誕生日にもらった意外なもの

似たような質問がある中大変恐縮なのですが、専門分野にあった第二外国語が知りたいので質問させていただきます。 私は四月から国際政治関係の学部へ進学するのですが、第二外国語の選択で困っています。
資料などを参考にした結果、スペイン語か中国語で迷っているのですが、フランス語も選択肢に入れて最終決定をしたいと思っています。
もしよろしかったら皆様の貴重なご意見を聞かせて頂けると大変うれしいです。
よろしくおねがいします。

A 回答 (4件)

国際政治学といっても、いろいろな傾向(学派)、領域があるので、それによって何語の知識が便利かは左右されますが、ごく一般論として私の感想を述べると……。



国際政治学のために外国語を学ぶという場合、次のような目的が普通ですね。
1)留学のために、留学先の国の言語を学ぶ。
2)その言語で発表された研究書、文献を読む。
3)自分自身の研究のために、原資料を読む。(現地調査をするために学ぶ場合含む。)
4)一般的情報収集能力を高める(例えば新聞や雑誌を読む能力)。

国際政治学の勉強のためなら4)は実はそれほど優先度は高くないです。
それに、留学といっても、現在、国際政治学のために日本人が外国留学するなら米国が最優先の候補です。
これから国際政治学を勉強し始める段階なら、まずは2)を中心に考えればいいと思います。
(EU研究とか、東南アジア研究とかを専門にするのでなく、主流の国際政治学をやるのであれば、まずは米国以外考えなくていいくらいです。)

フランス語はまだ学術語として生きていますし、専門がまだ固まらないならば、とりあえずフランス語は無難な選択だと思います。(ただし、フランス語ができたからどれだけ国際政治学の勉強に役立つかは「?」も残りますけど。)極論すると、将来他の分野に転向するときも、フランス語なら何がしか役に立つ可能性が他の言語よりは高いです。

しかし、もしも安全保障論やアジア経済などに関心があるのなら、フランス語より中国語でしょう。国際政治・国際関係、安全保障論、国際経済などで、現在の日本の第一線の学者の人たちには、中国語を少しはわかるという人がけっこういます。

なお、将来プロの研究者になるのなら、フランス語も中国語もどちらもやればいいわけです。
それから、スペイン語は、国際政治学のために特に必要性が高いとは私は思いません。(中南米を専攻分野にするのでもない限り。)

私自身は、この分野の研究者ではありませんが、仕事でこの分野の専門家たちと一緒に仕事をしていたことがあり、学者とも付き合いが多かったので、その経験から書いております。
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この回答へのお礼

遅くなってしまって申し訳ございません。
専門的なご意見ほんとうにありがとうございました。
フランス語の重要さに気づくことができました。もう一度考えてみます。 どうもありがとうございました。

お礼日時:2005/02/03 10:53

国際政治学者で参議院議員の桝添要一氏は何ヶ国語にも堪能ですが、英語の次にはフランス語が得意だそうです。


それでは それぞれの外国語を解説します。

1、フランス語・・・・この分野の文献が豊富であり、近代史を視野に入れるのだったら不可欠。また、英語圏とはカウンターカルチャーの要素も強いので、立体的に
国際政治を掴めると思います。ただし、第2外国語として人気の割には需要が少ないので、実用性は低いです。

2、スペイン語・・・・今やフランス語を凌駕する国際語であり、日本ではあまり関心のスポットの当たらなかった、アメリカの裏側や中南米の事情を知るには いいでしょう。将来性も高いです。

3、中国語・・・・使用している人の数は英語よりも多く、
日本に非常に身近な国の言葉なので、いいでしょう。
ただし、#1さんも仰るように 地域が限定されているため 広いビジョンで世界を見るには不適です。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
各言語別に解説をして頂き大変役立ちました。
中国語にも惹かれるのですが、幅広い範囲で使われているスペイン語を中心に考えていきます。
貴重なご意見どうもありがとうございました。

お礼日時:2005/02/02 00:01

第二外語は本人のニーズ、目的次第でしょう。



英語につぐ実用語としてマスターする気があるのか。
第二外語の学習が必須なのでどれか学びやすい言語を
選ぶのか。
専攻に役立つ外語を英語同様に身につけたいのか。

フランス語、スペイン語、中国語共に学ぶ価値のある
言葉だと思います。発音の易しさから選べはスペイン語でしょう。スペイン語は公用語として20カ国+米国にも3千万人以上の話者がいる英語に次ぐ国際語です。

判断に迷ったら学部の先輩の意見も参考になると思います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
やはり第二外国語にしてもマスターしなければ意味ないですよね・・・  具体的な数字等を教えて頂き参考になりました。  ありがとうございました。

お礼日時:2005/02/01 23:55

過去の文献に当たる機会が多いなら、外交問題でフランス語は避けられないから、思い切ってフランス語、将来性は薄い。

学者向き。
やはり中国語、スペイン語は長期に亘り有効な情報採集手段。ただ中国語に浸りすぎると視野が狭くなる。日本との関係が強すぎるから。その点スペイン語はおおらかで良いが、緊急の話題性に欠ける。
緊急の話題性ならアラビア語。イスラエルがある限りアラビア語は重要。ヘブライ語は習わなくてもどうせ英語の情報が幾らでも入ってくるし。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
うちの大学にはアラビア語などがなく残念ながら履修することができないですが、3つの言語の特性を理解することができました。 どうもありがとうございました。

お礼日時:2005/02/01 23:52

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