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PCRのプライマーは新コロとされるDNAの僅か0.2%程度で引っ掛けてそれと一致する塩基配列を持つウイルスを抽出していると思います。
つまりその抽出したウイルスが元のウイルスと同じである確率は僅か0.2%ということですよね?
それで陽性判定出して民衆の行動を規制するっていったいどういう論理があるのでしょうか?

またよくプライマーに設定する塩基配列は新コロの特異的な配列と聞きますが、それはどのような論理で特異的なのでしょうか?
私の知る限り、今まで見つかっていた6種類のコロナウイルスの塩基配列と比較して特異的と言っているだけだと思われます。
しかし新コロとされるプライマーで引っ掛けただけでも既にその塩基配列と一致するウイルスは数千種類にも及びます。
ということは、引っ掛けるプライマーの塩基配列を変えれば無数に引っかかるということですよね。

A 回答 (1件)

こんにちは


ちょっと懐疑的になっておられますね。 もっとも、このような問題は信用と懐疑を常に持つ必要はありますので悪いことではないでしょう。

そもそものご質問の趣旨がうまく理解できているかどうか不安ですが 次のような説明ではいかがでしょう。
「実際、当たりはずれは出る。特に変異はやっかい。それでも役に立たせるようなツボどころはある。」

*つまりその抽出したウイルスが元のウイルスと同じである確率は僅か0.2%ということですよね?
ーーー確かに、検出部分が多いほうが信頼性はあがります。 一方、基本的に標的となるDNA(今回のコロナの場合はRNA)が全体の中ではわずかな部分であったとしても、そこが確定的で変異しにくければ 検出用としては十分でしょう。 例えば「指」は人間の体のほんの一部ですが、同一性のある「指紋」が確認できれば、「そこにその人が存在した」との 事実は十分に信頼できるかと。

*またよくプライマーに設定する塩基配列は新コロの特異的な配列と聞きますが、それはどのような論理で特異的なのでしょうか?
ーーーPCRでは精度を上げるためにもできるだけ複数のRNA部分を標的にしようとする上、最新の状況については私もよく知らないところがありますが、 COVID-19のPCRでは特にエンベロープ(外皮)のタンパク質をコーディングしているRNAを読み取るようですね。 (実はワクチンも、この部分を標的にしようとしているものが多い模様)
特にCOVID-19は、エンベロープに人間の呼吸器の細胞にとりつきやすい構造を持っているゆえにある程度強い感染性を持っているので、 RNAのこの部分を特異的標的として着目するのは有意義かと思います。
もちろん、やはりやっかいなのは「変異」ですね。 そもそもウィルスは変異しやすい上に、COVID-19は特に変異しやすいRNA型。現在でも猛烈な勢いで変異しています。 (2本の鎖で互いをガードしあうDNAに比べ、RNAは1本の鎖なので変異しやすい。)
PCR検査(RNAを標的)でもワクチン(タンパク質を標的)でも、標的が変異してしまうと効果が落ちるので、例えばできるだけ多くの部位を標的とするよう 工夫しますが、限界もあり、悩ましいところです。 もっとも、上記のようにエンベロープの人間にとりつきやすい部分を標的にしているならば、この部分が変異することは人間にとりつきにくくなる 可能性もある・・・という期待もあるようです。
少し長くなってしまいましたが、ご質問の趣旨に合っていたでしょうか。 お役に立てば幸いです
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