プロが教えるわが家の防犯対策術!

大学で電気を勉強しています。

電磁気の本や電子回路の本など、本屋や図書館で読むのですが、どれも同じような内容です。
勿論、計算問題とかいろいろ種類はあり、解説の表現の仕方も違っているのですが、なぜ何十年にもわたって同じような内容の本が出続けるのでしょうか?
勿論買う人がいるからですが・・・。
そんなにここ10年位では進歩していない気がします。

(ここでの話は、教科書レベルの話です)

A 回答 (5件)

「教科書」とは、教える人が「自分が教える内容を、教えやすいように」書くのがふつうです。


なので「自分で著したものを使う」のがベースだからです。

ただ、一人一人がそれをやったら非効率なので、「市販の既存品」の中に自分が使いやすいものがあれば、それを使う人もいるという風に考えた方がよいでしょう。
あとは、「わが大学では毎年数百人(あるいは数千人)がそれを受講するので、大学で教科書を出版しておけば毎年確実に売れる」というビジネス的視点から「わが大学の標準教科書」として独自に出版するところも多いです。

大学生、特に教養課程の学生が学ぶような「基本、基礎」は、「すでに十分確立している内容」なので、どの本を見ても内容的には大きな差はないでしょう。
「記述の順番」とか「どのように記述するか」「どこまで基礎をさかのぼって説明するか」などという、「What」ではなく「How」の部分に違いあるということだと思います。
初心者・初学者には「分かりやすい」記述が、基本ができている人には「冗長でまどろっこしい」と受け取られます。
その人(あるいは講義の教官)の「レベル」と「勉強の仕方」に応じて選ぶことが必要なのだと思います。
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大学は高等専門教育の場です。



義務教育のように、学ぶ内容が全国一律で定義されていて、それに合った検定済みの教科書があるわけではないのです。

大学の教授や先生は、学問の研究をしながら、その基礎となる理論を若い人に教育し専門家を育成するのが仕事。その時使う教科書は、自分がわかりやすいと感じ、自分のような専門家を育成するのにベストな教科書を選びます。自分がわかりやすいものを推奨したり、なければ自分記述するわけです。

それが多様性を生むわけですね。内容は理論的尺度ではどれも似ていますが、その内容意味することへのアプローチ、考察などは、教科書によって大きく差があり、その個性が将来の道を決めたりもします。
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>なぜ何十年にもわたって同じような内容の本が出続けるのでしょうか?


物理法則が変化しないからですね。
電磁気学にしても教科書レベルなら100年前には確立している学問です。
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電磁気学について。



基本的に内容が違ったら大変なので、同じような内容になるの
ですが説明に工夫がない、と言うことと想像します。

基本は海外の有名学者(ジャクソン、パノフスキー、ファイン
マン、ランダウ)による書籍です。しかし、難解かつ分厚すぎ
て、さらに癖がありと、一般の学生の教科書として無理または
望ましくないと考えたと想像(ファインマンはとても丁寧では
あるが)。

そこで、電気学会や学閥をを中心にした共著が有名書店から発
行された。砂川氏の書籍はこのカテゴリーに入らない。

次に、各大学が出版部を設け、自分の大学で使う教科書を発行
し始めた。あるいは、各出版社の思惑があって、自分の大学で
使う教科書をいろんな教授達が出版しだした。もはや、猫も杓
子も新庄も・・・。

完成された電磁気学に内容の進歩がないのは当然ですが、初め
のカテゴリーはとても難解で、もう少し説明があってもよいと
思いますが、頭の良い人はそんなリスクは避けますので、いつ
までたっても何にも変わりません。

そして、初めの書籍には基本的な誤もあり、連綿として受け継
いだ説明が繰り返されたりしています(指摘する人もいるよう
だが、ごく少数のもよう)。

最近目立つのは、説明過多本です。なんでも説明しようという
志はよいのですが、説明できれば良いや、と真偽もよく確かめ
ず、いろんな書籍から引っ張ったり、思い付き(じっくりと考
察しないで)を載せているものがあります。

ひどいのは「電磁誘導の法則を証明する」とか「レンツの法則
は厳密な物理法則ではない」と口走る始末です。
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既に確立した分野を説明する本ですから同じ内容なのは当たり前です。

逆に変わった事を書いている方がおかしいと思います。
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