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勘の良い人に質問。

 経験を積んで判断する直感と、
純粋な直感ってあると思うのです。

後者の直感が鋭い人は、性格的なものでしょうか?それとも遺伝のようなものでしょうか?

A 回答 (3件)

心には3種類あります


肉体的欲求などを考える心・・・動物心(肉体心)
物事を理詰めで考える心・・・理性心
命から生じる心・・・霊性心

前者の「直感」は理性心の働きによるものです
理詰めで考える心ですから、「経験がない」などデータがそろっていない状況では頼りになりません
後者は 「直感」ではなく 「直観」です
英語でいえば「perfect impression」です
これは 理性ではなく生命そのものから生じる霊性心のはたらきによるものです
そもそも、この世は哲学的に言うと「気」がそのおおもとになっています
この気は、電気や磁気など二次的な「気」と区別して
「先天の一気」などと呼ばれていますが、科学的には現在確認されている素粒子よりももっと小さい粒子で、宇宙最小単位を指しています
先天の一気は、宇宙のありとあらゆるものの大本なのでこれを指して神とか仏とか言われてきたわけです
気ですから、一つのところにとどまっている性質はなく
電気が動けば光や熱といったエネルギーが生じるように
先天の一気が動くとものすごいエネルギーが生じます
また、先天の一気は人間がはるかに及ばない英知を持っています(かるがゆえに、ひとびとはこの気に対する尊敬の念慮から「神」と呼んできたのです)
さらに、先天の一気は宇宙の至る所に隈なく遍満存在しているのです

人間の生命とはこの気を一定量あつめて形作られた存在で
宇宙の根本と(分量に差こそあれ)本質的には同じ存在です
そして、人間の頭脳を先天の一気が通過すると思考が生じます
(豆電球に電気が通過すればぴかっと光るのと同じイメージで、人間の脳を気が通ると ぴかっと思考が浮かぶというわけです)

ですから、宇宙の本体と同質な人間の生命は
宇宙で起こっている現象(この世界のありとあらゆること)を正しく把握できると考えるのが普通です
したがって、霊性心の発動を妨げないような心の持ち主であれば
後者の「直観」が自在に発動して、他者から見れば勘が鋭いとか先見性があると思われるような存在となります

しかしながら、霊性心が発動しにくいような心の持ち主では
直感は容易に発動して来ないので、いわゆる勘が鈍いひとということになってしまうのです

では、どういう場合霊性心が発動しやすくなるかというと
まずはマイナス感情をすぐに切り替えられることが大事です
もっと言えば、心が何も考えていないとき(動物心や理性心が働いていないとき)に霊性心が発動してきますので、低俗な欲望のとりことなっているときや、理詰めで物事を考えているときなどは、なかなか直観は発動してきません
よく研究者などが研究を理詰めで行って行き詰まり、どうにもならないので
散歩に出かけたりとか入浴したときに
ぱっとい閃きがあった そして大発明(大発見)につながったなんていう話がありますが、理詰めで理性心をフル活動させていたものを
散歩などでパッと抑え込み 瞬間的にでも霊性が発動したため
偉大な考え(直観)が浮かんだ というのがこの現象の実際に仕組みなのです

また、これを意図的に発動するために、昔から人々は座禅を組んだり瞑想を行ったりしてきてわけです。

一休禅師などもひとから「なぜ、あなたはぱっと妙案が浮かぶのか?」と聞かれて「普段から余計なことは考えていないからだ」と答えたそうですが
余計なことばかり考えていると直感の発動がしにくくなる
と言うことを言い表しているのだと思います

ですから、直感をよくしたければ 普段からマイナス感情をできるだけ持たないようにして朗らかな心で活きることがまずは必要と言えます
直感を発動させたければ、考えても仕方のないことは考えないことです
(とはいえ、こころは考えるのが仕事。起きていれば心は何か考えてしまいます・・・。そのような心が余計なことを考えないように 工夫してトレーニングしていく。難しいけどこれが直観発動への道だと思います)
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この回答へのお礼

詳しい解説感謝です。
非常に読みごたえがありました。

ありがとうございました。

お礼日時:2020/10/12 15:43

【直感】 の解説


[名](スル)推理・考察などによるのでなく、感覚によって物事をとらえること。「直感が働く」「将来結ばれる運命であることを直感した」

あたるか/あたらないかは問題ではなくて、方法が(推理・考察などによるのでなく、感覚によってとらえる)というのが、直感です。
経験による直感もあれば、思い込みが酷い(バイアスが働き過ぎ)の直感、感覚過敏の直感、推理・考察が働かないため直感ベースになってしまったなどがあるのでしょう。

性格的なものや遺伝のようなものもあるのでしょうが、ただの生活習慣・普段のクセという場合が多いと思います。
社会生活でも、個人の生活でも、右顧左眄しあるいは諸事検討して判断行動する方が結果的に失敗が少ない・トラブルを少なく出来るという経験をしている場合には、一つの情報や刺激・想念をそのままに自分の思考や判断行動言辞のベースにはしない習慣・クセを身につけることが多いです。
逆に、(一つの情報や刺激・想念をそのままに自分の思考や判断行動言辞のベースにはしない方がイイ)と学習することなく生きてきた方は、(まず、直感で発言・行動・思考・志向する)というクセを身につけていきます。

生活習慣・クセですから、実生活で身につけたものです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

直感の言葉の定義ありがとうございます。
つまり、直感自体が「感覚的で理論で考えない危ない方法」という訳ですね。

お礼日時:2020/10/12 15:40

前者は経験に基づく予測。


後者は「ひらめき」と呼ばれるものだけど、幼少期の無意識の体験によるところが大きいと言われている。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
そうですね。確かに幼少期の方が多かった記憶があります。

お礼日時:2020/10/12 15:35

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