プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

主人が勤務する有限会社(社長 + 社員5人)の事です。
違法にはならないのか…素人の私には解らない為、主人から聞いた中で
納得の行かない事を挙げてみます。

・社長は副業を持っていますが、本業そっちのけで副業で外出する事も多く
その事務処理や仕事の依頼までも、本業である会社の事務員に任せ、それについての
給料も本業の会社から払っているようです。副業と本業を混同させるのはどうなのでしょう?

・社長の車の購入費は、会社の経費落ちです。
社長の言い分は、車は会社の物だから使いたい時は申し出るように…との事。
ですが、社長が家族で使用し私物化している車を社員が借りれる筈もなく結局は私物です。
私物を会社の経費で…これは横領にはならないのでしょうか?

・役員報酬について。 小さい会社で、赤字では無いものの利益は薄い状況の中で
月100万円の報酬を受け取るのは多過ぎませんか?
その内の20万程度は役員として名を連ねている社長の奥様の報酬です。
しかし奥様には実際出社して仕事をすると言う事実はありません。
1、2ヶ月に1度顔を出す程度で全く何もしなくても報酬を得られるのでしょうか?
ちなみに社員の月給は全員20万円台です。
労働事実が無い役員が社員と同等の報酬を得られるのは何故でしょう?
社長の報酬を下げる事は不可能ですか?

もし社長に意見できる部分があれば直接申し出る予定です。
が、何しろワンマン社長なので、申し出た所で逆ギレされる事も大いに予想されます。
その場合、助けを求められる機関があれば同時に教えて頂けませんか?
どうぞよろしくお願い致します。

A 回答 (16件中1~10件)

#13です


そのような状況になっているのであれば、問題は少々違うかと思います。

ただ、あくまでも社長が100%出資しているオーナーであれば、最終的には社長の決断に委ねるしかないのが会社だと思います。
他に出資している人がいるのであれば話は違いますが。

まず、社員全体の総意として、今の会社についての問題点と社長の真意を尋ねるように全員をまとめる必要があると思います。
従業員の代表という形で。。。

そうしないと、個人の意見だと少数意見と思われて真剣に聞いてもらえない場合もありますし、それ以後邪険に扱われる事もあるからです。
そして、全体の意見として社長にぶつけてみてはいかがでしょうか?

それでも社長が全く変わらないのであれば、諦める事も必要だと思います。
※転職を考えるということです。

そして、その話し合いで、社長の真意であるとか副業についての事など納得できる意見があるかもしれませんし。
※従業員と社長では見据えている部分が違う事もあります。

回答となっているかどうかは分かりませんが、有限会社で社員ができる事というのは、限られているのが現実ですし、それ以上は転職という事でしか対処できないと思われます。

経営方針というのは、公的機関で指導するような内容ではないですし、仲介に入るような機関もないはずですから。
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この回答へのお礼

有限会社での社員の立場みたいなものが少し分かったような気がします。
あまりにも不当な扱いを受けているような思いもありましたが、時には諦めることも
必要なのかな...と思ってみたり。。。
社員が一丸となって、機会を見て社長と話し合う予定になっていますので
今はそれに向けて準備中と言ったところです。
たくさんのアドバイスを頂き感謝しています。どうもありがとうございました。

お礼日時:2005/02/05 09:09

>主人の会社にはNo.2に相当する人物は居ません。


社長の下にはすぐに5人の平社員です。
クッションになってくれる、中間に入ってくれる人は誰も居ないのです。

答えがここにあるじゃないですか。
社長に理解してもらえるまでせつせつと従業員代表が訴えかけましょう。
そして、社長をメンタル面でもアシストして、営業面に関しても社長一人に押し付けるではなく、従業員全員が仕事を取ることに関してもアンテナを張るようにすれば少しは気持ちが届くのではないのでしょうか?

このご時世は営業が一番大変なんです。仕事が無いところへ仕事をもらいにいくわけですから。

私の会社は営業マンがいるのですが、事務、工場の人間からは「何やってるんだ」とか「本当に仕事しているのか」とかあげくの果てには「頭悪いからだめなんだ」とか言う人までいます。人間って勝手ですね。

私の仕事はそういった摩擦をなくす為の油的な役割(人事担当)もあるのですが、一方がその相手のぐちを言ってるだけでは状況は変わりませんし、その人それぞれが立場を理解した上で問題に向かわなければこのご時世は企業なんて生き残れませんよ。

その社長は、もしかしたら従業員に助けを求めたいのに求められない状況になっているんじゃないですか?

おっしゃる状況では、旦那さんや他の社員さんにも、もう一歩を踏み込んでもらわなければいけないと思います。
先ほども言いましたが、No.2がという存在が大事です。誰もいないというより誰もそこまで踏みこんで行こうとしないんじゃないのでしょうか。
もしそうなら社長の気持ちも少しわかる気がするのですが・・

(無責任に回答している旨お詫び致します。)
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この回答へのお礼

現在、社員間での話し合いも進んでいるようですので、
近々、社員全員で社長との話し合いの場を設けたいと思っているようです。
社長が冷静に社員の言葉に耳を傾けてくれる事を願うばかりです。
たびたびアドバイスを頂き嬉しく思っています。ありがとうございました。

お礼日時:2005/02/05 09:05

#9です。



>すみません。。。こう言う書き方は如何なものかと思います。
社長が気に食わない・・・とは一言も書いていません。
むしろ、副業を持ちワンマンになってしまう前の社長は社員から好かれるとても良い社長でした。
以前の社長に戻って欲しい為に社員全員が今 とても悩んでいるのです。

失礼しました。言葉の使い方に気をつけます。

深い事情があるようですね。会社の景気が悪くて社長がやる気を失っているのではないのですか?

経営者には従業員には決して言えないような苦悩がありますからその辺がどうなのか・・

だとしても役員報酬や社長の財布の中を除く様な行為は従業員としては良くないことだと思いますよ。

ひとつ気にしていただきたいのは、今の会社を回していくのに社長が一体いくらの借金を強いられているのかです。人生で返せる額なのでしょうか?

そういった社長の精神的苦痛も考えてあげられる人が旦那様の会社にはいないのではないのでしょうか?

会社を良くするのは経営者よりもNo.2の方の力量によるところが大きいなんて話も聞きますが。

何にしても先ほどの失礼をお許し下さい。

(何かのきっかけで社長と社員の気持ちが通じてくれると良いですね。)
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この回答へのお礼

ここには、全ての事情を書き込むことは不可能です。。
深く、長期間のいろんな問題がたくさんあるので、皆さんに理解して頂くには難しいと感じました。

主人を含め社員全員が悩んでいる姿を見ると、私も何もせずには居られず、
何か良い方法は無いものかとこのサイトを訪れてみましたが、やはり全てを伝えるのはとても難しいと思いました。

No.13にも書かせて頂きましたが、主人の会社にはNo.2に相当する人物は居ません。
社長の下にはすぐに5人の平社員です。
クッションになってくれる、中間に入ってくれる人は誰も居ないのです。

再度回答頂きましたこと、お礼申し上げます。
最後に温かい言葉も頂き、本当にありがとうございました。

お礼日時:2005/02/04 17:50

私の父が小さい会社(株式会社)の社長ですが、その立場から言わせて貰います。


※私もその会社で働いていますが。

まず、副業の件ですが会社の経営として、モノにはトレンドがあります。そのトレンドにのった職種であればいいのですが、逆に落ち目になっている業種の場合は事業転換をはかる必要があります。落ち目にならなくても、社長の心理としては、より安定的な経営を目指したいですから、複数の業種で事業を展開した方が駄目になった場合の保険ができます。
だから、それは趣味の副業というよりも次の事業展開の模索という事だと思います。

また、車の件については、社長がその車に出かけて社外の人と会う機会もあると思います。そういった場合は社用になるわけですし、オーナー社長なら休みの日も仕事の相手と会うという事もあると思います。
だから経費で落ちる訳で、会社の経費を使っても何ら問題ありません。

報酬に関して、会社の利益が薄いという話ですが、会社としてはそれがベストです。
赤字が続く会社はよくありませんが、黒字が大きく続く会社もあまり良いとは言えません。税務調査などが入ったりして、あまり良い事はないと思います。
それは税金の問題があるからで、理想としてはギリギリ黒字であるのが良いと思います。
その辺は実際に実務に携わらないと分からない問題だと思いますが、社員が会社のお金の使い道に口を出す話ではありません。

私は、納得いかないと言われている事を読みましたが、正直言って良い経営者だという印象を受けました。

何か脱税や不法な取引をしているなら問題ですが、通常の商取引を行って、有限会社で黒字を維持しているだけでも十分立派だし、倒産の心配の無い会社というだけでも恵まれているんじゃないでしょうか?
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この回答へのお礼

>倒産の心配の無い会社というだけでも恵まれているんじゃないでしょうか?

残念ながら、倒産の心配は大有りです。
社長が副業に精を出し、本業を放置するようになってからと言うもの、
お得意先廻りさえ一切しなくなってます。当然仕事も減る訳ですよね。
主人の会社は小さな会社なので、社長の下には部長や課長…などと言った間に入る人も居ませんし、
単なる従業員が5人。事務の一人を除き全員工場内で仕事をしているので営業に回れる人間も居ません。
数年前のように精力的に動く社長であれば、お得意先廻りで仕事を取って来ていましたが
今はそれが全くなくなってしまった事で、お得意様は離れて行くばかりになるのでは無いでしょうか?

副業のことに関しても、下の方にも書いた通り、現在の仕事とは全く関係の無い仕事で、しかも一人で動く仕事です。
今後、今の会社が倒産したからと言って、その時のための準備として副業に精を出しているのだとすれば
それは立派な経営者ではなく、従業員の将来は考えもせず今の会社を放置し、
自分だけ新たな仕事を軌道に乗せる…と言うふうにしか思えませんが。。
脱税や違法行為だけが経営者に突きつけられる問題ではなく、
経営者として自分の会社と社員を守るのも大きな責任のひとつだと思いますが如何でしょうか?
これでも立派な経営者だと思われますか?

先の台風災害時には、自作自演で保険金を騙し取ろうとしたり、、、(実際は直前で思い留まったようです)
ここに書けばキリが無いほどなんです。
短い文章だけで全てを理解して貰うには無理があることをここで痛感しています。

回答いただきましたことには感謝いたします。ありがとうございました。

お礼日時:2005/02/04 17:43

#5ですがたびたび失礼。



> 以前のやる気まんまんの社長に戻って欲しくて
> 社員全員が「何とかしよう!」と頑張っている

という事であれば質問の趣旨が大きく変わってくるので、
ここは閉鎖し新しく質問を立てた方がよろしいのでは?


> 不満=退職 家族の居ない方でないとそう簡単には
> 出来ない

というのも分かりますよ。私にも子供が複数おりますし。
でも質問の趣旨から、回答はそうせざるを得ないと
思ったわけです。
たびたびすみませんでした。
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この回答へのお礼

こちらこそ、、たびたび補足頂き申し訳ありません。
初めてこちらのサイトを利用させて頂いたため、最初の質問も、
説明が不十分だったと思います。
何度もお付き合い頂き本当にありがとうございました。

お礼日時:2005/02/04 16:46

#5です。



> 役員の報酬額は、株式会社なら株主総会、有限会社なら
> 社員総会で決める。

の、「社員」の意味を、再度お調べになる事をお勧めします。人から聞くより、自分で調べた方が身になると思いますし。株式会社の社員も同様です。

ついでに商法を市販されている本なんかで勉強してみてはいかがでしょうか?下の回答ではちょっと突き放してしまい、不愉快な思いを抱かせてしまったようで申し訳ありません。私も一介のサラリーマンですから、お気持ちは分かりますが経営者に多くを求めるのでなく、旦那様には自ら獲得していってほしいと願います。
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この回答へのお礼

社員の言葉の意味について・・・
法人としての会社の話しをする場合、「社員」が誰を指すのか、理解しました。
「社員」と言う言葉をそのまま受け取っていたのですが、これだと私の解釈は大きく違っていたと思います。
とても参考になりました。教えてくださりありがとうございました。

お礼日時:2005/02/04 16:43

1. 社長は副業を持っていますが~



実は、副業の収入や利益率のほうが本業のものよりもはるかに大きくて、副業によって本業の社員さんたちの給料をまかなっている、といったことはないでしょうか。極端な場合になりますけど、でも、ないわけではないです。

有限会社といえども、事業を行うにあたっては、事前に届け出た約款に定義されたものしか行えないのではなかったかと思います。約款に定義されていない新事業を展開しようとした場合、商法に基づいて法務局なり税務署なりに変更の手続きを行うか、または別会社/別法人で行うかということになるかと思います。ここらへんの手間隙のことや、書類上あえて分けておくことによるメリット・デメリットを考えて、社員からみて副業に見える形をとっているのかもしれません。なんらかのトラブルによりどちらかの事業が破綻した場合に、わけておくと食い止められますしね。

2. 社長の車の購入費~

よくある、社長の家族がその有限会社の役員、というパターンではないでしょうか。この場合は、家族とみるよりも役員が車を使っているとみなすことになりますね。

> 社長の言い分は、車は会社の物だから使いたい時は申し出るように
ということですが、文字通り受け止めていいんじゃないでしょうか。たぶん、車そのものはもちろん、会社として自動車保険に加入していますから、社員であるだんなさんが運転されることに問題はないと思われます。

使用するタイミングが重なるということについては、事前に予約とか調整とかをするようにもっていけばいいだけではないでしょうか。そういう申し出がないから、実質的に運転実績のある人だけで調整が行われて、結果として家族出身の役員だけが運転しているということになるのでは。

これについては、遠慮しすぎか、または、ワンマンと決め付けてしまっているがためにおきている現象ではないかと思いますがどうなんでしょう。

3. 役員の責任について

会社を成立させ、雇用を維持すること自体にかなりの責任が発生しますから、従業員がいる会社の経営者・役員となるとそれくらいの報酬にはなるかと思います。

あと、会社の役員というのは、能力もさることながら、社長からみてかなりの信用のある人でなければ任せることができません。油断すると有限会社といえども法律に基づいて開催される取締役会で社長の解任決議が出されて追い出されてしまいます。会社ののっとりというやつですが、家族会社であればなおさら、のっとられることに恐怖感がありますので、法律で定められた役員の数を家族でうめることになっていくかと思います。

いまは順調そうですが、資金繰りがつかなくなると、会社・雇用を維持するために、経営者の私財を抵当にいれて...という話もよくききます。順調そうな今こそ、危機に備えて蓄積をしているというようにもみえます。



他の方も記されていることなのですが、総じて経営者・雇用者の責任・業務と従業員・被雇用者の責任・業務とを混同・同一視されてしまっているのではないかと思います。

ここら辺を区別した上で、もう一度現状について把握しなおして、その上でご不満な点があれば改めて相談するようにされてはいかがでしょうか。
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この回答へのお礼

>副業によって本業の社員さんたちの給料をまかなっている、といったことはないでしょうか。

副業は全く違う業種で、そちらでの得た収入は全て社長が副業に対する収入として受け取っていますので、それは有り得ないと思います。


>有限会社といえども、事業を行うにあたっては、事前に届け出た約款に定義されたものしか行えないのではなかったかと思います。

そうですよね。これは届出の時の書類に記入欄があるのを見たことがあります。
副業はあくまでも社長の趣味の延長線上のようなものなのですが、
今の会社は先代の社長(父親)から受け継いだ会社なので、
約款を作成されているとすれば、先代の社長が作成されていると思いますので、
現在の社長の副業を、事前に届け出ているとは考え難いです。
機会があれば約款に目を通してみようと思います。

ご丁寧な回答を頂きどうもありがとうございました。

お礼日時:2005/02/04 16:32

>副業と本業を混同させるのはどうなのでしょう?



事業主に本業も副業もないですよ。
業績次第でいろんな事業を展開したり業績の悪い事業を辞めたりは当たり前だと思います。逆にそのあたりに敏感に動ける経営者なら優れてということかもしれませんよ。

>社長の車の購入費は、会社の経費落ちです。

当たり前です。
経費で落とせるのに自分の財布からお金を出している経営者は単なるおバカさんです。

>これは横領にはならないのでしょうか?

会社の従業員が同じことをしたら横領ですが・・

>役員報酬について

役員報酬としてそれだけつけないと社長の生活(=生活費ってことではありません)や信用がまずいんじゃないの?
社長の生活がやばいってことは会社がやばいってことですよ。

> 社長の報酬を下げる事は不可能ですか?

バカなこと言っちゃいけません。
自分の会社の社長が嫌なら、他にいくべきです。
社長の報酬を下げるなんて筋違いです。

>助けを求められる機関

不当に働かされているわけでもなく、社長が気に食わないだけなのに、他人に助けを求めるのは間違ってませんか?

社長って言葉だとわかりにくいですが、事業主、雇用者って考えると社長(役員)が何をする人なのかわかってきますよ。

要は、金を出して会社を作り、土地や建物も手配し、お金を得られるように取引の仕組みを作り、あなたの旦那さんを雇っているわけです。

そしてその仕組み(会社)を維持していく為に、銀行からお金を借りたり返したりその見返りとして役員報酬という形で報酬を得ているわけです。
で、車にしても、その仕組み(会社)の維持のために移動したりするのに必要なわけですから、経費で買うのは当たり前なんです。(経費で買ったほうが良い)

従業員の立場から見ると羨ましい限りですが、事業主の立場からすれば普通に当たり前のことです。

この回答への補足

>経費で落とせるのに自分の財布からお金を出している経営者は単なるおバカさんです。

私が以前調べてみたところ、車も含め私物を経費で落とした場合、社長個人の私的な目的への支払いは、業務上横領罪が成立する場合がある…と書かれていたので、それに相当しないかと思い書き込んでみたのですが?


>社長が気に食わないだけなのに、他人に助けを求めるのは間違ってませんか?

すみません。。。こう言う書き方は如何なものかと思います。
社長が気に食わない・・・とは一言も書いていません。
むしろ、副業を持ちワンマンになってしまう前の社長は社員から好かれるとても良い社長でした。
以前の社長に戻って欲しい為に社員全員が今 とても悩んでいるのです。
文字数制限の関係で最初の質問部分には詳細を書けなかったため、
上手く理解して貰えるような説明も出来なかったとも思いますが、
気に食わないから…と、ここに不満を書きに来た訳ではないのです。

補足日時:2005/02/04 16:16
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2005/02/04 16:23

いわゆる「働いている人」は、2種類の人がいます。


「雇う人」と「雇われる人」です。
以前はなんで会社はもっとよくしてくれないのかなあとも思っていましたが、
雇う人の気持ちが想像できたとき、オーナー社長のやることはもっともだなと理解できました。

例えば、なにか手作業で作って売るということを始めたとします。
だんだん忙しくなってきます。事務は誰かに任せたいな・・営業も・・
ではその人たちに払う給料は・・と考えたとき、
自分の給料を減らそう・雇う人にいい給料をやろうとは、思いませんよね。

オーナー社長にとって会社は殻でしかないです。
個人事業者でもできることを、会社にしたら税金とか有利かな・労働者も集めやすそうだし、という感じで会社にしているところも多いと思います。
会社は社長のもの、そのものです。

役員は、労働者ではありません。出勤や拘束されることはないです。(そうでないと社長兼務なんてできないでしょうし)
そのかわりそれなりの責任を負っています。
労働者は会社が危機に陥ったら逃げ出し、または賃金よこせと債権者の側に回ることもできますが、役員はそうはいきません。

労働者の権利を守るための法律がありますが、あくまでも労働者の権利を守るためのものです。
役員の報酬を制限する権利は、労働者にはありません。(株主や出資者などのオーナーにはあります)
書かれている範囲では、特に労働者の権利が侵されていると思われるところはないようです。

ただそのままでは、会社は個人商店のままで、大企業には脱皮できません。
大企業に変わっていく過程で、所有と経営が分離され、会社は株主の所有になってオーナーの手から離れ、株主の意見により経営者の報酬も枠がはめられ、多くの労働者を雇うために労働条件も良くなっていきます。
しかし、オーナーが脱皮を望まなければ、もちろん個人商店のままでいいのです。

私も今は雇われる人(労働者)ですが、いつか雇う人になってみたいです。
しかし、できるのか・・。わかりません。
それができたということが、雇う人と雇われる人が異質なもので、
雇う人が多くのお金を稼ぐことにはあまり不思議はないという感じがします。
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この回答へのお礼

>特に労働者の権利が侵されていると思われるところはないようです。

わかりました。 ご丁寧な回答を頂きありがとうございました。

お礼日時:2005/02/04 16:14

会社は従業員のものではありません。



株主のものです。株主=社長は自己資金を投資して、その投資回収金をどのように使うのかは株主、すなわち社長の権限です。

会社の税法上は、家族用の車、虚偽接待費の計上(家族との食事費など)、架空給料の支払は違法だと思いますが、、、社長の良識の問題であって従業員にはあまり関係のない話です。

従業員は労働の義務に代わりに保障された対価・処遇を受ける権利を受けるだけで、会社としての儲けがどうであろう、何に使われようと関係ありません。

確かに従業員としては会社の儲けを再投資して会社が大きくなれば従業員として報われます。ただ再投資金はあなたのお金ではないでしょう。社長がお金を出資(投資)して得たお金でしょう。
明らかにあなたが口出しするもんではないでしょう。

社長の大変さや不安など従業員には分かる由もありませんが、現に知り合いの社長・専務は土地はもちろん、銀行の借入の際に命まで担保に入れられています。社長がいるから、あなたのご主人は担保をとられないんですよ。

確かに、いいところばかり見ると妬みになりますが、社長には泥臭いことや陰の苦労が一杯もあるんです。
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この回答へのお礼

>会社としての儲けがどうであろう、何に使われようと関係ありません。

私の勉強不足だったようです。
会社の利益の使用目的は特に関係ないと言うことなんですね。
初めて知ったことなので参考になりました。
回答頂きどうもありがとうございました。

お礼日時:2005/02/04 16:11

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