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今日、社会の授業で第二次世界大戦のGHQ(連合国軍最高司令官総司令部)の事を習ったのですがその際
GHQは天皇に対し「人間宣言」をさせましたよね?
天皇が神ではなくただの人間と宣言させたのなら、その「天皇」その物を無くさなかったのか不思議に思ったのですが何故なのでしょうか?
そして今、天皇はいるのでしょうか?
僕はいらないと思います。

gooドクター

A 回答 (8件)

まずGHQが人間宣言をさせたのは、GHQというかアメリカ人やヨーロッパ人が天皇を「一神教のような神」だと思っていたからです。


 それはまあ当たり前で、たとえば今イスラムテロは「神のために自爆する」なんてやっているわけですから、子供頃から「天皇陛下は神さま」と教えられた日本兵が「天皇万歳!」と特攻していくのをみて「天皇は神で、神として命令しているのだ。じゃなければあんなことをするわけがない」と欧米人は理解したからです。

だからGHQは「天皇は神じゃない」と人間宣言させれば、日本国民の洗脳が解けて好戦的な部分が治っていくと思っていたから、昭和21年(1946年)1月にそれをやったのです。

ところが人間宣言させても国民は熱狂的に天皇を歓迎し支持しました。日本各地を回る天皇の戦後巡幸は昭和21年2月から始まり、巡幸を許可したGHQは「人間宣言させたし、石をぶつけられるかもしれないし、暗殺されるかもしれないのにいいのか?いや、こちらの手間が省けるか」と許可したのですが、思惑と異なって日本国民は石を投げるどころか鄭重に天皇を迎えたのです。

ただ敗戦後、日本では少数とはいえ共産主義者が増えていました。「戦争は天皇の責任であり、政治家や軍部などブルジョワ階層が起こしたもので、犠牲になったのは徴兵されたプロレタリアートだ」と言う主張で、だから天皇制を妥当しブルジョワを一掃して共産国家を作るべきだ、という革命運動が盛んになったのです。

GHQはドイツ占領と違って、わざわざ苦労してソ連を排除しているのに「天皇制を終わらせたら、一気に共産革命が起きる可能性が高い」と判断するようになります。

そのため、実は日本の配線以前から連合国首脳の間では「天皇制は維持する」という方向で一致していました。
そうしないと天皇廃止と同時に共産革命が起きる可能性が高かったからです。

>そして今、天皇はいるのでしょうか?

私は必要だと思います。なぜなら「市民を一つに纏めて、国民意識を持たせ、社会秩序を維持するのはものすごく大変だから」です。

たとえば現代でも「国家の象徴に忠誠を誓え!」と国民を指導している国がけっこうあります。北朝鮮の金正恩への忠誠はご存知だと思いますが、他にもそういう国がたくさんあるのです。ただ、人ではなく国旗に忠誠を誓わせる国もあります。
その最も強力な指導をしているのは、実はアメリカなんです。

アメリカ人は小学校に入ると(場合によっては幼稚園から)、毎朝教室に掲げてある星条旗に向かって「忠誠の誓い」を唱和します。毎日ですよ。これをやることによって「アメリカ人とは星条旗に忠誠を誓った人々」と言う認識をもつようになり、肌の色や文化・宗教が異なっても「アメリカ人」という認識を植え付ける効果があるからです。逆をいえばそこまで強烈に教育しないとすぐにバラバラになってしまう危険があるわけです

こんな感じ

もう一つ戦後に君主国に復活した事例を紹介しましょう
ひとつはスペインで、軍事独裁政権が終わった後、国家安定のために国王復帰が望まれ、今では王国に戻っています。
もう一つはカンボジアで、こちらも軍事独裁政権が終わった後、国連が協力して共和制で国家再建が検討されたのですが、各地の軍閥(独裁政権と戦った各地の軍事組織)がお互いに信頼しあえず、議席数や選挙のやり方などで揉めてしまったのです。そこに登場したのが戦前の国王のシアヌーク氏で、亡命してた国からカンボジアに戻ったところ、元々王国軍の司令官レベルが多い各地の軍閥の指導者たちが「シアヌークが国王に復帰されるなら、忠誠を誓って武器を置く」と賛同したので、王国として再建することになったのです。

つまりどちらも「国家指導者としての個人の信頼」によって国民の多数の支持を得ているといえます。

逆の例も出しましょう「日本で天皇制が廃止されたらどうなるか?」です
確実に言えるのは「みんなが納得する国家指導者の在り方について100年近く揉める」です。

たとえばフランス革命は国王の処刑までしか習わないでしょうが、実はフランスの内政が安定するまで80年を要しています。その間には「最初の民主制が粛清の嵐で崩壊→王政復古するが反対が多くて崩壊→やっぱり民主制→戦争で勝ちまくるナポレオンに人気が集まってナポレオンが皇帝になるが失脚→やっぱり民主制・・・」という具合で80年かかってようやく国民がそれなりに納得する共和政治に落ち着いたのです。

隣の韓国はまだ道半ばです。だから常に大統領は不幸な結末を迎えます。つまり韓国国民の中に「絶対的な権力として大統領を認める」機運がまだ完全に出来ていない、ということです。だから韓国大統領が国民の支持を得て安定するにはあと少なくとも10年はかかるでしょう。10年経つと初代大統領の李承晩から80年ぐらいになるからです。

このように国家が「市民を一つに纏めて、国民意識を持たせ、社会秩序を維持するのはものすごく大変」なわけで、翻って日本を見てみるとなんと1500年も同じ国家元首の家系で安定しているわけです。

これを変える必要性がありますか?私は無いと思います。
また、変えても今生まれた赤ちゃんが老人になるぐらいまで激動の時代になるでしょうから、天皇制を変えるべきではない、とも思います。
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重要な問題を決断する時には、出来るだけ他の問題が面倒にならないことを考えて行動する。


そして最終的な「目標」を動かさず、それを手に入れるためには、ある程度のことは黙認する
こうした考えが「プラグマティズム」というという考え方で、混乱を鎮めるのにはよい方法です
「日本の幕末」や「第二次大戦後」の混乱を鎮めるのに「天皇」の存在は便利だったから利用したのです
「日本の歴史」や「日本人の~だ」という人がいて、その人たちに無駄に騒がれないために必要だと考えたのです
今の「北朝鮮」も外から見れば、酷い国家ですが、「国内をまとめる方法」が他にないと思っているから
あのような「圧政」を行います。第二次世界大戦終了までの日本と同じです。
現在の天皇制が「必要かどうか」は国民と「天皇一族」が決めればよいことです。
ただ「とてつもなく広い土地を「無税」で利用していることが正しいかということを含め
天皇制の運営方法も、考える必要はあると思います。
「無駄な混乱を避け」あるべき形を探すことに「禁止事項(タブー)」を作ってはいけません
「王室があったほうが安定する」といった人は「北朝鮮」を批判できなくなります
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天皇が神ではなくただの人間と宣言させたのなら、


その「天皇」その物を無くさなかったのか不思議に思ったのですが
何故なのでしょうか?
 ↑
1,天皇は軍隊17個師団に相当する力があると
 分析していました。
 これを廃止するのは、日本を治めるのに適当でない。

2,当時盛んだった、社会主義に対する防波堤としての
 意味があった。
 社会主義は平等を理念としていますので、 
 天皇のような特権階級の存在と相容れないのです。

3,東京裁判で、日本側の抗弁を封じるため。
 つまり、米国の悪事を主張しない代わりに、
 天皇を維持する、という取引がありました。




そして今、天皇はいるのでしょうか?
僕はいらないと思います。
 ↑
アラブの春を見てください。
シリア、リビア、チュニジア、エジプト、みな共和制国家ですが、大混乱です。
これに対し、モロッコ、カタール、バーレーン、オマーンなどの
王政国家はみな安定しています。

国家統治の技術として、天皇のような存在は
有益なのです。

途上国が途上国であるのは、色々な原因がありますが最大のものは、国民が統合されていない、
ということです。
どうして統合されていないか、といえば、国民に、国民であるとの連帯感が無い、
薄いからです。
イラクやアフガンがその典型です。

イラク人、アフガン人という意識が希薄なので、国民がまとまらず年中ゴタゴタしています。
中国なども、大正時代の留学生ですら、中国人であるという意識は
ほとんど無かった、と言われています。
皆、北京人、上海人です。

日本だって、幕末時は薩摩藩人、会津藩人という意識の方が強かったのです。
そこで、山縣有朋と西周が相談して天皇を持ってくることにしました。
お前等は、薩摩藩人という以前に、天皇が治める日本という国の国民だ、日本人なのだ。
これが成功したわけです。
これを国民国家といい、アジアで最初にこの国民国家樹立に成功したのが日本で、
中韓などは大きく遅れを取りました。

1,独自性
先人は、中国に対する独自性の発露の為、天皇という呼称にしたのです。
現代では、欧米に対する独自性の徴表という意味を持っています。
独自性を持たない国は衰退します。

2,歴史を観て下さい
幕末、幕府の受け皿としての天皇がいなかったら日本は列強の植民地に
されていたかもしれません。

3,公、という概念の醸成
オリンピックや国体とかの催しものはみな、国家を国民に意識させる為に行われているのです。
国旗や、国歌などもその類いです。
その中でも、天皇というのは強力なツールです。
天皇は生きている歴史であり、歩く国家なのです。
人々は天皇に接し、想うとき否応なしに日本国家や日本の歴史を想起します。
米国もこれを羨ましがり、天皇の存在は17個師団の軍隊に相当する力があると分析していました。

4,汚職だらけのアジア諸国の中で、日本は比較的清潔でした。
それは、汚職は天皇に対する犯罪で、絶対に許せない、
という考え方が強かったからです。

5,かつて官僚は、政治家などは選挙区の代表に過ぎないが我々は天皇の官吏として、
日本全体の事を考える立場にある、と誇り高く仕事をしていたのです。

6,戦後、社会主義革命の嵐が吹き荒れました。その前に立ちはだかったのが天皇制です。
社会主義は平等を理念としますので、天皇制と相容れないのです。

7,権威と権力を分離し、もって独裁を防止する。
 権力は徳川将軍が手にしていたが、権威は天皇にあった。
 池田大作が政権をとり、独裁を敷こうとしても、天皇制は大きな
 障害物になるでしょう。

9、象徴性
選挙で選ぶとなると政治家みたいな人が選ばれることになります。
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天皇制の廃止ばかりか天皇(昭和天皇)を戦犯として処罰するべきと言う意見もあったそうですが、別の方が回答しているように天皇制を廃止したり昭和天皇を処罰したりするのは日本を統治する上で得策ではないと考えたわけです。




現在の天皇制は憲法では「国民の総意に基づいている」とされていますが、近年の佳子様フィーバーなどを見ても皇室のファンは大勢いるのは明らかですから、現在でも天皇制は「国民の総意に基づいている(天皇が必要だと国民は思っている)」と考えて差し支えないと思います。
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GHQが日本を統治するのに、天皇を利用しようと考えた。

逆に天皇制を排除したら、日本全国大混乱に陥ることを予想し、怖れた。現在、天皇制を無くすことは、多くの日本人が皇室ファンだから、事実上不可能であろう。
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アメリカ側は、日本の内部事情をかなり把握していました。


あの時点で天皇制度を完全に消滅させると、日本の国という形がバラバラになると予想。
天皇制を残す代わりに、いわゆるA級戦犯を妥協なしに処罰するほうが賢明と判断。

アメリカは移民の国ですから、元王族の類がいません。アメリカ唯一のコンプレックスです。アメリカに対する精神的有利なものとして必要ですし、平成天皇の被災地慰問も、日本国の象徴として良い仕事をしたと思います。 残しておいたほうがいいと思います。
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天皇は日本の象徴です。

アメリカもそれを理解し、必要だと思ったので残したのです。
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そんなもん、思うのは君の勝手やけど、決めるんは君やないから。

それと、そんな簡単な話やないから、もっともっと勉強してからでないと、うかつなことは言うちゃいけんよ。
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