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No.3
- 回答日時:
「酸化」という言葉は「破壊」という言葉と同じく、"する"のか"される"のかをきちんと区別しないと厄介です。
「酸化力」は「酸化する力」。これも「破壊力」が「破壊する力」なのと同じです。
"破壊力の強い戦車"だったらどうですか?
自身が破壊される戦車のことですか?攻撃目標を破壊してしまう戦車のことですか?全く同じですよ。
"酸化力が強い"とは自身が酸化されてしまいやすいことですか?反応相手となる物質を酸化してしまう能力が高いことですか?
No.2
- 回答日時:
酸化とは他の物質(原子や分子)から電子を奪われる事です、還元はその反対、他の物質から電子を受け取る事です。
酸化力が強いことは、他の物質(原子や分子)から電子を奪う作用が大きいことになります。
酸化力が強い物質は、他の物質から電子を強く受け取る物質ということになります。
即ち酸化力が強い物質は、他の物質から電子を受け取り還元されていることになります。
言葉の遊びみたいな感じになってしまうのですが、酸化力が強い物質は、自らが還元され易い物質と言えます。
酸化は最初は、酸素と結びついて酸化物を作る作用だと考えられていたのですが、酸化の本質は酸素ではなく、電子の授受のことだと判り酸化は電子を奪われること。
反対に還元は電子を受け取ること、と定義されるようになりました。
ですからフッ素F原子は酸素O原子よりも電気陰性度が高いため、酸素を酸化したフッ化酸素(F2O、F2O2、F2O3 等)が存在しています。
酸化還元反応は、電子の受け渡しによる反応です。
一方で酸塩基反応は、ブレンステッド・ローリーの拡張した定義では。
プロトンH+ を与えるものを酸
プロトンH+ を受け取るものを塩基 と定義しています。
こういう、電子e- と プロトンH+ との対比で、酸塩基反応 と 酸化還元反応を 捉えることも出来ます。
実際はもっと難しいので、覚え方としてですが…。
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