
No.13ベストアンサー
- 回答日時:
#5さんの回答が秀逸なのですが、それに補足する部分があります。
まずアメリカは第2次大戦まではそれほど巨大な国ではありませんでした。国土が広すぎ、人口はあるものの農業国で大英帝国やフランスなど植民地を持つ旧世界には敵わなかったからです。
ところが第2次大戦はヨーロッパ全体つまり旧世界全体が焦土になり復興を余儀なくされたこと、戦後植民地だった地域が次々と独立したことで、以前のような経済力を保つことができなくなったのです。
つまりアメリカの国力の半分は「旧世界の没落」に由来するのです。
それに加えて、旧世界の復興に対して製品をたくさん製造して輸出し、そこに石油などの新エネルギー開発と自国での油田開発が重なったので、アメリカの国力が一気に強くなったのです。
それでも1960年代ぐらいまでは、旧世界もそれなりの地位を占めていたのですが、これが変化させたのがソ連の存在です。
第2次大戦で没落した旧世界に変わり新世界として勃興したのがアメリカとソ連です。1960年代まではこの両国の経済力は拮抗しており、軍事的にも核ミサイル競争で均衡を保っていたのです。
しかし、オイルショックなどで米ソとも経済が不調になり、アメリカは日本などの省エネ対策や、中東へのエネルギー依存などを得て復活し、ソ連は崩壊したのが1989年です。
ソ連の崩壊により、アメリカ一強の世界になったのが現在の世界であるわけです。
蛇足
ローマの件についても、#6は秀逸ですが、ローマの軍事力の拡張によって得た領土、そしてそこに居た人々を「ローマ市民として迎える」というやり方が領土拡張と安定的な維持に貢献したといえます。
つまり当時は戦争で負ければ皆殺しが普通だった世界で、ローマは「降伏してローマ化するなら歓迎する」としたわけで、これにより周辺の蛮族がローマ文明化という恩恵を受け、さらにローマ市民として差別を受けなかった、というのがローマが反映した大きな要因です。
しかし、ローマは紀元以後キリスト教化が激しくなり、一神教は排除の理論が強いので、キリスト教化できなかった地域や宗派の違いなどで分裂しローマは衰退したのです。
No.12
- 回答日時:
アメリカの国力(経済や軍事)が他国と比較して、
隔絶して巨大なのはなぜですか?
↑
他の方も指摘していますが、戦争です。
建国以来戦争を繰り返し、そのたびに肥え
太ってきました。
戦争でメキシコ領土の半分を奪ったのを
始め、第一次大戦で大儲けしました。
儲けすぎた反動で大不況でしたが、
それも第二次大戦で大復活です。
この辺りが、米国の頂点でしたね。
以降は、相対的な力は後退しています。
多民族国家でいろんな民族が知恵を出し合うから?
↑
それなら、ブラジルもカナダも米国並みに
なるはずです。
ミャンマーなどは数百の民族がおります。
大統領が就任式で聖書に手をあてて宣誓するから?
国民の殆ど(8割?)がキリスト教だから?
(↑これは、バチカン市国も)
↑
???????
No.8
- 回答日時:
第二次世界対戦で
完全なる覇者に、なったから
ヨーロッパやアジア
アフリカ、ロシアも
戦争で、ボロボロになって
勝ち残ったのが、戦争にゆっくりと参戦してきた
アメリカだもんね~
てな中2病みたいな回答しつつ
世界対戦以降、強大な軍事力を保持しつつ
海の道、シーレーンてなのを掌握して
原油の取引には、アメリカのドルでの決済を世界的に認めさせたから
原油取引でドルを使うとなると
世界的な機軸通貨としての立場も樹立されるもんね
農業大国でもあるアメリカは
自国で消費できない穀物を、他国に売ることからも、海上貿易のシーレーンを確保してるのは強みでもありますもんね
なんやかんや言うても
軍事力の強さ
ロシアと中国の軍事力を足しても
歯が立たないとか言われてますからね
軍隊が無いことには
世界的な主導権は握れないから
中国なんかも、軍事力強化に励んでるみたいですよ
No.7
- 回答日時:
まあ北アメリカは アメリカ合衆国になれたからね。
本土が攻撃されないってのは強い。
守るより攻める方に力が回せ 戦いは守るほうが難しい。
幸いにして南アメリカは 意思疎通もバラバラで 協調性に乏しく 攻めてくる恐れはないし。
軍力開発と共に 経済を中心に添えた。
金持ちが偉い 優秀なやつは金持ちになれる 金 金 金と 金の亡者を多く育成した。
移民だから血統にも関係なく もともと食い潰れ者だから貴族もおらず 自立に対し 誇りを持てた。
そして優秀な資源が それらを後押しした。
とはいえ 欠点がないわけでもない。
各州は決して一枚岩ではないし 新たに新州も 1959年以降 ない。
これは実のところ 「アメリカの主義は 経済と戦争によって培われたもので 理想から出来たものではない」事を示す。
経済が停滞か安定し 戦争がなくなると アメリカは内部から滅ぶ。
No.6
- 回答日時:
お礼について<では、かつてローマ帝国が反映したのはなぜですか?>
古代ローマは、農耕文明の中で、アテネ等の「民主制」とスパルタの「王権に基づく軍事国家」の思想を合体させ、現代世界にも強く影響する強固な政治体制を造り上げた。
具体的には、民主のシンボルである「元老院」と、軍権を握る皇帝と、スパルタ式に実戦よりも激しいと云われた猛訓練を課せられた軍団兵の合体だ。
このシステムは、現代の「大統領+議会」のような政治体制に通じている。このカエサルが考案した統治システムが、如何に上手く機能したかという証明だろう。欧米諸国でカエサルが偉大な人物の中でも特別に尊敬されている。
※本質問とは別物と感じます。
お礼で次々と角度を変えたご質問をされるのは、出来るだけお避け下さいますようお願いいたします。
No.5
- 回答日時:
世界の化石燃料の2大産出地は、中東産油地帯近辺と、北米南部を中心としたエリアだ。
米国の躍進は南部で良質な石油精製事業が開始され、富裕層や学者の移民も増え、圧倒的な財力を軍事力に結びつけることに成功したことによる。
米国は依然として化石エネルギー大国だ。その米国に対抗しようと、中国は産業化と人口の大きさでGDPを押し上げたが、化石エネルギー資源はそれほどではない。原発や三峡ダムである程度カバーしているが、化石エネルギー不足は如何ともしがたい。尖閣諸島周辺で巨大な石油資源が発見されると、中国が尖閣領有権を主張し始めたが、米国に対抗するためにも尖閣の日本領有権を認めることは絶対にできない。ある意味苦境に立っている。
米国も前世紀後半に、石油資源の枯渇し始めた。それで不足分を中東産油国に依存し始めた。米国が中東イスラム勢力と軍事的衝突を繰り返し始めたのは、それが最大の理由だ。今は新資源が発見され、中東に依存する必要がなくなったので、米国としてはできれば中東からオサラバして軍を完全撤収したいのが本音だろう。
以上のように、米国の繁栄は、自国内の化石エネルギー資源に支えられている。トランプ大統領が環境問題をやる気がないのも、自国内の安価な化石燃料をバンバン使ってCO2を放出しまくりたいからだ。
米国の繁栄も自国の化石燃料が尽きる時には終わるだろう。それまでに画期的な新エネルギー源を見つけられなければ・・・。
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