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単位株と単元株の違いが今イチ良く分かりません。「例えば、1,000株を1単元とする企業で株価が1,000円とすると1単元を売買するのに100万円必要ですが、その企業が定款を変更して500株を1単元とすれば、投資家は半額の50万円で株式を取得することができるようになります。」この説明は良く分かります。企業によっては1単元を100株にして10万円で株式を取得出来るようにする事も出来る訳ですよね。株式の流動化を目的として、1単元を設定するという趣旨は理解出来ます。
でも何故単位株だとダメなんでしょうか。1単位を100株にしても同じ事じゃないんですか?(今はもう法改正が施行されてるので今更出来ないのは分かってますが・・・。)それとも1単位は1,000株というのが固定で決まってたんでしょうか。そこのところを説明して下さい。宜しくお願いします。

A 回答 (2件)

そもそも単位株とは、株式の額面合計を5万円、と纏める制度で、額面50円なら1単位は1000株、


となっていました。
ところが、最低資本金制度改正・株式額面の廃止が行われると同時に、額面合計5万円、という概念も
なくなり、単位株という制度も消滅しました。

ただこれでは、端株主への議決権の付与など発行会社の株主管理負担が激増することから、新たに単元株
という制度を創設し、株主の議決権1個=1単元とするようにしたわけです。
まあ、言葉が変わっただけ、といえるかもしれませんね。

ご質問の通り、額面に拘らず1単元が設定できるようになりましたので、株式の売買単位も引下げられ、
売買がしやすくなりました。
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この回答へのお礼

ご回答有難う御座います。
>株主の議決権1個=1単元とするようにしたわけです。
について再度質問したいのですが、極端な例ですが、1単元1株とした場合は多くの人が議決権を持ち過ぎることになり、現実的ではない=そこまで1単元を小さくする企業は無い、という事で宜しいでしょうか。
御指導宜しくお願いします。

お礼日時:2005/02/01 18:10

>1単元1株とした場合は多くの人が議決権を持ち過ぎることになり、現実的ではない=そこまで1単元を小さく


する企業は無い、という事で宜しいでしょうか

商法では1単元は1000または発行済株式総数の1/200を超えることはできない、と上限について決め
てあるだけですから、1単元=1株も理論上は可能と思います。

ただ、そうした場合に、少数株主がベラボーに増えてしまい、株主総会の招集とか非常に事務負担が大変に
なることが予想されます。

売買がし易く(=取引が活発になる)というメリットはあるかもしれませんが、コスト対効果を考えれば
割に合わない、と考えるのが自然でしょう。
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この回答へのお礼

有難う御座居ました。良く分かりました。

お礼日時:2005/02/02 10:06

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