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逆にどんなときがあるんですか?電池って電気を動かすだけで電気量をふかさせたりしないし。

A 回答 (2件)

物体が持つ電気のことを『電荷』と言い、大きさを考えない点のような電荷を『点電荷』と言います。

陽子は正電荷を、電子は負電荷を持っている。

そして、電荷が持っている電気の量のことを『電気量』と言い、[C](クーロン)という単位が使われています。「1 Cの点電荷がある」とは、「1 Cの電気の粒がある」ということになりますね。

e [C]はこれ以上分けられない電気量の最小単位で、『電気素量』と言います。
電気の素(最小単位)の量という意味ですね。
原子には、水素H、ヘリウムHe、炭素C、酸素Oなど色々な種類がありますね。
水素Hは陽子が1個と電子が1個、ヘリウムHeは陽子が1個と電子が2個、炭素Cは陽子が6個と電子が6個、酸素Oは陽子が8個と電子が8個、全ての原子は陽子と電子の数が同じなのです。

原子は全体として電荷を持たない。
陽子と電子は同じ数で、お互いに反対の電気量を持っています。
原子全体の電荷はプラスマイナスゼロになるのですね。
物体が電荷を持たない状態にあることを、電気的に中性と言います。
原子は基本的に中性ですから、ほとんどの物体は電気的に中性なんです。

ところで、電子には面白い性質があるのです。
居心地が良い場所が他にあると、そちらに移動するのですね。
原子から、ポコーンと家出するわけです。

原子から電子が1つポコーンと出ていったものは、1価の陽イオンと呼びます。
電気的には、原子1個(中性)は1価の陽イオン1個(正電荷)と電子1個(負電荷)のペアでできているとも言えますよ。

電気の基本的な性質
電荷には正の電気を帯びた正電荷と負の電気を帯びた負電荷がある。
正電荷同士や負電荷同士のように、同じ種類の電荷にはお互いに反発し合う力が働きます。でも、正電荷と負電荷という違う種類の電荷には、お互いに引きつけ合う力が働くのです。

もともと電気的に中性だった物体をこすり合わせると、片方の物体は正の電気を、もう片方の物体は負の電気を帯びるのですね。
昔の科学者たちが明らかにしました。
物体が正や負の電気を帯びることを、『帯電』と言います。
帯電という現象には、正電荷を持つ陽イオンと負電荷を持つ電子が関係してくる。最初は、陽イオン4個と電子4個が1つずつペアになっています。つまり、電気的に中性です。
『帯電』は、物体が正や負の電気を帯びる現象のことです。


じゃあ、「動」電気ってあるの?
負の電気を帯びた電子が移動する=電気が流れることなんですね。

あなたがセーターを脱ぐときに、パチパチッとしますよね。
あなたの身体とセーターがこすれるので、電子が移動して、身体とセーターが帯電するからです。身体とセーターに静電気がたまった状態です。
そのまま、金属製のドアノブを触ると、バリッとして火花まで見えたりします。
これは、帯電したあなたの身体が中性に戻ろうとして、身体とドアノブの間で電子が移動したからなんです。
帯電しているときは『静電気』ですが、電子が移動する間だけは動電気である『電流』なんです。

実は、ゴシゴシこすらなくても、接触した瞬間に静電気は発生しているんです。
でも、接触しただけではわずかな静電気しか発生しないのですね。
こすり合わせると、より多くの静電気を発生させることができますよ。
この現象を、『摩擦帯電』と言います。小さい電子から見れば、大きい凹凸だらけで、物体同士がピッタリくっついていないのです。

AとBが接触する面積が増えるので、電子が移動しやすくなります。
つまり、多くの静電気が発生するわけです。
ところで、どの物体に電子が移動しやすいの?と思いませんか?
それは、物体によって違うのですね。例えば、正に帯電しやすいのは人の手、髪の毛、ガラスなどです。負に帯電しやすいのはアクリル、塩化ビニル、ポリエチレンなど。
さて、帯電するときは、物体の間を電子が移動しています。

物体をこすると、電子が移動するので、物体は正か負に帯電しますね。
でも、移動した先で電子が消えたり、突然生み出されたりすることはありませんよ。
つまり、電子が移動する前後で、電気量の総和は変わらないのです。
このことを、『電気量保存の法則』と言います。
というわけで、こする前後で、髪の毛と下敷きにいる電気量の総和は変わっていませんね!
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通常はないです。



もっとも「この範囲」という限定された範囲なら、他の部分とやり取りしたり移動することはあると思いますが。
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