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ギブソン系のレスポール等での、トグル(スイッチング)奏法は、誰が始めたのでしょうか。

印象的な演奏を挙げてみました。

ジェフベック

2:27

エースフレーリー
https://www.youtube.com/watch?v=wRph-naHLvs
2:13

https://www.youtube.com/watch?v=r10hE-LXDK4
2:42

エディヴァンヘイレン
https://www.youtube.com/watch?v=9X6e7uctAww
2:29

A 回答 (3件)

最初にメジャーにしたのはジェフ・ベックとされていますが・・・日本で広めたのは、1977年のKISSの武道館ライブに於ける、エース・フレイリーでしょう。

あのライブの紹介記事でスイッチング奏法が取り上げられたりして、ギター小僧どもがこぞってライブでやり始めました。

 でもスイッチング奏法って、もっと古典的な奏法だった様です。
 今、ちょろっとソースを探しても見つかりませんでしたが・・・以前英語圏の雑誌で、『元々はキルスイッチをON/OFFした奏法』という様な記事を読んだ記憶があります。

 キルスイッチというのは、ギブソンやフェンダーではそういうスイッチが付いたモデルは無かったと思いますが、エレクトリックギターの誕生~普及までの1950~1960年代に作られた『その他大勢の安物』では装備されていることが多かったスイッチです。(ハウリングやノイズの処理が不十分だったマイナーなギターは、ステージ上でのノイズ対策として、演奏していない時にギターの音を一瞬でOFFするスイッチが必要でした。)

 フェンダー・ストラトキャスターの『アーム・ユニット』の正式名称は、『シンクロナイズド・トレモロ』です。トレモロ奏法というのは、今はダサいのであまりやりませんが、1950年代には『イカした』奏法でした。
 ストラトのアームは、細かく音を揺らすことによりトレモロっぽい効果が得られる様にしたものでしたが(ド派手なアームダウンは、ジミヘンがやるまで想像出来ないワザでした)、キルスイッチを激しく断続しても明確なトレモロ効果が得られるということで、特に誰かが考案したということではなく、当時からキルスイッチの使い方の一つだった様です。

 実際、ストラトやテレのスイッチを動かしても、スイッチング奏法的な効果は得られます。しかし古典的なスイッチング奏法は、『2ピックアップのギターで片方のマイクのボリュームをゼロにし、音を出しているピックアップと激しく切り替えることによって音を断続させる技』となっています。これまさに、キルスイッチのON/OFFと同じ音の出方になるワケで、ストラトやテレの回廊では、片側のピックアップのボリュームだけゼロにすることは出来ません。
 2ピックアップでそれぞれのボリュームを独立して設定出来るのは、ギブソンの古典的コントロールです。スイッチング奏法が、フェンダーでなくギブソン系ギターの定番となったのは、これが理由だろうと思われます。
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この回答へのお礼

歴史等とても詳細なご回答をありがとうございました。
エレキギターの歴史で、最初にスイッチング奏法が録音されたのを聞いてみたいです。

お礼日時:2020/09/04 13:07

フィードバック奏法と同様に、誰も言うこともなく同時多発的に始まったのではないかと思います。

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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2020/09/04 13:05

たぶん、ジェフ・ベック。


ストラト使いのイメージが強いですがBBAではレスポール使っていましたね。
70年代のギター本で彼のオリジナルテクニックとして紹介されていました。

でも、ジミー・ペイジがもちょっと前にやっていたような気がするんですよね。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。やっぱり革新的なジェフベックですね。BBA時代のジェフは映像に残っていますが、震えるほどカッコイイです。上記の日本ライブ以外でのスイッチング奏法がありましたら、ぜひ教えてください。ジミーペイジは初耳なので、あるなら音を聞いてみたいです。

お礼日時:2020/09/04 13:05

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