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江ノ電や僕が普段使っている京急は、連結する時間が短いように感じます。何か秘密があるのでしょうか?

gooドクター

A 回答 (2件)

こんばんは、電車運転士をしております。



先に回答を申し上げます。
⚪江ノ電も京急も、閉塞の距離が短いから。

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【解説】
鉄道は追突事故を防止するため、信号機と信号機の中には1列車しか入ってはいけない約束があります(1列車1閉塞の原則)。
これで追突事故は信号冒進しない限り、基本的に追突出来ない様に出来ているのですが、このままだと問題が3つ出てきます。
①閉塞信号機が故障したとき、無閉塞の取り扱い(運転士の注意力による運転)が出来ない。(※今回は話の本筋から外れてしまうので、割愛します。)
②列車の分割(切り離し)が出来ない。
③列車の併合(連結)が出来ない。

つまり、安全確保する上で重要な「1列車1閉塞の原則」を破らなければならないのです。

規程には乗っていないのですが、運転士を勤める人達にとっての常識として、
⚪時速25キロは「停止位置を誤らない速度」
⚪時速15キロは「直ちに停止できる速度」
……というモノがあります。

閉塞の概念を破っての作業ですので、連結作業は一歩間違えれば衝突事故の可能性が出てきます。
その為、最大限の制約を課し、上記の「時速15キロは直ちに停止できる速度」を持って事故防止に最大限の配慮をしなければならないのです。

時速15キロで進む。

1秒辺り4,16777メートルしか進めない。

距離が長ければ、当然ですが時間が掛かってしまいます。

江ノ電はご存じの通り列車の長さが短い、
そして京急は分割併合する駅では、場内信号機や入換信号機を複数細かく区切り、時速15キロで進まなければならない距離を極力短くしているのです。

それが連結作業の短さの秘密でして他に何か特別なカラクリがある訳じゃないのです。
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この回答へのお礼

なるほど。それなら確かに速いのも理解できます。
スゴい回答で感動しました。

お礼日時:2020/12/05 12:49

京急や江ノ電は密着連結器と電気連結器を併用しています。

密着連結器は連結すると、ブレーキの空気管も同時に連結されます。また、電気連結器はrん結時に蓋が開き、内部の接点同士が接触して連結します。で、連結作業は連結器をやわやわで接続するだけです。

これが、自動連結器だと、連結後連結器をロックするためにピンを刺し、ブレーキ管や電気のジャンパ線などの接続を車両の間に作業者が入って作業しなければなりませんから連結開放に時間がかかります。

ヨーロッパで広く使われているリンクとバッファのねじ式連結器の場合、バッファが接触しないと車両間に作業者が入れませんから、もっと大変

日本もアメリカも当初はねじ式連結器でしたが、これは連結の際の事故が多く、早急に自動連結委への交換が求められました、そこで、鉄道省は大正14年7月に日を期して自動連結器に交換することにしました。客車や機関車は7月1日~10日、貨車は連結器を前もってぶら下げておき、本州は7月17日、九州は7月20日に一気に交換しました。当時、偉業として、世界が驚いたそうです。
しっかり準備して人海戦術で一気呵成にやるという東急建設のSTRUM工法を彷彿とさせる話です。
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この回答へのお礼

ネジ式連結器や東急建設のお話は、江ノ電や京急とどう関係しているのでしょうか?
JRや小田急、東武より速いように感じて質問したんですが、連結器に違いはありますか?

お礼日時:2020/12/05 12:48

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