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音楽理論ってありますよね。メジャースケールとか、p5thとか。早とちりかも知れませんが、つまり、現代の音楽は過去に作られたものを学ぶだけで、何も新しいことはしていない、全くどこの方向にも進んでいない、ということでしょうか。

gooドクター

A 回答 (3件)

音楽理論は、『四則計算と微積分』です。



 どんなに新しい理論や法則が生まれても、常に『+ー×÷』『微分と積分』で表現されています。『+ー×÷』『微分と積分』以外の計算方法が生み出されることはありません。

 音楽理論は『美しい曲』を示すものではありません。その理論を用いて新たな曲を作るのは、新たな方程式を組み立てるのと同じです。

 或いは。
 音楽は数式と違い、『自然淘汰』の歴史を持ちます。

 例えば・・・現代音楽の根底を成す12平均律(1オクターブを12コに分割)は、民族音楽(自然発生的に生まれた土着の音楽)に多い5平均律(1オクターブを5コの音に分割)から、工学的に考案された53平均律(1オクターブを53コ!に分割)まで、人類は沢山の平均律を生み出して来ました。
 がしかし。どれもが主流とは成り得ず、12平均律がデファクトスタンダードとなり、今日に至ります。
 もし12平均律以外の平均律が主流となっていたら、その概念(=音楽理論)は根本的に違うものとなっていたでしょう。

>メジャースケールとか、p5thとか

・・・実は、多くが『響きが美しい・心地よい』或いは『聞き苦しい』という感覚面での分類が最初にあり、そこに振動工学上の理論が加わり、音楽理論の多くが成り立っています。
 つまり『協和音』『不協和音』が何百年もの音楽の歴史の中で分類されていて、『理論から外れた新しい組み合わせは使えない』ということが既に判っている、と言うことです。
 これは『自然淘汰』と『工学的裏付け』により成立したものと言えるでしょう。
 ちなみに・・・人類が最後に『感覚的な理由で』新たに生み出した和音は、ビートルズのA hard days nightのイントロの最初のコードです。これは長らく音楽理論の議論のネタとされ、1990年代まではG7sus4と考えられていましたが、2004年に数学者が理論的に解明しました。これなど、典型的な『感覚と理論により成立した』話です。

 さて。
 この『自然淘汰』によるスタンダードの地位の獲得は、『言語』に似ています。
 言語の種類は、ある時代分化が進みましたが、現代ではどの言語も完成の域に達し、今では減少傾向にあります。
 言語は、単に情報を伝達するための『法則』です。記録や学問を残したり、偉大な小説を作るのは言語理論そのものではなく、その言語を『操る者』です。

 音楽理論は、『+ー×÷』『微分と積分』や『言語理論』と同じものです。
 自然界の現象を文字で表したり、美しい文章を書き記すのと同じ様に、美しい『音』を書き残し伝えるための『道具』が、音楽理論です。

 それを、『何も新しいことはしていない、全くどこの方向にも進んでいない』と言いますか?
 勿論、『何か新しいことをする』『どこか違う方向に進む』というのは、新たな計算手法、新たな言語体系を作ることであり、そういう変化の方向もあり得ます。
 しかしそれは、現代の我々が知る『音楽』とは、別のものです。
 『+ー×÷を使わない計算式』『今まで誰も話したことがない言語』というのも、見てみたい気がします。
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同じ伝統と言うことで落語の話をする。


「落語はトラディショナルだ」というと外国人は驚くらしい。
「笑いは個性であって伝統ではないだろう」と。
しかし
「伝統の上に個性が載っているのが落語という芸なのです」
というと、外国人は感心するらしい。

伝統とは西洋音楽で言う音楽理論、個性とは作曲家や演奏家の独自性である。
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一般的なお勉強と全く同じです。


最初は過去を学びながら成長し、それで終わるか、
新たな分野を自ら創造して体系づけるか、です。
「現代の音楽」や「過去に作られた…」という言葉を用いていること自体、
「現代の音楽」は「過去に…」とは違うものと認めている証拠です。
当然、未来に生まれるであろう音楽は存在するはずです。

> 現代の音楽は過去に作られたものを学ぶだけで、
これは、
「現代の人は…」「現代の音楽教育は…」という事ではないのですか?
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