アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

不倫の慰謝料というのは、何のためにあるのでしょうか。

私の父親は不倫をしていたようで、子供の時を最後に会っていません。
「既婚だけど楽しみたい」なんていう人には、吐き気もします。

でも生き方は自由ではないでしょうか。
既婚と明らかにしているなら、相手になる方も自由です。
(騙すのは、詐欺・強盗と同様の犯罪、心を弄ぶのでそれ以上に重いかとも思いますが)

慰謝料というのは、よく分かりません。

不倫と言っても様々で、何年も夫婦関係(体の)がなく、子供の為、仕事や金銭的な
都合上繋がっているだけという夫婦の場合。会話ももう必要以上にしない関係。
話し合うべきですが、それは理想論で難しい場合もあるはず。
どうしたってもう愛し合えないということだって、起こりえます。
寂しさ、虚しさを感じるのは普通ではないでしょうか。

身体の関係はないけれど、精神的には繋がり、納得し合っている夫婦だっています。
心は繋がっていると言えます。これを裏切るなら、許されないと思います。
これは不倫などに走る前に、話し合うべきです。
でもやはり子供の為、様々な都合の為に、踏み切れないことは多々あるはず。

子供の為に、夫婦関係を維持などしてほしくない、と成長した後の子供の立場からは思いますが。
金銭的問題は大きいはず。

そして慰謝料は、不倫をした本人というより、その相手に向かいます。
色仕掛けで、お金目的で近寄ったなら、当然の報いだと思いますが、
多くの不倫相手(女性が多い)が、精神的なダメージを受けたりするように、真剣だったりします。

経済的に余裕があれば、単なるリスクとして慰謝料を背負って愛せると思いますが、
経済的に余裕がなければ、借金、失職、様々な痛手を受けます。
(不倫相手からお金を受け取っていれば、別ですが、今どきそのような
 お金持ちの愛人的関係でない人は多いはずです)

配偶者が傷ついており、尚且つ金銭的余裕もないなら(働く気はある、もしくは
専業主婦であることを夫から要求されていた)、慰謝料は当然あるべき、
それでも焼け石に水のものですが、

夫の相手をするのも億劫で、金銭的にもしっかりと夫から受けている配偶者の場合、
働く気もない配偶者の場合、それでも慰謝料は受けて当然のものでしょうか。

また、妻(無職)がW不倫をして、その慰謝料は結局夫の稼ぎから払われるも同然、
ということも起こりえるのではないでしょうか。
夫にとっては、妻に不倫はされ、その慰謝料も?

慰謝料は何のためにあると思いますか?

質問者からの補足コメント

  • うーん・・・

    信じきっている妻、精神的に夫を頼り、支えている妻を傷つける行為は
    容易に許されるものではなく「罪」と呼んで良い気がします。

    「不貞行為」が罪というのは、どのような場合でも、でしょうか。
    罪というのは、時代、場所によって異なります。

    妻が4人までという土地も今でもありますし、
    チベットは多夫一妻があったり。
    (厳しい土地柄、一人の男性では維持できないので協力)

    同性愛が死刑という土地もあります。
    アメリカは同性愛に自由と思っておられる方もおられるかも知れませんが、
    一昔前の田舎だと死に至るリンチもあったりしました。

    では、同性愛者の愛は、「まともな男女の夫婦」に比べて劣るのでしょうか。
    罪でしょうか。
    では、「不倫」はなぜ罪なのでしょうか。

      補足日時:2020/08/23 19:42
  • うーん・・・

    ご回答をありがとうございます。

    しかしここまで考えてみますと、このペナルティは心の傷を癒す性質のものでもなく、
    社会的に維持することが必要なものを守る「法」が、
    個人の心・精神を守ることをしていない場合が起きる、犠牲にすることが起こる、
    という見方もできるのではという考えも浮かびます。

      補足日時:2020/08/24 10:48
  • それで、このペナルティは、今この国で、本当に
    社会的に守るべきものを維持しているのでしょうか???

      補足日時:2020/08/24 10:54
  • 法律は、一般の国民の為にあるのではないでしょうか。
    違うのでしょうか。

    実際問題として、誰の役に立つ...
    離婚に至って、配偶者に経済的ゆとりがさほどないという、ケースにおいてのみ、
    かなり役に立つとおもいます。(あまり多くはないケースかと)

    ではそれ以外だと?

    「最小限の社会的組織」を守ることを中心としたものとして、
    それは何のために?

    (弁護士は、これでもめてくれないと、収益が下がるところは多いでしょう...)

      補足日時:2020/08/24 11:48
  • どう思う?

    抑止力にはなるでしょうか。
    それが社会の重要な構成単位である家庭を維持する...

    でもその家庭を維持する「メリット」「デメリット」なんてものは
    家庭を精神的に空洞化させ(形ばかり夫婦)
    子供の恋愛感、広くは人との繋がり、価値観も育つのですが

    それでも社会全体が基本の構成単位を喪失して
    無茶苦茶になるよりは、良いのでしょう。

    ただ、その(家庭を維持するための)仕組み、法律は多量にあるので、
    マイナス面対効果が大きい法では?

      補足日時:2020/08/24 13:54
  • 以下のように述べられたような人には、不倫であるが故に、人権なしでしょうか。

    「裁判官は請求者に対して、今回の件以降不倫を継続している事が分かれば何度でも慰謝料を請求して下さい。
     と、言っていました。」
    「好きだから中止はしないと頑張ったが何度も慰謝料を請求されてやむなく中止した人もいます。」
    (「 」内、No.11様のご回答より)

      補足日時:2020/08/24 16:02
  • 「 」内、ご回答を引用いたしましたが、

    ”以下のような人には、人権なしなのか”という疑問は質問者個人のものです。
    ご指摘を頂き、そのように受け取られる点が認められ、訂正いたします。

      補足日時:2020/08/24 16:38
  • ↑ ”以下のような人には、人権なしなのか”の疑問は、質問者の思ったことです。

    ----------------------------------------

    「お金」でもって、特定の恋愛に痛みを与えているということではないでしょうか。
    そこから生まれる効果はなんでしょうか。
    それは必要なものでしょうか。

    家庭は必要です。「どんな」家庭でしょうか。
    それは慰謝料で得られているのでしょうか。

      補足日時:2020/08/24 16:46
  • うれしい

    長文の質問、お礼(反論か?)に対し、
    長文でご回答を頂き、誠にありがとうございました。
    どうしても全てがベストアンサーです。

    念のため、長文で回答中の方を切ってしまわぬよう、時刻20:10をもって
    締め切らせて頂きます。

    ひとつとして、短文で、紋切り型で罵ったりするようなご回答がなかったことに
    真摯なご回答をいただきましたことに感謝です。
    新たに認識できたことが増え、考えさせられました。

      補足日時:2020/08/24 18:52

A 回答 (9件)

>信じきっている妻、精神的に夫を頼り、支えている妻を傷つける行為は容易に許されるものではなく「罪」と呼んで良い気がします。



精神的には「罪」ですが、それと慰謝料は全く関係ありません。いや、一応都合上「精神的苦痛を金額換算する」とはいいますが、実際には「苦痛をお金で換えることはできない」と言う人もいるので、慰謝料と精神的なものがイコールでむすびついているわけではないのです。

他の方も書かれていますが「不倫」というのは、不法行為に該当します。なぜなら「婚姻関係」という契約を結んだ夫婦のうち、一方が契約に違反する行為、を行ったからです。だから「罪」であり、慰謝料が発生するわけです。

この点注意が必要なのは、婚姻関係を結んでいない恋人同士の場合は原則として「不倫・浮気をしても罪にはならないし、慰謝料も発生しない」ことです。つまり恋人同士の関係で裏切られた場合でも当然「精神的苦痛」は発生するわけですが、婚姻関係という法的な契約を結んでいない限りは、罪にもならず、慰謝料もはっせいしない、ということになるわけです。

だから同じように精神的苦痛を受けたとしても、法的な婚姻関係があるかないか、という違いで「罪」になるかどうかが異なり、だから「精神的苦痛と慰謝料はイコールではない」わけです。

「法的な契約」を侵す場合は、必ずペナルティがあります。刑法に違反すれば刑務所に入ることもあるし、罰金を科せられることもあるわけで、結婚のような民事的な契約の場合、そのペナルティは「契約違反に対する慰謝料」となるのが普通です。

つまり慰謝料とは「法的契約がある」ことを前提にしたペナルティであり、心の問題ではない、のです。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
噛み砕いたご回答を頂き、勉強になります。

>だから同じように精神的苦痛を受けたとしても、法的な婚姻関係があるかないか、という違いで

確かにそうですね。

>実際には「苦痛をお金で換えることはできない」と言う人もいるので、
 慰謝料と精神的なものがイコールでむすびついているわけではない

そうですね。お金が第一の夫婦関係ではなく、「お金など貰ったって精神的に癒されない」と
不貞行為によって傷ついた配偶者ほど、慰謝料は意味を持たない面がありそうです。
しかも慰謝料は不倫相手の収入によっても、額が左右されたりするようで、精神面と全く関係ないですね。

>つまり慰謝料とは「法的契約がある」ことを前提にしたペナルティであり、心の問題ではない

自分の認識は適当に混ざっていたと認識しました。
No.3様へのお礼にと重複しますが、「法」は心や精神も守るものではと思うのですが、
社会的に守られるべきものを維持するものでも当然あるのですよね。

しかしここまで考えてみますと、このペナルティは心の傷を癒す性質のものでもなく、
社会的に維持することが必要なものを守る「法」が、
個人の心・精神を守ることをしていない場合が起きる、犠牲にすることが起こる、
という見方もできるのではという考えも浮かびます。

ありがとうございました。

お礼日時:2020/08/24 10:46

私は法的な事は分かりませんが…


多くの方は結婚する時にそれなりの様々な「覚悟」を持って結婚されていると思います。
今は安易に結婚される方もいらっしゃるかも知れませんが、その覚悟というのは、結婚する→相手を想い、尊重し、良い時も悪い時もお互いを支え合い二人で築いていくもの。(おおまかですが)
だという事をお互いにその意志があるからこそ結婚になるんだと思います。
結婚生活を続けて行く中で、様々な事があります。
気持ちがブレてしまったり、他者に向いてしまう事もあるかも知れません。
でもね、そこを夫婦二人でまた歩み寄ったり、譲り合ったり、相手の立場に立って考えたり…していく事で家族、家庭として夫婦として…成長したり、お互いを知っていったりすると思います。
それは、法的に認められている夫婦だから…こそ、様々な問題が出てきても(不倫だった場合)人権を尊重されるのではないでしょうか?
誰かを好きになる事は悪い事でもなく、人間としての心があればいつ誰が恋をしたっておかしくはないと思います。
ただ、相手が既婚者である場合、自分が既婚者である場合、どちらもの場合…は、自分の胸の内に留めておく事で、その家庭を壊したり、山あり谷ありしながらもどんな理由でも家族として、夫婦としてそれぞれの役割りを持ちながら生活をしている家庭に土足で踏み入る行為にはなりませんよね。
どんな夫婦であっても、もし例え愛情がなかったとしても、生活の為だけだったとしても、離婚していない以上夫婦であり、家族なんです。
恋愛に敗れた人の人権
そもそもが、身体の関係を持つ恋愛対象としては対象になっていない(だから人権を主張するのが疑問です)のが、今の日本の法律だと思います。
でも、不貞行為をしてしまった場合、せめてもの罪の償いとして、また、お互いの気持ちにケジメを付ける為に形として必要なんだと思います。
慰謝料払ってまでも好きなら、その覚悟を持ってまで好きなら、相手の離婚が成立するまで「待つ」のも愛情だと思いますが…
それが今の日本の家庭、法律、教育、モラル、常識…などだと思います。
だから、不倫をする人→モラル、常識がない人。理性のない人。
として、社会的信用、信頼をも失ってしまうんだと思います。
私は難しい事は分かりませんが、人の気持ちに絶対はありませんし、永遠もないかも知れません。
それでも、離婚せずに家族として夫婦としているのには、何かしら夫婦としての想い、絆…など様々な心理的な言葉では表現が難しい「何か」があるからだと思います。
それは、付き合っているだけでは芽生えないもので、家族として共に生活し、夫婦として山あり谷ありしながらも、一緒にいる「意味」がそこにあるからだと思います。
不倫をした側は安易な気持ちの場合、性欲を満たす為に、恋をしてしまったから、出来心…など様々あると思いますが、された側の心の傷は?
どんな事をしてもらっても癒される事もなく、過去がなくなる訳でもなく、目に見えない傷だからこそ奥深いと思いますよ。
私は保育士でしたが、今の教育では幼い時から人にされて嫌な事はしない。
悪い事をしたら謝る。
ありがとう〜と、感謝する。
挨拶をする。
人の気持ちを考える。
などなど…言い出せばきりがないですが、普通の大人なら、心がまともに育った大人なら、今の日本においては不倫はダメな事。
として、捉えられると思います。
でも、残念ながら今は共働きが増えたり、核家族が増え、家族が希薄になっていたり…と、子どもの心がまともに育ち難い環境にあります。
子どもの心身の健全な成長、発達をする為にも家庭という一番小さな社会が安心、安全、愛情のある場でなければならない。
家庭を持った以上、子どもを持ったなら、人を育む環境、人として、覚悟を持ってそれぞれの立場でより良い家庭、夫婦として築いていく義務と責任があると思います。
それをしなかった…なら、罰として慰謝料。
人間は弱い生き物だと思います。
本当ならそんな罰もなく、自分を律したり、相手を人を思いやる気持ち、心があれば法的に慰謝料なんて作らなくてもいいと思いますが、弱さもあるが故に罰を作り、家庭、夫婦を守るものとしてあるのではないかな?
人の気持ち、心は見えませんからね。
見えないからこそ、大事にすべき所の一つでもあり、信用、信頼の元結婚しているパートナーを裏切る行為は「罪」になると思います。
例え愛情がなくなったとしても、家族で夫婦である以上、他人の恋愛感情の人権よりも優先順位ははるかに高くあると思いますよ。
人間だけが感情を持ち、心をもっていますよね。
それを言葉で伝える能力もあります。
赤ちゃんとして生まれて、物事の善し悪しをきちんと教えていく事、人としての心の育み、家庭環境がいかに大切であるか…
そこが育まれずに育ってしまった人が大人となり、自分が良ければそれでいい。
自己中心的だったり、人を思いやれなかったり、常識、モラル、マナーを知らずにいる人は、不倫をしても自分の主張を通そうとしたり、悪い事とも理解していなかったり…なんだと思います。
育ちがいかに重要か…(心の教育、育み)
という事が改めて分かりますよね。
あなたの求める答えになっていないかも知れませんし、支離滅裂なメッセージになってしまいすみません…
物事、白か黒か。
ではなく、グレーも沢山ありグレーの中でも夫婦として家族としている人、夫婦にしか分かりえない部分は非常に多いかと思います。
そこに他人の恋愛感情で土足で踏み入る様な行為はしてはいけない。
と、私は思います。
人として…ね。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

>良い時も悪い時もお互いを支え合い二人で築いていくもの

仰るとおりだと思います。

配偶者が浮気してくれないか、と本気望んでいる人さえいます。
慰謝料があるからです。その言葉を聞かせたいです。なんと言うでしょうか。

>普通の大人なら、心がまともに育った大人なら、今の日本においては不倫はダメな事

まともとはなんでしょうか。人を思いやれること、仰っる通りです。

「触れたくない触れられたくない」「浮気してくれないかな」
....思いやりがあると言えるでしょうか。

そんな人たちは、お子さんに何と言いますか? 

本音は言えません。(すでに大人なって、母親から本音を聞く人はいます)
親は子供に本音で語ることなく、見せかけます。
そこには「安定した家庭だと感じさせて育てよう」の愛情がある場合が殆どです。
理想論は、質問にもありますが「話し合うべき」。
世の中の「理想論」どおりに生きられている人はどれほどいますか?

理想論通りには行かないけれど、愛情からの努力で、一概に否定できません。
色々とあっても覚悟をし、家庭を持つことであり、子供の為になっている...それもまたあるはずですね。
ご回答を拝読し、そのように思いました。

>土足で踏み入る様な行為はしてはいけない

不倫をしなくとも、すでに家族内で夫婦が「互いを土足で踏んでいる」ことはありませんか?

----------------------
経験談ですが、私の父は不倫をしていました。
母は知らず、外泊が続いたことで離婚に踏み切り、そこで不倫に感づきました。
父は離婚に応じませんでしたが、最終的には親権も面会も希望なく家を捨てました。
母はしっかりした仕事があり、父から何一つ受け取らず別れました。
離婚前から、仕事を転々とした父のかわりに、母の収入が頼りでした。家事・育児は殆ど母。
これを聞いたら、「お母さん頑張った、お父さんは酷い」と「世間一般」の感覚ではなるでしょうか?

父は離婚していない家庭に育ちました。
母は離婚した家庭に育ちました。離婚前は不倫もありました。

お礼日時:2020/08/24 18:31

●不倫であるが故に、人権なしでしょうか。



 ↑、私のアドバイスのどの辺が「不倫である故に、人権無し。」と、いう様に解釈されましたか。
不倫は2人の気持ちで繋がっているが、その気持ちはルール・秩序を逸脱した繋がりなので、理性を働かせ無ければならない。その為には、慰謝料を請求する事で気持ち中心から理性中心の判断に誘導する意味が慰謝料にはある、と言うことです。平たく言うと、お金が出て行くという痛みを感じてもらって不倫を中止に導く、と言うことです。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

>私のアドバイスのどの辺が「不倫である故に、人権無し。」と、いう様に解釈されましたか

では人権があると思われますか?
私は人権なしだと思いました。
解釈といいますか、ご回答を拝読しまして。

ややこしいようでした。補足へも補足させて頂きます。


>慰謝料を請求する事で気持ち中心から理性中心の判断に誘導する意味が慰謝料にはある、と言うことです。
 平たく言うと、お金が出て行くという痛みを感じてもらって不倫を中止に導く、と言うことです。

それでは、ある恋愛に対して、「お金」でもって痛みを与えているということでしょうか。
理性とはなんでしょうか。「お金をきちんと確保して安楽に生きましょう」ですか?

そこから生まれる効果はなんでしょうか。
家庭・子供が守られる...? のでしょうか。正しく...?

反論といいますか、ただただ非常に疑問です。

重ね重ね、ありがとうございました。

お礼日時:2020/08/24 16:36

ご質問が、色々な角度,方向からされています。

そして、言葉を色々と解釈されてです。もう少し絞ってひとつずつについて、そんな風になっているのかとか、そういう事なのかという、何らかの結論じみた了解を得られた後に次の問題に移られると良いと思います。

不倫の慰謝料は、不倫の抑止力を絶対的な目的にしているのではありません。要因としてはその様な働きも慰謝料にはあるでしょう。現実問題として、慰謝料を支払わなくてはいけないので既婚者とのお付き合いは辞めます。と、言う人は結構います。又、不倫関係が発覚して相手配偶者から慰謝料を請求されて、不倫を中止する人も、又、好きだから中止はしないと頑張ったが何度も慰謝料を請求されてやむなく中止した人もいます。

話が少しズレます。人間は1人では生きていけないように出来ています。従いまして、自然性として男女は結婚という形式を経て、夫婦は疑似血縁の関係を形成し、血縁の子供を授かり家族を形成します。この家族は、法律とは別に男女の特性に応じた役目が、これも自然の内に発生します。例えばですが、家庭内の力仕事は夫に任せる、というような感じで家庭内ではそれぞれの立場に応じた役目があります。そうして家族で家族の1人1人を支え合っています。と、言うことは人間は家庭に生まれ家庭に育ち、家庭に生きる。と、いうことが言えます。

家族が生活する家庭には法律は介入しないのが原則です。しかし、家族間で解決できなければ法律の力を貸しましょう。と、言うのが家族の家庭生活と法律の関係です。理由は、紛争は家族のためにも社会の為にも解決しなければならない問題だからです。ここで、小さく考えて家族には色々な家族がある。と、言う意見もあるでしょう。しかし、色々な家族を紛争から救済するには大方の人が納得する基本的なものが必要です。それが法律です。最終的に法が家庭に入って解決するのは、放置すると社会全体というレベルで考えるとマイナスになるからです。尚、家庭を維持するための法律は多量にはありません。元々法は家庭に入らず。と、いう原則があるくらいですから・・・。

最後に不倫の話です。不倫を禁止する法律がないのは、人は誰を好きになっても構わないからです。(禁止すれば憲法に抵触します)しかし、バレた場合は相手配偶者の(まとめて人権)を侵害する行為に繋がる場合、慰謝料問題が発生します。この慰謝料は、理性的な判断を不倫当事者に促す意味も含まれています。その証拠に、不倫関係を中止しないと裁判官に言った人に対して、裁判官は請求者に対して、今回の件以降不倫を継続している事が分かれば何度でも慰謝料を請求して下さい。と、言っていました。以上、思いつくままに書いたのでまとまりがなく恐縮です。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

>もう少し絞ってひとつずつについて、そんな風になっているのかとか、そういう事なのかという、
 何らかの結論じみた了解を得られた後に次の問題に移られると良いと思います

確かに仰るとおりですね...補足もお礼も雑然としております。気をつけたいです。

雑然とはしておりますが、基本の疑問としては一貫して「なんのためにあるのか」です
  (どんな目的で作られ、どんな目的や効果を現在果たしているのか、マイナス面は認識されているのか)

>不倫の慰謝料は、不倫の抑止力を絶対的な目的にしているのではありません。
 (中略)やむなく中止した人もいます。

それは目的としていない、ということが分かりました。
そして、「頑張ったが何度も慰謝料を請求されてやむなく中止した人もいます」というのは、
そうです、例えばそれがマイナス面じゃないかと思うんです、というところです。

①相手の為に、そこまで頑張る。強い感情がなければできません。
経済的には追い詰められるのですから、
「経済的にレベルを落とすから配偶者に触れたくもないけど離婚はしない」という関係もまた
多く存在します。もちろん関係は多種多様です。評価のしようも無く複雑です。

②子供を育ててゆく環境として、また社会の働き手を支える存在として、育てる存在として、
家族は守られるべきですので、仰るように「紛争は家族のためにも社会の為にも解決しなければならない問題」
なのだと思いました。

①は評価することは困難なので、②のみが守られているということはないでしょうか。

相手配偶者の「人権」の尊重を考えるなら、恋愛に敗れた人の「人権」も心配せねばなりません。
配偶者としての義務(配偶者を愛し支える)を果たす気持ちも成果もない状態ならば、
それでも「人権」が踏みにじられたと主張できるのか。(現在、法的にできます)


そして以下のように述べられたような人には、不倫であるが故に、人権なしでしょうか。

「裁判官は請求者に対して、今回の件以降不倫を継続している事が分かれば何度でも慰謝料を請求して下さい。
 と、言っていました。」
「好きだから中止はしないと頑張ったが何度も慰謝料を請求されてやむなく中止した人もいます。」


ありがとうございました。
(こちらがますます纏まりなく恐縮です)

お礼日時:2020/08/24 15:58

>せめて何か社会的に役に立ってるのかな...と。



慰謝料は「破たんした契約から、次のステップに移行する経済的な手助けになる」ものです。これはなにも離婚だけに限らず、ありとあらゆる慰謝料に言えることです。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

再度のご回答ありがとうございます。

慰謝料がどういう性質のものか、納得です。

因みに離婚に至る場合だけでなく、離婚に至らなかった場合もかなりの額が請求されますね。
前者で、配偶者がさほど経済的にゆとりの無い場合は有益ですが、
後者で、不倫相手に経済的ゆとりが無い場合、
「破綻しかけたけど離婚はしなかったお金のある夫婦が、傷ついた弱者から取ってめでたしめでたし」
を法律が守っていることに。

一応、経済的なことは額に少し考慮はされますが、生活も仕事も破綻させる力は失いません。
でも法律は、社会の構成要素である家庭を守っているので、未成年ではないのだから
社会的義務、といったところでしょうか。

色々考えさせられました。
ありがとうございます。

お礼日時:2020/08/24 11:38

#4です。

お礼ありがとうございます。補足も拝見しました。

>「法」は心や精神も守るものではと思うのですが、社会的に守られるべきものを維持するものでも当然あるのですよね。

いえ、法は心や精神は全く守りません。全く関係ないのです。
あ、私法学部出身です。

なんで法が「心や精神を守らない」と言いきれるかというと、そもそも法律によって「心象・思想の自由」があるからです。誰がどんなことを考え思っていても「法律に反しない限りは自由」なんです。

だからたとえば「不倫は文化」という人がいて、バンバン不倫するとします。「不倫は文化」だと思うことは自由だし、不倫そのものを罰する法律はないので「自由」なわけです。この時点で配偶者の心や精神を法律は全く守れていません。

ただ「婚姻関係」という法律に規定されている契約を犯したことだけが「罪」であって、だから慰謝料が発生するわけです。

人の心は自由です。法律自体が「何を考え思っても心は自由」としているのですから「不倫したい!」と思っている人が居て、配偶者がその気持ち自体に傷ついたとしても、法律は一切守ってくれないのです。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

再度のご回答ありがとうございます。
やはり法学部ご出身なんですね。

>法は心や精神は全く守りません。全く関係ないのです。

そんなものですか...!
大切な人が殺されたら、刑事罰を問うてくれますし、
被害者の心情云々...なんて裁判官が言ったりするので、
汲み取って守ってくれるものかと。

あくまで社会に必要な物の維持、の為に法律はあるのでしょうか。
でもそれが国民の「精神や心」から乖離すると、おかしいですよね...
(ひたすら乖離している国とは思っていませんが)

>人の心は自由です。法律自体が「何を考え思っても心は自由」としているのですから
「不倫したい!」と思っている人が居て、配偶者がその気持ち自体に傷ついたとしても、
法律は一切守ってくれないのです

補足やNo.4様へのお礼とも重複しますが、
慰謝料は心の傷を癒す性質のものではないですね。
傷ついた配偶者を守っていないし、
もはや互いに無関心で触れたくも無い夫婦関係を維持している立場の
人間的な心も、その人と恋愛感情を持った人も守ってもいない。

せめて何か社会的に役に立ってるのかな...と。

お礼日時:2020/08/24 11:14

●不倫の慰謝料は何のためにあると思いますか



 ↑、この件に関してのみのアドバイスです。
不倫の慰謝料は、他方配偶者の「法益」、つまり、法律上保証された権利を侵害された場合、それを「慰謝」するためのものです。

不倫を原因とする不法行為による損害賠償のことを言います。損害賠償の対象は、精神面(名誉・人権侵害)、物的侵害、身体的侵害(法律的には709条~711条)を不倫による慰謝料請求の根拠にしています。

法益とは何かですが、具体的には「貞操権」の侵害です。結婚すると性の対象は、配偶者に限定されます。しかし、貞操権の侵害の罰則はありません。その代わり、といってもいいのですが、離婚原因の一番最初に、「配偶者の不貞行為があったとき」を持ってきています。

法益についてもう少し言うと、性の対象である他方配偶者(この場合夫に対する妻)の、夫と性の関係を取り決めている権利を侵害された。その結果、安心安全であるべき夫婦関係に亀裂は発生した。保証されていた人生を壊された。精神の安定を損なわれた。等々があげられます。逆に言うと、崩壊していた夫婦関係は、慰謝料請求の要件を備えていないことになります。

夫婦の性の関係は、物理的(知覚の機能)に快感を得るための行為だけでは無く、夫婦の意思の疎通、もの事の考え方の共有の確認、など多くの意味を含んでいます。物理的な快感を得るだけなら、不倫の慰謝料は発生しません。しかし、夫婦が同じ考えの基で運営してきた家庭生活の崩壊も不倫は内包(意味)します。ここに不倫による慰謝料の本質があります。家庭は、最小限の社会的組織です。それが崩壊すると社会全体の崩壊に繋がりかねません。

なお、不倫は罪ではありません。不倫が罪なら配偶者が知らなくても他者が申告すれば罰せられるようにもなります。ラブホテルは営業できなくなります。罪を働く者を保護しているのですから・・・。個人が不倫に対して、罪なことをして・・・、という様に不倫に対する意見を述べるのは何の問題もありません。話をもう一度「不倫の慰謝料は何のためにあるのか」について、いうと、「生きづらくなった心を慰め回復させるためのお金」と、俗的には言えます。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

法律を学ばれたことがあるのでしょうか。
非常に勉強になりました。

>つまり、法律上保証された権利を侵害された場合、それを「慰謝」するため

なんだか「慰謝」というと、精神的・心の問題とあいまいになりますが、
法律で定められたものは「法律上の権利の侵害」で、
個人の精神的・心の問題の論議と適当に混ぜるべきじゃないと思いました。

でも、精神・心というのも法律で守られている(なるべく守られるように法律が作られる)
ものなのに...とも思いますが

>家庭は、最小限の社会的組織です。それが崩壊すると社会全体の崩壊に繋がりかねません

そうですね。
社会が必要としているもの、社会を維持するものが守られるものでもあるのですね。

>崩壊していた夫婦関係は、慰謝料請求の要件を備えていない

そうですね。

別居して長かったりすると、慰謝料の対象にならなかったりすることがあるとか。
お金に余裕が無ければ別居できませんし、家族を思えば別居も難しい。

同居だと既に崩壊していたという証明はほぼ無理(たぶん)。
相手が精神的支えでなくなった関係であっても。

うーん。長くなるのでこの程度で。

詳しくありがとうございました。

お礼日時:2020/08/24 10:21

現在の日本においての常識(教育)法律的な面から見てのメッセージでした。


時代、多種多様な土地柄、お国によって考え方、常識の違いはあると思います。
現在の日本においては…
不倫が罪とされるのは、そういう教育、法律とされ中で育ち、夫婦がお互い愛し合い、尊重し合いながら信頼関係の元、築いていく家庭である事が前提であり、それを承知の上で婚姻関係を結ぶからだと思います。
だから、現在の日本において不倫は罪とされる。
どんな理由があったとしても…ね。
同棲愛者の愛がまともな男女の夫婦に比べて劣る…
とは、個人的には思いません。
法律や教育、男性、女性の質の違い、性同一性障害の認識の希薄さ、様々な考え方や価値感の受け入れ態勢が一般的に理解されていない事もあると思います。
現在の日本においては、不倫は罪です。
それは、上記に書かせてもらった事が理由です。
時代、土地、お国柄…
によって、常識や考え方は変わるのは当然ですよね。
それを、今の現代の日本において当てはめる事は出来ない、理解し難い事となりますよね。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

>現在の日本においての常識(教育)法律的

というのは重要なところですよね。

やはり現在私たちは、この土地、この時代で育っているので、
パックの鶏肉は食べるのに、鶏を自分でシメるとなるととてもできません。

No.3様が書いてくださった通り、(詐欺・強盗のような他者の通報でも認められる類の)罪とは
されていませんが、婚姻関係を持つ2人は他に関係を持つものではないという感覚・常識で
育ってきたので、それを信じ裏切られれば、精神的苦痛を受けてしまうことになると思います。

ただ、互いがそのような制約や責任のある婚姻関係を相手と持っているにも関わらず、
互いに(もしくは一方的に)それを果たさない場合(肉体関係が面倒、嫌悪感、相手の様子も
あまり気にしない等)まだ慰謝料というのは意味を持つのかなと。

むしろ「害悪」はないのかと。

そうなると、

>様々な考え方や価値感の受け入れ態勢が一般的に理解されていない事もある

というのは、「不倫」「慰謝料」等といったことにも、
言える部分はあるのではないか、と。

そこで、「慰謝料」の意味、現在日本で果たしている意味とか、
各々が感じられる必要性とか、必要の無さとか、ご意見を伺いたくなりました。

再度のご回答をありがとうございました。

お礼日時:2020/08/24 07:49

罪を金銭的に表した形だと思います。


どんな夫婦関係であっても、婚姻関係にある以上、不倫は不貞行為という罪です。
お金でなんて解決出来ない問題ですが、形に表すとしたらお金でしかないので慰謝料という形で罪を償う。
専業主婦は仕事としてみなされる事は少ないと思いますが、家の事(家事)育児をする人がいなければ、夫は仕事に集中出来なかったり、心身の負担は増えますよね。
家庭を支えているのは、仕事をする人(収入のある人)だけでなく、家族の健康、環境を支えている妻がいるからこそ…です。
どちらも必要です。
専業主婦の仕事を金銭的に示すなら月給約25万円になる。
との事です。
ですので、仮に専業主婦が不倫をし、慰謝料を支払う事になった場合、ご主人の稼ぎから支払われたとしても、それを支えている妻のお金でもあると思います。
離婚する場合には、結婚してからの財産は同じ様に分けられます。
それが、専業主婦で収入が無かったとしても家庭を支えている妻にもちゃんと立場があるという事が示されていると思います。
どんな理由があったとしても、不倫は不倫。
不貞行為という罪ですからね。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

御回答ありがとうございます。
専業主婦が金銭的に安定を保証されるのは基本で、その通りですね。

信じきっている妻、精神的に夫を頼り、支えている妻を傷つける行為は
容易に許されるものではなく「罪」と呼んで良い気がします。

「不貞行為」が罪というのは、どのような場合でも、でしょうか。
罪というのは、時代、場所によって異なります。

妻が4人までという土地も今でもありますし、
チベットは多夫一妻があったり。
(厳しい土地柄、一人の男性では維持できないので協力)

同性愛が死刑という土地もあります。
アメリカは同性愛に自由と思っておられる方もおられるかも知れませんが、
一昔前の田舎だと死に至るリンチもあったりしました。

では、同性愛者の愛は、「まともな男女の夫婦」に比べて劣るのでしょうか。
罪でしょうか。
では、「不倫」はなぜ罪なのでしょうか。

お礼日時:2020/08/23 19:41

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!