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質問させてください。
私は、発酵食をよく作ります。

例えばレーズン酵母作りで、使用する容器(すでに煮沸消毒済み)の瓶の内側壁面にレーズンの小さな破片が付いたりしてこれをキレイにするばあい、一般的に、ウォッカで拭き取るのがよい、と言いますよね。

度数的にはウォッカもウイスキーも大差ないと思いますが、なぜ一般的にウォッカの方が消毒用に使われるんでしょうか? 
ウイスキーでは同じ効果は期待できないのでしょうか?

ご存知の方、お答えいただけるとうれしいです。よろしくお願いします。

A 回答 (4件)

殺菌アルコール濃度って幅がとても狭いのです。


殺菌効果は60度を超えないと効果が激減します。
80%以上も殺菌効果が低下します。殺菌するより早く揮発してしまうので菌が耐えられてしまう。

これに該当するのはウイスキー・ブランデーの原酒とウォッカ、ラム、テキーラであり50度〜75度(スピリタスは96度)。
一般的なウィスキーやブランデーは加水して40度程度に飲みやすく調整してありますので、この10%は殺菌効果としては大差あるのです。

梅干しなどのカビ取り程度の殺菌なら30度の焼酎でも構いませんが、
酵母培養は他の発酵細菌が混入すると、酵母の増殖が抑えられ発酵失敗してしまうので完全滅菌する必要があり、
ウイスキーの40度では50度のウォッカ同等の効果は期待できず、発酵不良の原因となりえます。

それにウイスキーやブランデーじゃ熟成樽香とピート薫香がついてしまいます。ウォッカは揮発性の無味無臭。
狙った香りならいいですけど、目的外なら雑味になります。
これが製菓のラムレーズンの存在理由でもあります。同じ葡萄であるブランデーまではともかく、(スコッチ)ウイスキー薫香はレーズンとお菓子の風味に合わないのです。
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この回答へのお礼

丁寧な回答をありがとうございました。そんなに幅が狭いとは!レーズン酵母用に使用していたのは、96度のスピリタスでした。度数が高いから信頼仕切っていましたが、そうじゃないのですね。ラムレーズンの例まで出して幅広く答えてくださり、しかもとてもわかりやすかったです。

お礼日時:2020/10/09 10:48

気軽に飲めるウォッカは度数が低くて一般的なウィスキーと同じ程度でしょうけど・・・・



そもそものウォッカってウイスキー(四十度~)よりも高濃度ですよ
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

お礼日時:2020/10/09 10:48

単純に風味やにおいの関係でしょう。


ウォッカが一番くせがないので。
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この回答へのお礼

ハードリカーはほとんど口にしないので、気がつきませんした。なるほどですね。ありがとうございました。

お礼日時:2020/10/09 10:49

ウォッカは一番度数の高いものだと、96%のスピリタス、88%のドーバースピリッツ88やバルカン176などがあります。

あと、ウォッカはアルコールと水と少しのフレーバーなので無色透明なものが多いです。無職のウォッカは乾燥後、ほとんど残らないと思います。
ウィスキーは樽で寝かせるために色があるし、ウオッカよりフレーバー成分が多く、乾燥後の残渣が多めになります。

なお、ウォッカでも、リモナヤやストリチナヤ、ズブロッカのように色がついているものや味の濃いものは容器の消毒には向いていないかも。
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この回答へのお礼

ウォッカと一言で括っても、様々なのですね。非常に参考になりました。回答ありがとうございました。

お礼日時:2020/10/09 10:49

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