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新型コロナで、医療崩壊が叫ばれるが、

(1)統計上では、日本の「病床数」は、世界で2番目に多い。

※世界の病床数 国別ランキング・推移
https://www.globalnote.jp/post-10237.html

しかし、人口10万人当たりのICUのベッド数は、日本のICUは7.3床であり、米国の34.7床の5分の1ほどしかない。
医療崩壊が報じられたイタリアやスペインよりも、実は日本の方が人口10万人当たりのICU病床は少ないそうですが、日本でICU病床が少ないのは、何故でしょうね?

※日本のコロナ医療の弱点、「集中治療ベッド数」はイタリアやスペイン以下
https://ascii.jp/elem/000/004/008/4008329/
https://www.jsicm.org/about/overview.html


(2)日本の人口1千人あたりの医師数は、約2.3人で、世界ランキングの順位は、146ケ国中55位です。
OECD加盟国で比べると、医師数は、35ヶ国中30番目であり、
決して、多いとは言えないと思いますが、日本では医学部の新設がされないのは何故でしょうか?

※世界・人口1千人あたりの医師数ランキング(WHO版)
http://top10.sakura.ne.jp/IBRD-SH-MED-PHYS-ZS.html

※医師不足なのに医学部が30年以上新設されないわけ
https://benesse.jp/kyouiku/201311/20131118-2.html


(3)看護師数は、日本の人口1000人あたりの看護師・助産師数は10.8人で、OECD加盟国(35ヶ国)中で11番目であり、必ずしも、少ない訳ではなさそうですが、日本では、何故、看護師不足が叫ばれるのでしょうか?

※世界各国比較|医師・看護師・歯科医師・薬剤師数ランキング
https://labcoat.jp/medical-workforce-data-ranking/

※人手不足が騒がれる看護師。その理由と対策について
https://workin.jp/inquire/recruiting/knowhow/a-n …

質問者からの補足コメント

  • うーん・・・

    日本は人口当たりの病床数が世界で一番多い国だ。だから、この程度の感染者が出ただけで医療が逼迫するなどあり得ないことのはずだ。しかし、ICUの数では狭義に定義したICUでは日本はドイツやアメリカの5分の1以下、イタリアよりも少ない。
    平時には潤沢すぎるほど病床数を抱える日本は、感染症の爆発などが起きた有事には、通常の病床をICUに転換する必要が出てくる。しかし、現在の医療法では政府は医療機関に対して病床の転換やICUの設置、感染症患者の受け入れなどをお願いすることしかできない。しかも、日本は欧米と比べると公立の医療機関よりも民間の医療機関が圧倒的に多いため、コロナ患者を受け入れようとはしない。

    ※日本のコロナ対策論議に根本的に欠けているもの
    https://news.yahoo.co.jp/articles/69ad2d59b74bbc …

      補足日時:2020/12/21 00:22
  • ※<医療クライシス>コロナ患者転院、病院間で「小競り合い」 運用できる重症対応病床が限られ
    https://news.yahoo.co.jp/articles/57056d26b939d7 …

    ※専門外の医師も診療を…医師不足の解消に“新対策”
    https://news.yahoo.co.jp/articles/0aea7c651b3bcc …

      補足日時:2020/12/23 22:31
  • うーん・・・

    ※大阪コロナ病床 確保難航 民間は「ノウハウ不足」と難色
    https://news.yahoo.co.jp/articles/968f9df39d6075 …

      補足日時:2020/12/25 02:50
  • うーん・・・

    感染症は流行時期が限られるため『ビジネス』にはなりにくく、平時から病床などを確保しておくのは難しい。
    本来は第1波以降の約半年で対処しておくべき問題だが、いまからでも他の病床を感染症病床に臨機応変に転床できる態勢の整備が必要だ。

    ※新型コロナ、医療崩壊の“元凶” 感染症専門病院がほぼゼロ 患者受け入れ実績が全病院の18% 識者「力があっても受け入れない病院がある」
    https://news.yahoo.co.jp/articles/d32bc8e00716a3 …

      補足日時:2020/12/29 00:35
  • うーん・・・

    ※橋下徹氏「コロナ対応しない医療機関多すぎる」 政府の強制力求める
    https://news.yahoo.co.jp/articles/b7efdbe58d8223 …

      補足日時:2021/01/06 00:44

A 回答 (22件中1~10件)

日本の病院は国の政策で病院内が小刻みに分割されており、一つの病院で収容できる最大のコロナ患者の人数が少ないと聞いています。

さっさとシステムを変えれば良いのに硬直化した国のシステムはガンとして動かせないようなのですね。
一つの病院全体をコロナ専門病院とすればコロナ患者を効率的に収容できる理屈ですが、「我が病院はいかなる病気でも治療できます」というシステムとなっている病院ばかりのようなのですね。ベッド数が10の場合、そのうちの例えば1床だけしかコロナ患者に割り当てられない。
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この回答へのお礼

ご意見有難うございます。

「さっさとシステムを変えれば良いのに硬直化した国のシステムはガンとして動かせない」は、おっしゃる通りですね。

そもそも、日本の病床数は、世界で最多であるので、
問題は日本全体の病床数そのものではなく、コロナ患者を受け入れた医療機関の病床機能や専門医師などの医療資源について、場所やタイミングなど「配分」の問題であるのですね。

医療資源「配分」の問題の背景に、日本において“病院数過多”による医療資源の「分散」という深刻な問題があるのを解決しなかったのが、今回の問題で「医療逼迫・医療崩壊」を惹起させた、原因をあぶり出したのですね。

※『医療崩壊の真実』新型コロナであぶり出された日本の医療体制の問題点と急所、病院現場が取るべき戦略とは?
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000003632.0000 …


日本の病床数は、世界でもトップ級なのに、日本のコロナ対策病床が「わずか1.8%」とは、感染症対策を軽んじてきた、政府、行政者それに医療有識者の責任ですね。

※日本のコロナ対策病床「わずか1.8%」、世界トップ級の病床数でも逼迫する理由
https://diamond.jp/articles/-/258111

お礼日時:2021/01/02 22:01

>「病院の再編を行う為に、政府主導の『コントロールタワー』が不可欠」と言っていますよ。



私立病院は再編の対象外ですね。自分達は蚊帳の外に置いて、勝手なことをそれっぽく言う、反吐が出ますね。
本当にコントロールタワーとするなら、強制収用で民間から取り上げることなんでしょうけど、それができないから勝手なことを言っている。

でも、あなたは見かけ上の権威が大好きなんですよね。そんな糞権威団体よりも省庁や内閣の方が大きな分掌を抱える権威なんですけど、その下の糞権威団体の意見が大好きなんですよね。もしや、自称「リベラル」ですか? ほんの少しでも良いので、自分の頭で考えてみましょう。
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この回答へのお礼

下記の発言の何処から、「私立病院は再編の対象外」と読み取れるのでしょうかね。

「厚労省だけに任せていてはうまくいきません。そもそも、民間の医療法人を管轄するのは厚労省ですが、大学病院は文科省、自治体病院は総務省など、縦割りで管理されています。コントロールタワーは『地方創生庁』と呼ぶべきなのか、『病院庁』とするのがいいのかわかりませんが、菅首相には厚労省や国交省、総務省などあらゆる省庁の力を集めた横断的な組織をぜひ作って欲しい。痛みを伴わない改革はありえません。政府にもその痛みを引き受けてもらいたいのです」

※日本病院会会長が“未曾有の危機”を激白
https://news.yahoo.co.jp/articles/f22d9ca38e42c1 …


緊急時には行政が民間病院にも患者の受け入れを命じられるように「特措法(新型インフルエンザ等対策特別措置法)」改正の声が出ているのではないでしょうかね。

※日本医師会が「医療緊急事態」で騒ぐ本当の理由
https://news.yahoo.co.jp/articles/83dcfd661ebcd0 …

お礼日時:2020/12/30 22:06

>日本医師会の中川俊男会長が「感染症対策の視点が不十分だった点は、反省しています。



すいません。これ、どう受け取れば良いですか? 「ここ、笑うところですよ」なら理解できます。

>「私立病院は儲からないから、手を挙げない。」が、大きな問題なんでしょう。

その手を挙げない私立病院の集まりが日本医師会ですよ。つまり、こんなに切迫しているのに手を挙げない。だって診療報酬が低いですから。日本医師会は診療報酬を引き上げるための圧力団体です。市井の評判が悪かった武見会長ですら、会員のことを「守銭奴どもが」と陰口をきいた程の私立病院経営者(医師でもある)の集まりです。

反省している? 何を? 世間受けの良いことを言っているだけですよ。

彼らを動かすなら診療報酬を上げることです。それは、基礎医学に貢献している大学病院や拒否権がほとんどない公立病院の医師、看護師の待遇改善にも繋がる手でもあります。

権威っぽいところの引用で、さも自分にも権威があるように話を進めるのは止めましょう。論文とか書いたことがありますか? 引用元の信性を確認するのも義務です。まぁ、一般人なら仕方ないところではありますが、典型的なエコーチェンバーと化していることはご自覚下さい。
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この回答へのお礼

◇「世間受けの良いことを言っているだけ」と捉えるのは勝手ですが、

先に記載したように、日本病院会会長も、「厚労省だけに任せていてはうまくいきません。そもそも、民間の医療法人を管轄するのは厚労省ですが、大学病院は文科省、自治体病院は総務省など、縦割りで管理されています。コントロールタワーは『地方創生庁』と呼ぶべきなのか、『病院庁』とするのがいいのかわかりませんが、菅首相には厚労省や国交省、総務省などあらゆる省庁の力を集めた横断的な組織をぜひ作って欲しい。痛みを伴わない改革はありえません。政府にもその痛みを引き受けてもらいたいのです」「病院の再編を行う為に、政府主導の『コントロールタワー』が不可欠」と言っていますよ。

※日本病院会会長が“未曾有の危機”を激白
https://news.yahoo.co.jp/articles/f22d9ca38e42c1 …


◇「彼らを動かすなら診療報酬を上げること」かも、しれませんが、それだけでは解決しませんよ。

例えば、
・「即応病床」は、事実上「空床」としておく必要があるが、空ベッドでは診療報酬の対象外です。
・新型コロナに直接対応してない医療機関(耳鼻科・小児科等)は、患者が来ないので、診療報酬の請求もできませんよ。
・日本慢性期医療協会の池端幸彦副会長も、「医療提供体制の脆弱性が各地で露呈した」「民間病院と公的病院、入院医療と外来医療など、いろいろな要素による地域差もある」「十把一絡げでは大変な影響が出てしまい、医療提供体制が崩壊してしまう可能性がある」と、述べています。

※第二次補正予算予備費のうち1.2兆円で医療機関への支援策公表、病床確保料を引き上げ
https://www.watakyu.jp/archives/8266


コロナ患者の診療報酬が3倍は対応済みです。
橋下氏も述べているように、「医療従事者を強制的に人を動かす『特措法の改正』を実施しないと非常事態を乗り切れないでしょう。

※橋下徹氏、大阪で医療体制の逼迫に「強制的に人をうつす仕組みがない。特措法の改正で作っておくべきだった」
https://news.yahoo.co.jp/articles/33b2b022a09108 …

お礼日時:2020/12/29 23:34

>感染症専門病院がほぼゼロ 患者受け入れ実績が全病院の18%



#12で私が書いた以下のことを、確認し始めた訳ですね。

医大系の病院では、夏前からコロナ病棟を急ピッチで作っていましたよ。自治体の市民病院なんかも同じく。政府は補助金を出しているはず。でも、コロナ指定病院って、公立病院と医大系病院(全部ではない)ばかりなんですよ。私立病院は儲からないから、手を挙げない。

でも、今は#18まで書いてますので、追いついてくださいね。
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この回答へのお礼

「私立病院は儲からないから、手を挙げない。」が、大きな問題なんでしょう。

※コロナ患者受け入れた場合、1病院につき3000万円の支援金 大阪府
https://news.yahoo.co.jp/articles/5cdbce312ffe6e …

お礼日時:2020/12/29 00:59

>事実、日本の地域医療構想(医療計画)は、感染症対策を想定していなかったと反省する意見が多く、



その意見って誰がいつ言ったの? 事後の結果を見た意見って誰にでも言える。それを「反省」なんて単語に置き換えて言えるのは、政策立案者と出資者だけだよ。しかも「予算が潤沢にあれば」という枕詞付きでね。

そりゃ、あの腐ったマスゴミや野党だって税金は払っているだろうから出資者だけど、奴等のいう反省は、広辞苑に乗っている意味と同じじゃない。「追求ネタで美味しいね」だけであって、本質的な国家運営を考えたり提言している訳じゃない。

あなたのはやたらと引用が多いようだけど、それって自分の主張を裏付けて欲しいから、でしょ? だから何度も聞いているのだけど、「あなたが不満に思う結果に繋がる政策が行われたときとか決定されたときに、あなたは何をしてましたか?」ってことが大事なの。

>想定外の事象が、想定外でなくなっている昨今においては、人間の力で「効果」測定をするのは、限界があり、政策立案には、リダンダンシーの発想の重要性が増しているのでは。

で、何が言いたいの? リダンダンシーって単語を使う俺って格好良いってこと? リダンダンシーを考慮しようとも先立つものは金。日本はネバーランドじゃないのだし。
「想定できいないから、後付けの批判は何でもあり」なら「費用対効果を無視してやれよ」ってのと変わらない。

とりあえず分かったのは、質問者は「事後にしたり顔で文句を言う都合の良い立場でいたい」ということだけですよ。
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この回答へのお礼

「その意見って誰がいつ言ったの? 」⇒

日本医師会の中川俊男会長が「感染症対策の視点が不十分だった点は、反省しています。新興・再興感染症について、都道府県ごとに病床数、個人防護具、人工呼吸器などの配置目標を計画に盛り込んでおくべきでした」(7月13日『日経メディカル』ウエブサイト掲載のインタビュー記事)と、言ったそうです。
これは、先のリンク先に掲載済みです。

※コロナ禍で医療提供体制改革をどう進めるのか-リダンダンシーの発想が必要
https://www.nli-research.co.jp/report/detail/id= …

お礼日時:2020/12/29 01:19

>「厳粛な信託」であり、その政治家の行動は、「福利は国民がこれを享受」できるものでなくてはなりません。



福利は費用対効果という面もあるのですが、それは無視ですか。

> 同様に(都道府県)も、「・・・防災に関する計画を作成し、・・・総合調整を行なう責務を有する。」と定められおり、単に「その下で実施する者」ではありません。

大枠の範囲でね。

何か、事後に駄々をこねているようにしか見えないのですよ。
津波が来るといって、海の水を干上がらせますか? 地震が危険だからといってプレートを補強しますか?

事後にうだうだうだうだ言っていますけど、そういうのは事前に指摘していた人が吐ける台詞ですよ。
ドイツがどうとか言ってますが、ドイツ国民の防疫に対する観念の緩さはご存知ですか? 一過性の効果だけで必要以上に持ち上げているK防疫に拍手喝采されている方は多いですが、実際のとこ、今はどうですか? フランスの防疫政策についてどう思います? 本屋は密なので閉鎖だそうですよ。スーパーでは書籍を売っているのにね。それを指摘した国民の苦情を受けて、スーパーでの書籍販売も禁止して、今はAmazonで本の配達をどうやって規制するかお考えのようですよ。隣の芝生はさぞや青いのでしょうけどね。

とりあえず日本も中距離弾道弾を多数保有すべきだと思いませんか? 敵基地攻撃能力の有無とか国会で議論するのは不毛ですよね。私は真面目にこう思ってますし、懇意にしている議員さん(名は出しませんけど、自民、立民では大物と称される方々です)に以前から熱っぽく訴えています。

さて、あなたはICUの大増設を事前に訴えていましたか? 真面目な話、医師は足りていないので、今からやっても医師、看護師、ICUの大増設が為された頃にはCOVID-19騒ぎは終わってます。でも、エピディミックはいつかはまた来るので、あなたは熱く訴えていくのですよね。その維持にかかる税金は当然甘受なさる。まさか、喉元過ぎて忘れたりしませんよね。
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この回答へのお礼

誰が、福利において、費用対効果を無視と言ったのですかね。
政策を検討するなら、「費用対効果」を考えるのは当然です。
しかし、人間の能力では、総てのことを想定するのは不可能なので、コスト的には多少無駄があっても、柔軟性、つまり、リダンダンシーの発想を持った視点から「費用対効果」を考えるのが重要であり、その視点から、民間や有識者等の意見を聞きつつ、政策を検討するのが、政治家や官僚の役割です。

※コロナ禍で医療提供体制改革をどう進めるのか-リダンダンシーの発想が必要
https://www.nli-research.co.jp/report/detail/id= …

※コロナ後にとるべき経済戦略とは。想定外の事態に強い「遊び」「冗長性」のある収益モデルに投資せよ
https://www.businessinsider.jp/post-210402


事実、日本の地域医療構想(医療計画)は、感染症対策を想定していなかったと反省する意見が多く、平時の入院医療体制を想定した地域医療構想に関し、新興・再興感染症対応の内容を踏まえる方向になりつつあるそうです。

※医療計画に「新興感染症対策」を位置付け、「医療機関間連携」や「感染症以外の傷病対策」なども明確化
https://gemmed.ghc-j.com/?p=37419
https://gemmed.ghc-j.com/?p=36910


また、社会基盤の件では、民主党政権時代に「コンクリートから人へ」へと言って、「八ッ場ダム」に反対した人は、真剣に「費用対効果」を考えたのでしょうかね。

※「八ッ場ダム」「スーパー堤防」に異論唱えた議員らに批判
https://www.sankei.com/premium/news/191114/prm19 …

川辺川ダムについては、同じ知事が、反対から賛成に転換するとは、当初は真面目に「費用対効果」を考えたのでしょうかね。

※川辺川にダム推進…蒲島知事の方針転換
https://kumanichi.com/news/id9692


想定外の事象が、想定外でなくなっている昨今においては、人間の力で「効果」測定をするのは、限界があり、政策立案には、リダンダンシーの発想の重要性が増しているのでは。

お礼日時:2020/12/29 00:20

>【憲法・前文(抜粋)】



で? 意思表示もせずに、課題として取り上げることもせずに、文句だけ言っていれば誰かが何かしてくれるなんてのは甘い考え。「俺の心の叫びを聞き取れないなんて」なんてのは単なる笑い話。
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この回答へのお礼

文字数制限があるので、説明を省略したけです。
日本人なら、法律の条文を読めば分るでしょう。


◇「回答者さん」は、「政治化(家?)は付託を受けた実行者」と言われるが、
憲法では「政治家(国政)は、国民の厳粛な信託によるものであつて、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。」と記載されており、政治家は、単に国民から付託を受けているのではなく、「厳粛な信託」であり、その政治家の行動は、「福利は国民がこれを享受」できるものでなくてはなりません。

さらに、「災害対策基本法・第九条」で、「政治家(政府)は、この法律の目的を達成するため必要な法制上、財政上及び金融上の措置を講じなければならない。」と定められており、災害対策において、政治家は「財政上及び金融上の措置を講じる」ことを要請されており、「国民は出資者(税金の支払者)」であっても、「財政上及び金融上の措置を講じる」のは、政治家の役割です。


◇「回答者さん」は、「行政はその下で実施する者です。」と言われるが、
【災害対策基本法】では、
例えば、(行政の責務)として、「・・・組織及び機能のすべてをあげて防災に関し万全の措置を講ずる責務を有する。」と定められており、単に「その下で実施する者」ではありません。

同様に(都道府県)も、「・・・防災に関する計画を作成し、・・・総合調整を行なう責務を有する。」と定められおり、単に「その下で実施する者」ではありません。

また、(市町村)も、同様に「・・・防災に関する計画を作成し、及び法令に基づきこれを実施する責務を有する。」と定められており、単に「その下で実施する者」ではありません。

お礼日時:2020/12/28 00:46

>「平時」に考えるのが、災害対策の「リダンダンシー」(redundancy、冗長性)と申し上げているのです。



それを考えるのは、雇用される側ではないですよ。金を出す側が、出す金の裏付けをつけて実施させるものです。

国民は出資者、政治化は付託を受けた実行者、行政はその下で実施する者です。
ファウンダーが「金を使っても良い(=税金が上がっても良い)」という意思表示をせずに、「何故、DRを考慮しない」と付託先を叱ったところでお門違い。というか、「金を使っても良い」どころか「使うな(=無駄になる可能性があるならやるな)」と言っている状況で文句だけ言っているのは、むしろ卑怯です。「お前ら何か勘違いしとりゃぁせんか?」の画像を貼りたいぐらいです。

そんな茶番は、ダム建設、スーパコンピュータ、スーパー堤防・・・延々と繰り返しています。金を用意してプロにやらせるというのは、出資者も賢くないとできないのです。挙句、出資者が出資者としての責任を放棄して「○○のせい」ですか。付託先の誤りを正さず、むしろ礼賛していたぐらいですからね(ちなみに近視眼的な節税の観点では誤りではありません)。

経済的な視点では、100年に1回の災禍は無視するのが正解です。100年に1回の地震に耐えられる橋を作ったり、50年に1回の水害に耐えられる堤防は、そのときに施す経済施策に比べれば高コストですから。その100年の間に事故時の被害が想定より大きいことが分かったり(原発とか)、大きくなってしまったり(異常な都市化とか)はありうることなので、アセスメントを実施するのです。でも、想定される損害を上回る投資はできない、損害の補償は投資金額を上回ることはない、という点は、民主主義国家だろうが社会主義国家だろうが同じです。
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この回答へのお礼

【憲法・前文(抜粋)】

日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、・・・そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであつて、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。

※日本国憲法
https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=321CONS …



【災害対策基本法(抜粋)】

(国の責務)
第三条  国は、国土並びに国民の生命、身体及び財産を災害から保護する使命を有することにかんがみ、組織及び機能のすべてをあげて防災に関し万全の措置を講ずる責務を有する。
 2  国は、前項の責務を遂行するため、災害予防、災害応急対策及び災害復旧の基本となるべき計画を作成し、及び法令に基づきこれを実施するとともに、地方公共団体、指定公共機関、指定地方公共機関等が処理する防災に関する事務又は業務の実施の推進とその総合調整を行ない、及び災害に係る経費負担の適正化を図らなければならない。

(都道府県の責務)
第四条  都道府県は、当該都道府県の地域並びに当該都道府県の住民の生命、身体及び財産を災害から保護するため、関係機関及び他の地方公共団体の協力を得て、当該都道府県の地域に係る防災に関する計画を作成し、及び法令に基づきこれを実施するとともに、その区域内の市町村及び指定地方公共機関が処理する防災に関する事務又は業務の実施を助け、かつ、その総合調整を行なう責務を有する。

(市町村の責務)
第五条  市町村は、基礎的な地方公共団体として、当該市町村の地域並びに当該市町村の住民の生命、身体及び財産を災害から保護するため、関係機関及び他の地方公共団体の協力を得て、当該市町村の地域に係る防災に関する計画を作成し、及び法令に基づきこれを実施する責務を有する。

(政府の措置及び国会に対する報告)
第九条  政府は、この法律の目的を達成するため必要な法制上、財政上及び金融上の措置を講じなければならない。

※災害対策基本法
http://www.bousai.go.jp/shiryou/houritsu/001-1.h …

お礼日時:2020/12/27 22:12

>「何も無いのに、何かあったときのために」との指摘ですが、人類の歴史は、感染症との戦いであり、「何も無い」との認識が誤りです。



では「平時なのに」と言い換えましょうかね。

でも、平時だろうが何だろうが「過去にあった厄災は、経験済みだから備えないのは政府が悪い」なんでしょうね。

あなたの言い分を取り入れるに、地震、津波、土砂崩れ、土石流、噴火、火砕流、台風による河川決壊、戦争は存在しています。

土壌改良、スーパー防波堤、砂防ダム、スーパー堤防、スーパーダムあたりは当然に整備されていなければなりません。
日本近辺には極めて危ない国が存在していますから、ニミッツ級の空母が6隻要ります。最低でも中距離弾道弾は必要です。

当然、あなたは常日頃からこれらを主張されているはず。まわりの人にも当然啓蒙されているはずですよね。火急の事態になってから「実は俺、前からこう思ってた」なんて言い出して、政府の責任とかを言い出す卑怯者じゃないですよね。

はい、これを全部やらないと政府は批判されます。国債は毎年500兆円出さないといけません。消費税は75%ぐらいですかね、所得税減税もできませんね。月収30万円なら税金で29.5万円は持っていかれるでしょう。私は嫌だな。

ちなみに「人類の歴史は、感染症との戦いでもあり」ってのは、言う人にとって重みは違うのですよ。多少は知識がないと、こういう台詞は滑ります。凍結した歩道の上のバナナの皮を踏むよりも滑るでしょう。こういうことを言うなら、そもそもこのような質問は出てこないでしょう。言行不一致の際たるものです。
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この回答へのお礼

何度も有り難うございます。

「平時」に考えるのが、災害対策の「リダンダンシー」(redundancy、冗長性)と申し上げているのです。

今や、企業では、災害対応を平時から考えておくことは企業の持続可能性を高めることが認識され、企業経営における「事業継続計画(Business Continuity Plan, BCP)」の重要性が強く認識され、大企業では、平時において、災害時に備えBCPを定めることが一般化しており、国の社会基盤においても「リダンダンシー」(redundancy)の考え方が浸透しつつありますよ。

※「冗長化」から考えるBCPの重要性
https://www.dir.co.jp/report/column/20180702_010 …

※重要な社会基盤のリダンダンシー
http://bosailiteracy.org/literacy/resilience/red …

※減災・縮災および災害の被害を決める災害文明と災害文化の葛藤
http://www.ecpr.or.jp/pdf/ecpr42/p09_18.pdf


国の医療に関しても、災害対策の「リダンダンシー」(redundancy)を考えるのは、政治家や行政の責任でしょう。
その不備を指摘しないのは、マスコミや学者、評論家の責任であり、一般国民の責任にするのは、企業がBCPを考えないのを、一般の従業員の責任にするようなものです。

ちなみに、おっしゃるような「バナナの皮」ではないが、スーパーの床に落ちていた「天ぷら」を踏んで転びけがをし、スーパーに賠償命令の判決が出た例がありますよ。
この場合は、「平時」から対応を行っておくのがスーパーの務めですが、医療に関しては、国や行政の務めでしょう。

※総菜の天ぷらを踏んで転びけが スーパーに賠償命令
https://www.nikkansports.com/general/news/202012 …

お礼日時:2020/12/27 00:52

>ただ、「真の原因は、国民自身がこの国はどうあるべきなのかを考えていないことです」は、そうですかね?


>◇「コロナ以前から病院の経営は極めて厳しかった」

そうですよ。「政府は何をしているんだ」とか「備えてなかったのか」とかを今になって文句を言ってますが、例えば3年前に「感染症の大流行に備えてICUを大増設すべき」なんて提言した人っています?
仮に行政側から出てきても「その予算をどう確保するか」になってしまい潰れます。仮にこそこそなのか、目立たなかっただけなのかで、そういうことをしていたとすれば、「無駄を探す」とか「仕切り」とかで潰されますよ。

そもそも、何も無いのに、何かあったときのために、何というものの内容も規模も緊急性も分からないのに、何かのピークに備えて準備する、なんてのは破産します。

極端な話、高齢者福祉対策の方がはるかに簡単。必要な予算はどんどん増えている昨今ですが、基本は「人は誰でも1年間で1歳年をとる」、「死んだ人は生き返らない」、「老齢者と定めた年齢の人口は、年毎に推計可能」、「しかも、その数値は最大の可能性での値であって、死者分は差し引かれる」ですから。

となると、「何も無いのに、何かあったときのために、何というものの内容も規模も緊急性も分からないのに、何かのピークに備えて準備する」には、国民の支持がないと無理なのです。でも、何も考えていないし、事があれば昔から分かっていたような振りをして、したり顔で文句を言う駄目な奴ばっかりです。全方位の保険なんかかけられません。日米、日露、日中の安保条約を同時に結ぶことも不可能だし、山崩れ、鉄砲水、土石流を防止するために国土全部を平らにすることも不可能です。

多分日本の医療機関整備は、河川整備なんかと同じ感覚での経済原則を適用しています。30年に一回規模での惨禍はカバーできるが、100年に一回規模の惨禍では破綻する、とかです。医療はそういうもんじゃないという主張があるならば、世論になっているとか、国民の意識として涵養されているはず。「ドイツはできている」と政府行政を責めるのであれば、「ドイツ人にあるこういった意識は日本人にはない」と認めないのはフェアではないでしょう。

なんかね、「ドイツ君も、アメリカ君もみーんなICU、一杯持ってるんだもん、ねぇ、うちも、うちも」、「よそはよそ、うちはうち」みたいなレベルなのに、「政府の無策」とか言っちゃうのは幼稚な責任転嫁に見えるのですよ。
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この回答へのお礼

何度も有り難うございます。

「何も無いのに、何かあったときのために」との指摘ですが、人類の歴史は、感染症との戦いであり、「何も無い」との認識が誤りです。

※人類を脅かす感染症のパンデミック
https://www.seirogan.co.jp/fun/infection-control …

明治時代にはコロナが流行し、当時からコロナと戦っています。
第一次世界大戦時はスペイン風邪が流行し、終戦を早めたそうです。
最近では、新型インフルエンザが大流行し、その時に「新型インフルエンザ等発生時の医療提供体制」(下記)が定められています。

○新型インフルエンザ等が発生した場合には、未発生期に準備した地域における医療連携体制を活用するとともに、各医療機関における診療継続計画に基づき、業務量の調整等を行い医療提供体制の確保に努める。
○これらの対応を最大限行った上でも、患者数が増加し医療施設が不足する事態となった場合には、既存の医療機関において定員超過入院や病室ではない場所への入院等を行い、医療を提供する。
○上記でも、対応が困難な場合、都道府県知事は特措法に基づき、臨時の医療施設を開設し医療を提供する。

※新型インフルエンザ等発生時の医療提供体制
https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000002li …

しかし、日本は結核などの感染症を克服した結果、感染症に対する備えが疎かになったのでしょうね。
人類の感染症との戦いの歴史を考える時、検査体制の充実や保健所機能の強化、サーベイランスの強化、病床の確保、災害対策のredundancy(冗長性)という考え方を参考にしつつ、病床や機器、人員などについて普段から余裕を持たせるスタンスが重要であり、中長期的に見ると、軽視されて来た公衆衛生や感染症の専門的な人材の育成も欠も欠かせないのでしょうね。

※パンデミックと日本の感染症対策
http://www.kiip.or.jp/taskforce/doc/anzen202008_ …

ただ、それらの未検討を、おっしゃるように、一般国民の責任にするのは酷であり、政治家や行政、マスコミ、学者の責任でしょう。

お礼日時:2020/12/26 23:20

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