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こんにちわ!
解るようで解らない疑問ですが・・・

アメリカという国は~
●1.自国では所有しているのに、他国に対しては、「核査察要求・核開発禁止・核兵器所有禁止」等を要求しているのでしょう?
●2.自国では所有しているのに、他国に対しては、「生化学兵器の開発・所有禁止」等を要求しているのでしょう?
●3.自国の判断で、「他国への侵略や破壊」等を堂々とやれるのでしょう?
●4.他国へは強要するのに、自国に不利になる事項については、勝手に不履行にするのはどうしてでしょう? (京都議定書の不履行等々)

現在、アメリカでは、「新型核兵器の模擬爆弾投下のための予算」が検討されているそうですが、この地球上で、最初で最後の“大量破壊兵器(原爆)を使用した国”ですよネ!

どうして、国際社会でこのような無謀がまかり通るのか、誰が承認しているのか等々について、解りやすく明解に説明できる方、お願い致します。

A 回答 (9件)

質問1の答:核不拡散条約(NPT)体制という、世界の多くの国が加盟している条約(国際法)は、米英仏ソ(露)中の5か国以外に核兵器が広がらないように、それ以外の国の核保有を禁じ防ごうという制度です。

査察はもともとこの条約で定められた制度で、アメリカが独自に要求しているのではなく、不拡散に関する国際了解に基づく査察の履行を要求しているわけです。
NPTは、明らかに5カ国を特別扱いしており『不平等』なのですが、世界の安全を高める現実的解決方法として世界中で合意されました。(NPTに加入していない国もありますが、そういう国は孤立して国際社会から冷淡に扱われます。)ですから、質問1については、別にアメリカが何か無謀な要求を他国にしているわけではないですね。

質問2の答:米国は、生物兵器の開発・生産・貯蔵・使用を禁止した生物兵器禁止条約(BCW条約)に加盟しており、生物兵器を所有していません。また、米国も加盟する化学兵器禁止条約(1997年発効)で、米国やロシアが保有する化学兵器を一定期間(原則10年)以内に全廃することになりました。開発・使用が禁止なのはいわずもがなです。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/bwc/cwc/gaiyo. …

質問3の答:これについては、どんな国も侵略や破壊は『自国の判断』で行うでしょうから、ご質問の趣旨は、なぜアメリカは他国を一方的に攻撃することが多いのか?ということだと思いますが、(1)そもそも米国にはその能力があるから(他の国だってできる力があればやっているのかもしれない)、(2)伝統的なアメリカの国連不信、なども挙げられますが、そもそも米国が突出した超大国で実質上世界の安定を維持する『警察官』の機能を果たしているからです。国際社会のもめごとを仲裁するのも、秩序を乱す暴れん坊を制圧するのも、最強者アメリカの実力に頼らざるを得ないj時代に我々は生きています。(米国による平和=パックス・アメリカーナ。)
国際政治を考えるときは、感情や一般生活レベルの道徳論は抜きにして、徹底した現実主義、客観主義で見なければなりません。侵略というのは、物事の当事者の一方の視点から見た言い方です。

質問4の答:京都議定書は、そもそも米国は加盟(署名)していないので、米国が『不履行』ということはありません。米国に入って欲しかったとは思いますが。どこの国も身勝手なのは同じですが、米国の場合、影響力が大きいので、米国に単独行動主義を取られると他の国は辛いです。他の国が、国際社会に背を向けても、ほかならぬ米国を含む国際社会が圧力をかけられますが、最強国の米国に本格的圧力をかけられる国はありません。欧・日・豪・加などの米国の同盟国は、米国が単独行動主義に走り過ぎないよう、引きとめや交渉、説得、駆け引きなどをしていかなければなりません。
結局、米国がなぜ国際社会に協調せず単独行動をするのか?という問いへの答えは、シンプルにいえば、単独行動をしても平気なだけの実力があるから、ということです。

米国の覇権は、これからも最低数十年以上続きます。いつ終わるか考えられないくらい、米国のリードは圧倒的。我々はその現実を前提に考えるしかないのです。
世界は、かならずしも日本の我々の思うように動いてはくれませんからね。
なお、私は米国は、無謀なときもあるけれども、世界を支配する超大国としてはマシな国だと思います。とにかく、民主主義の味方なので。
共産主義国家や人権を重視しない独裁的国家が、米国の代わりに世界最強国になっていたらと考えると、米国でまあよかったんじゃないですか。
また、アメリカが国際紛争を仲裁、解決してきた面も、破壊的な面と同時に見ていかないと、偏った感情論に迷い込みます。仲裁が功を奏した例は、エジプト・ヨルダンなどアラブ穏健派諸国のイスラエルとの和解など。(100年前、日露戦争のとき、日本もポーツマスで米国の仲裁に助けられましたけど。)また、サッダーム・フセインからのクウェイト解放やボスニア紛争(虐殺)の終結も、アメリカの平和維持機能の成功例。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
他の質問と異なり、この種の件は一つの正答があり、ハイ解りましたというケースにはならないと考えています。
そのため、打ち切りにしようと思ったのですが、丁寧なご回答を頂いたので、読ませてもらいました。
一連の回答・アドバイスで感じるのは、「カテーテルで薬剤を注入しているが、いまいち、患部に届かない」というようなイメージです。
O アメリカが、“強大で、力が強く、世界の警察として活動している”のは解りますし、これまでは、世界の抑止としていゝ方向に働いてきました。 しかしながら、この事は、両刃の剣ですネ!
O アメリカが現在の状態になったのは、「自分から、率先して名乗り出たのか」、「自分で、世界をコントロールしたかったのか」、「他から、推されたからか」、「他が、リスクを恐れて手を出さなかったのか」 どうなんですかネ~
O また、“生物兵器”は所有していると思います。 他と同じように、「私は、持っていません」と言っているだけですから・・・  第三者が、調査・査察をしている訳ではないので~

お礼日時:2005/02/13 08:51

逆にお聞きしたいのですが。



>アメリカが現在の状態になったのは、「自分から、
>率先して名乗り出たのか」、「自分で、世界をコン
>トロールしたかったのか」、「他から、推されたか
>らか」、「他が、リスクを恐れて手を出さなかった
>のか」 

あなた自身は、どう考えているのですか。
簡単な説明を添えて、返答願います。


>また、“生物兵器”は所有していると思います。 
>他と同じように、「私は、持っていません」と言っ
>ているだけですから・・・
>第三者が、調査・査察をしている訳ではないので~

No.8の方が紹介しているURLを参照すると、化学兵器
禁止機関(OPCW)が査察を実行できる権利をもつと明記
してあります。
抜き打ち査察が可能なので、普通は隠し持たないと思う
のですが、それにも関わらず「所有している」と考えて
いる根拠を教えてください。
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この回答へのお礼

申し訳ありませんが、私の乏しい知識では理解出来ないため、このサイトで質問させて頂いています。
また、「このサイトは、質疑応答・意見交換等をするところではない」と管理人に指摘され、これにより削除対象になったという苦い経験をしましたので悪しからず・・・
正直なところ、私も確信が有りませんし~
まあ、こゝまで規約違反をして、私も意見らしきものを記していますので、削除されるかも知れませんが・・・
今回だけ書いてみます。
O こゝまできたら、アメリカは、「世界をコントロールしたい」のだと思います。 自国本土への被害がないように他地域で軍事行動をしてきたのに、9.11 で被災し、完全に理性を失ったのでしょう。 “銃”で全てを解決してきた自信が揺らいだ?
O これだけの軍事力を所有していて、“生化学兵器”を所有していない筈がないだろう事は、素人でも気づくでしょう!   もし、査察を受けても、どうにでも対応するでしょうし、査察を言い出す国も無いでしょうが・・・ (後がこわいですし、暗黙の了解?)

お礼日時:2005/02/14 15:48

>アメリカの巨大な軍事力を背景にした「強力な覇権国家」を、


>今迄、どうしてブレーキをかけられなかったのか?

軍事力に対抗するには、軍事力しかありません。
冷戦時代は、ソ連がその役目を担っていました。
しかしソ連崩壊後、アメリカにブレーキをかけることが
できる国家が存在しなくなったのです。


>気にいらない場合は、無視して強行し、誰が何を言っても、
>ドンドン勝手な事をやる実態を止められないのはなぜ?

軍事力に対して、対抗できる力が存在しますか?
あるのであれば、逆に私に教えてください。


>敗北を知らず、負ける事が嫌いな“アングロサクソン”の民族性?

世界中どの民族であっても、負けることは嫌いだと思います。
現在のアメリカには、どの国も勝てません。
だから、世界中のほとんどの国がアメリカに協調しており、
本気で敵対する国がほとんどいないのです。

本気でアメリカに敵対しようとしているのは、一部のテロリスト
しかいないのが現状です。
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この回答へのお礼

再三のアドバイスありがとうございます。
こゝまで“フォアグラ状態に強力な国”にしてしまった責任は、国際社会にあるのでしょうが、確かに現状ではうつ手ナシなのは解ります。
世界全体を一つの国と考え、アメリカ以外の国を国民と考えれば、アメリカは、フセインや金正日のような独裁者と見れませんか? 「気に入らない者はつぶし、オレ(アメリカ)の事は調べたり詮索はしないで従え!」というような・・・  この巨大化したモンスターに対抗するには、天変地異・自然災害等の被災しかないんでしょうか?
私の理解力があまりにも乏しいため、貴殿の苛立ち・怒りが伝わってきます。
自分でも、皆さんの回答・アドバイスを参考に調べたり、考えてみたいと思います。

お礼日時:2005/02/11 10:24

戦争するにしても 国際条約で約束ごとが 決まっているんです。

確かにアメリカは 核を持っていて 北が持つのは ダメ 一見そう思えるのですが 核を管理する能力が あるかどうかが 問題なんです。簡単に核を
使えると思いがちだが 実はそう簡単では ないはずです。兵士は 戦闘能力をなくせば それでいいのです。
殺すことは ないのです。でも ある国家は 他国の血を入れないという 思想があったりして 殺戮というような残任行為に 及ぶものだと思います。自由に暮らすということは コストがかかるものだし、まだ 力(武力)での均衡をはかるしかないのかも しれません。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
力の差が開きすぎて、いまのところは、仕方ないんでしょうネ!

お礼日時:2005/02/11 09:55

覇権主義です。

もっとも強い強制力(軍事力)を持つものが覇権を握るのが生物の慣わしです。人間は高等ですからここで発言力と言い換えることもできます。
世界が発見されたとされている16世紀からポルトガル、スペイン、イギリスが争ってきました。虐げられてきた欧州大陸からの移民の国アメリカにフランス革命から感化された民主主義が根付いてもこの慣わしは変わりません。貧富の差に裏打ちされた屈強な自国軍を自在に展開しているので当分アメリカの覇権(NO.1)は変わりません。イラクの米兵戦死者の弔慰金を莫大に値上げする(コストの増大)イラクにロボット兵器を投入する(血を流す米兵の削減)というニュースを聞きました。こういった政策のねじれから内部崩壊が起こり(アメリカ人以外の生命財産とは無関係に)アメリカ2分割といったことが起こらないと現在のアメリカの覇権主義はとどまらないのでしょう。
かってのドイツ、日本、冷戦時のロシアも覇権を競ったのです。
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この回答へのお礼

アドバイスありがとうございます。
ウ~ン 皆さんのご回答・アドバイスは、大体同じようなベースグラウンドであると思います。
たゞ、私の知りたい点は・・・
O アメリカの巨大な軍事力を背景にした「強力な覇権国家」を、今迄、どうしてブレーキをかけられなかったのか?
O 気にいらない場合は、無視して強行し、誰が何を言っても、ドンドン勝手な事をやる実態を止められないのはなぜ?
O 敗北を知らず、負ける事が嫌いな“アングロサクソン”の民族性?

等々であったのですが・・・

お礼日時:2005/02/08 09:03

それよく指摘される米国のダブルスタンダードです。


アメリカ・アズ・ナンバーワンと思っているからでしょう。奢れる者も久しからずですよ。盛者必衰の理。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
結局、“アメリカという国は、一番でないと満足出来ない”という事ですネ!
いずれにしても、アメリカ以外が、国際社会を引っ張っていく事にでもなれば、「アメリカは、即、核査察を受け入れたり、今自国がやっている事を受ける立場になる」訳ですから、困るんでしょうネ!
質問の中に書いた「唯一の、大量破壊兵器を使用した国」という事について、国際社会は、どう感じているのでしょう?  日本が、もっと、抗議・賠償請求行動をしてもいゝような気がしますが・・・

お礼日時:2005/02/05 16:50

No.2の発言で、記述ミスがありました。



妥当→打倒です。
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質問者の方自身も、わかっているのではないですか。



国際社会はよく言えばバランスオブパワー、悪く言えば弱肉強食
の論理で成り立っています。

まずは全ての幻想を捨てて、現実を直視することから始めましょう。


現実が見えたら、次に何をするか。
横暴なアメリカを利用するのか、それとも妥当して自国を
中心として新たな世界秩序を作るのか、よく考えてみて下さい。

ちなみにアメリカを利用しようというのが、今の日本国政府の
立場ですね。
アメリカを妥当して新秩序を作ろうとしているのは、おそらく
ビン・ラーディンたちイスラム過激派組織でしょう。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
結局、“アメリカという国が、一番でないと満足出来ない”のか、“他国が、ワザワザ自国を犠牲にしてまでやりたくない”という事なのでしょうか?
いずれにしても、アメリカ以外が、国際社会を引っ張っていく事にでもなれば、「アメリカは、即、核査察を受け入れたり、今自国がやっている事を受ける立場になる」訳ですから、困るんでしょうネ!

お礼日時:2005/02/05 16:43

ジャイアンの理論「ジャイアニズム」を実践していると…



冗談はさておき、アメリカが核を保持し続ける理由は
「核抑止力」というもののためだと思います。
悪いことしたらお仕置きするぞ!ってことです。

で、誰でもお仕置きできてしまうのは困り者なので
世界で一番優秀で裕福なアメリカがお仕置き係を買って出ているわけです。

4に関しては自分の利益にならないものはすべて拒否するという決まりがあるのです。
なので国連などでも自国の利益にならないことはすべて拒否権を発動させます。
こんな決まりがまかり通せるのもアメリカは世界で一番だからです。

やっぱりジャイアン…
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
「世界で一番優秀ですか~」、どうもよくは解りませんが・・・   結局、“アメリカという国が、一番でないと満足出来ない”のか、“他国が、ワザワザ自国を犠牲にしてまでやりたくない”という事なのか・・・
というとこでしょうか?
   

お礼日時:2005/02/05 16:36

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