る者歡喜して、邪心を遠離す)
四者、袈裟即是人天寶幢之相、尊重敬禮、得生梵天
(四つには、袈裟は即ち是れ人天の寶幢の相なり、尊重し敬禮すれば、梵天に生ずることを得)
五者、著袈裟時、生寶幢想、能滅衆罪、生諸福徳
(五つには、著袈裟の時、寶幢の想を生ぜば、能く衆罪を滅し、諸の福徳を生ず)
六者、本制袈裟、染令壞色、離五欲想、不生貪愛
(六つには、本制の袈裟は、染めて壞色ならしむ、五欲の想を離れ、貪愛を生ぜず)
七者、袈裟是佛淨衣、永斷煩惱、作良田故
(七つには、袈裟は是れ佛の淨衣なり、永く煩惱を斷じて、良田と作るが故に)
八者、身著袈裟、罪業消除、十善業道、念念増長
(八つには、身に袈裟を著せば、罪業消除し、十善業道、念念に増長す)
袈裟を披る者には恐畏無けん ⇒ 袈裟を披る者には恐畏なけん ⇒
袈裟(名詞)を(格助詞)披る(動詞連体形)者(名詞)に(格助詞)は(係助詞)恐畏(名詞)
な(形容詞の語幹) (または、なしの連用形[なかり]の[かり]の省略)
けん(助動詞[けむ]の終止形の音便)
No.2
- 回答日時:
「無し」という形容詞で、普通「む」に接続するのは、「カリ活用」の未然形「から」に接続して、「無からむ(ん)」となるのですが、古い時代には、未然形に「無け」という形が使われていました。
「古語辞典」で確かめてください。活用形として「なく・なし・なき・なけれ」のほか、上代には未然形、已然形に「なけ」がある。「万葉‐一四・三四二一」の「わがへには故はなけども子らによりてぞ」など。なお、副詞法の「なく」にあたるところに、「なしに」が用いられることがある。→なけなくに。【日本国語大辞典】
No.1
- 回答日時:
なけ‐む【無けむ】
(形容詞ナシの古い未然形ナケに推量の助動詞ムの付いた語)ないだろう。万葉集4「間も―」
【広辞苑】
https://sakura-paris.org/dict/%E5%BA%83%E8%BE%9E …
です。■
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