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例えば以下のような英文があったときに、of が絶対に必要であるという感覚が理解できません。

We were advised by the teacher not to use a word which we don't know the meaning of.

この文章に対して、ネイティブの方に「最後の of は無くても意味は通じるのではないか?」と質問したところ、「of が無いと the meaning が何の meaning なのか分からないため文章が不完全になり、意味が分からなくなる。」と言われました。

英語の文法としては of が必要であることは理解できます。(よくある関係代名詞+前置詞の形で、"a word of which ..." に置き換える問題が出題されたりするやつですね。)
しかし、英語の「感覚」として of が必要であることが理解できません。

私の感覚としては、a word which と書かれている時点で which 以下は a word について書かれていることは明白なので、たとえ文法的に間違えて the meaning. で終わったとしてもその the が a word を指すことは容易に予測可能であり、意味自体は通じるのはないか、と思うのです。(が、ネイティブの方には文章の意味が分からなくなると言われました。)

この「of が絶対に必要である」という感覚を理解できないと、英作文を行うにあたっていつもこの of のような前置詞を付け忘れてしまいそうなので、その感覚(not 文法)を理解したいと考えています。
なので、もしそれを説明できる方がいらっしゃればご教授をお願いしたいです。

A 回答 (9件)

>つまり私がネイティブの方から受け取った回答は、文法的に厳密な解釈をした場合に限定したものであった可能性が高い、ということですかね。

日常会話程度であればそこまで問題視されないし意味は通じるレベルだけれど、改まって文法について聞かれたからその「理屈モード」で回答してしまった、と。

We were advised by the teacher not to use a word which we don't know the meaning of.

この文に限って言うと、固い文なので、きちんと of を入れおく方が文体として整っています。それでネイティブとしては、この流れなら of がないと変だと感じたのだと思います。

でも、ないと意味不明になるほどではないので、その点は、やはり、せっかくネイティブの感性をお持ちのはずなのに、理屈に頼って "規範文法" を繰り返すのに留まったのは残念ですね。でも、この程度の回答で普通です。

To不定詞の説明になってしまいますが文法書から引用します:

「Give me something to write with. なら(…)with が必要である。to write on とすれば「何か書ける物(紙)」の意味になる。しかし、I have no money to buy a car. という文では、with をつけないことが多い。これは money に物を買う力があると考えて、buy の主語のように感じたり、あるいは、to buy a car が目的を表す副詞用法とも考えられるためであると説明されている。」
(ロイヤル英文法、p477)

実際はもっと簡単に Can I have a pen? で事足りますけど、人に何か頼むのに、ペンなのか、紙なのか、欲しいものをはっきりさせるために前置詞が必要になります。

興味深いのは次のクルマを買うお金の件ですね。このようになんだかんだ説があるとは笑えますが、これは、with を言わないのは分かり切っているからでしょう。英語も、特にくだけた会話で相手に分かり切っていることは、主語でも冠詞でも助動詞でも省きます。

別の文法書から、前置詞がなくてもかまわない例:
 She has no money to buy food (with).
 We have an hour to do it (in).
 We need a place to live (in).
 She had no place to go (to).
(Practical English Usage, §451.12)

次のような場合は付けておくのが良さそうです:
 The village is pleasant to live in.
 She needs other children to play with.
 Can you get me a chair to stand on?
 I've got lots of music to listen to.
 Their house isn't easy to get to.
(同上、§452.5)

丸覚え出来ると思うより、必要な時に調べる(できるだけ簡単に調べられるようにノートにまとめておく)のがよいと思います。
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この回答へのお礼

>この程度の回答で普通です。

文法の質問をネイティブの方にしたことがあまり無いので、こういった経験にもとづいたアドバイスは非常にありがたいです。
回答を理解するときは文章の固さという観点も入れようと思います。


>これは、with を言わないのは分かり切っているからでしょう

私のように英語がそれほど身近に溢れていない環境に居る人間なんかはロイヤル英文法の解説に納得してしまうのですが、普段から英語に慣れ親しんでいる人から言わせれば「分かりきっているから」が第一感なんですね。確かに、日本語で「てにをは」などの助詞を省くのはなぜか?と問われると、「無くても分かるじゃん」が第一感として上がってきます。(むしろ、てにをはを省いたほうがくだけた感じが出せるので、場の雰囲気に合わせて直感的に省いてしまっていることもあります。)


Practical English Usageの名前は聞いたことがありますが、こういう細かいことまでフォローしてあるんですね。購入を検討しようと思います。

いつも私の意を汲み取って丁寧に説明していただき、本当にありがとうございます。

お礼日時:2020/11/21 16:15

>つまるところ、末尾に of を付けなくても理解できないことはない、ということでしょうか?


ofを省略するのなら、いっそのこと whichも抜いた方がマシかもしれません。
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この回答へのお礼

なるほど、そういう意味だったんですね。お手数おかけしてすみません。

お礼日時:2020/11/21 17:03

「We were advised by the teacher not to use a word which we don't know the meaning.」で終わってしまっても、確かに、よく見れば意味は正確に把握できます。

しかしパッと見では、これは先生のアドバイスの意味がわからないということなのかな、などと一瞬迷ってしまうのですよね。例えば「We were advised by the teacher not to use a word, which we don't know the meaning.」の書き間違えか何かだと考えることもできてしまうというか。

繰り返しますが、よく見れば、きちんと意味はわかるのです。しかし「of」をしっかり付けることによって、そこでストンとキマるというか、「meaningさんの場所はここよ」とやってもらえるというか。解釈の迷いを解消することができるんです。「meaning of」と書けば「meaning of the word」と瞬時にハッキリと見えるようになるのです。

答になっていますでしょうか。
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この回答へのお礼

なるほど、of が無くても文意を理解することはできるけれど、of を付けることによって間違った解釈をされることのないきちんとした文章が完成する、ということなんですね。
今のところ、その感覚を直感的に理解できるところまで私は至っていませんが、ucokさんを含め英語に詳しい人にとっては、文法的な解釈に頼らずとも感覚で理解できるものなんですね。私もそうなれるように努力したいと思います。
丁寧な解説、ありがとうございます。

お礼日時:2020/11/21 16:31

感覚を理屈で説明するのは難しいんですが、ご質問の文を二つに分けてみましょう。



We were advised by the teacher not to use a word.

We don't know the meaning of it.

それでは、ofを抜いた文を二つに分けてみます。

We were advised by the teacher not to use a word.

We don't know the meaning it.

何か変ですよね。 では、最初の文で、ofをwhichの前に持って来ましょう。

We were advised by the teacher not to use a word (of which) we don't know the meaning.

それでは、of whichを省略してみましょう。

We were advised by the teacher not to use a word we don't know the meaning.

これなら、of whichが省略されたものとして、言えないこともありません。
路迷人さんの好みの文ができるのではないでしょうか?

英語の疑問って、英語以外の外国語を覚えて解けるものも少なくありません。 ですから、私には半分分かりかけても、質問者さんに説明できるのは
ここまでです。
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この回答へのお礼

つまるところ、末尾に of を付けなくても理解できないことはない、ということでしょうか?

お礼日時:2020/11/21 03:27

というか、not to use a word which we don't know the meaning of.を理解するには、not to use a word of which (the) meaning we don't know.


(われわれが知らないところの単語を使うべきでない)
と分解?するとわかりやすい、ということです。
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この回答へのお礼

確かに、後者の文章のほうが頭から読んだときに理解しやすいですね。

あなたの回答を読んで思いついたのですが、おそらくネイティブの理解としては、従属節内で which に該当する語(ここではa word)を置ける場所がどこかにあるはず、あるべきだ、という感覚なのかなと思いました。

つまり私が最初に挙げた英文だと、従属節が we don't know the meaning. で終わってしまうと which に該当する語を置ける場所がないため不正な英文となり理解もできなくなる、という感覚なのかもしれないということです。

あなたがそこまで含意して回答したわけではないかもしれませんが、あなたの回答を見て思いついたことなのでここに書かせていただきます。

お礼日時:2020/11/16 17:48

We were advised by the teacher


私たちは先生から(下記)言われている

not to use a word which we don't know the meaning of.

not to use a word of which (the) meaning we don't know.
その意味の分からない単語を使うべきでないと、

of which meaning : それの意味
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この回答へのお礼

"not to use a word of which (the) meaning we don't know."
のほうが本来英文としてあるべき姿であり、それが時代が下って
"not to use a word which we don't know the meaning of."
という、ある意味「くだけた」形も許容されるようになった、ということでしょうか?

お礼日時:2020/11/14 20:08

No.2さんのフランス語の引き合いですが、Dont という of which のを意味する関係代名詞があるから便利なのですが、英語はやっぱり which だけで前置詞をも含んでいないので、後置きの of が必要です。

これは、「そうなんだ」と覚えてしまったほうが楽ですよ。だって説明のできないもの(例外とか)が英語にはたくさんありすぎて、いちいち理屈付けをしていると、時間と労力の無駄です。

We were advised by the teacher not to use a word which we don't know. で止めておけば、だいたい同じ意味で of の心配はありませんね(笑)。

of では前置詞の場合はすんなり受け入れられますか。例えば、

She is the person (who) I was telling you about.
This is the school (that) I graduated from.
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>しかし、英語の「感覚」として of が必要であることが理解できません。


これは日本語の感覚に引きずられている証拠です。

現代英語(特にアメリカ英語)は関係代名詞の前に前置詞が来るのを嫌う傾向があります。でも、本来は 次のように言うべきなのです。イギリス英語では
まだ比較的よく使われます。

We were advised by the teacher not to use a word, the meaning of which we don't know .

英語では むしろ こういう形を避けて、whoseを使うこともあります。

We were advised by the teacher not to use a word whose meaning we don't know.

一方で、他のヨーロッパの言語は 前置詞が文の最後に来るのを嫌います。
多分、英語もアジアの言語の影響を受けているのかもしれません。

Le professeur nous a conseillé de ne pas utiliser un mot dont nous ne connaissons pas le sens.
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この回答へのお礼

私が質問は「末尾の of を付けないといけない、という英語の感覚を説明してほしい」というものであって、日本語の感覚に引きずられているかどうかやフランス語での前置詞の使われ方についてではないのですが…

お礼日時:2020/11/18 11:57

ネイティブが修正してくれるようでしたら、通じている証拠です。



何が言いたいのか分からないと言われたり、どう考えても言いたいこととは違うような文に直される場合は、通じてませんけど。

仰るとおり「その意味を知らない単語」と言うのか「意味を知らない単語」と言うのかの違いくらいでしかないです。

英語というのはネイティブも文法の話となると、あるいは、外国人学習者の質問とか添削となると、普段、自分がどう言うか、社会でどういうのが一番、普通か、というようなことは棚の上の方に置いてしまって、理屈で考えてしまう言語なんです。

ネイティブに質問する際は、日常会話であり得る最もくだけた言い方と、ごく標準的な言い方と、改まった言い方の3種類くらいを教えてもらうとよいと思います。
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この回答へのお礼

なるほど。つまり私がネイティブの方から受け取った回答は、文法的に厳密な解釈をした場合に限定したものであった可能性が高い、ということですかね。日常会話程度であればそこまで問題視されないし意味は通じるレベルだけれど、改まって文法について聞かれたからその「理屈モード」で回答してしまった、と。

次の機会からはあなたのおっしゃるように、何通りかの場合に分けて回答してもらうようにしてみます。お礼おそくなってすみませんでした。

お礼日時:2020/11/18 12:17

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