令和2年の扶養控除等申告書の書き方なんですが、配偶者の収入が150万(所得95万円)以下だと、源泉控

令和2年の扶養控除等申告書の書き方なんですが、配偶者の収入が150万(所得95万円)以下だと、源泉控除対象配偶者の欄に書いたらいいんですよね？
担当者に配偶者の年収が130万以下じゃないと書けないと言われたのですが…

No.3 回答者： Moryouyou 回答日時： 2020/12/13 22:22

ご質問者のおっしゃっていることが

正解です。

但し、それだけでは、令和2年分の
配偶者特別控除の申告はできません
ので、ご注意ください！

令和2年分基礎控除、配偶者特別控除
…申告書を記入して申告しないと、
配偶者特別控除が受けられません。
この書類をもらって記入して下さい。

書き方は、
まず、基礎控除申告書に、
ご主人の収入見込を記入して下さい。
ご主人の給与収入金額を書き、
そこから給与所得控除を引いた
所得金額を求めて記入して下さい。
厄介ですが。A^^;)

給与所得控除額と所得金額の求め方を説明しておきます。
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/ …

給与所得控除の概要は以下のようになります。
給与収入　　控除額(割合)
～162.4万　55万
～180万　　40%-10万
～360万　　30%+ 8万
～660万　　20%+44万
～850万　　10%+110万
850万超　　195万
といった、控除額になっています。

例えば、ご主人の給与収入額が、
450万なら、
給与収入　　控除額(割合)
～660万　　20%+44万
で、控除額を求めます。

450万×20%+44万=134万
が控除額になり、
450万-134万=316万
が、所得金額になり、
収入金額　所得金額
　450万　　316万
合計額　　　316万

900万円以下に　✔
区分Iに　Ａ
基礎控除の額　48万
となります。

ご主人の給与収入が1095万以下なら
900万円以下に　✔
区分Iに　Ａ
基礎控除の額　48万
配偶者控除額の表の
Ａの行の控除額が対象となります。

次にその右にある、
配偶者控除等申告書の記入が
奥さんの収入金額を記入します。

配偶者控除、配偶者特別控除の条件は
奥さんの給与収入条件によって以下のようになります。
給与収入　　所得税 住民税
～103万　　38万　33万
～150万　　38万　33万
150万超　　36万　33万
155万超　　31万　31万　
160万超　　26万　26万
166.8万～　21万　21万
175.2万～　16万　16万
183.2万～　11万　11万
190.4万～　 6万　 6万
197.2万～　 3万　 3万
201.6万～　控除なし

例えば、今年
奥さんの給与収入が150万の場合、
合計所得 所得税 住民税
～150万　38万　33万
が、該当し、
ご主人は、所得税で
38万の所得控除が受けられます。

記入のしかたは、下記の添付ようになります。

奥さんの給与収入額150万なら、
前述の給与所得控除で、
給与収入　　控除額(割合)
～162.4万　55万
が、該当し、
150万-55万=95万
となるので、
所得金額は、95万
区分Ⅱ　③
配偶者特別控除の額に
38万
と記入となります。
※記入例を添付します

因みに103万なら、
103万-55万=48万
となるので、
所得金額は、48万
区分Ⅱ　②
配偶者控除の額に、
38万と記入。
となります。

社会保険の扶養条件130万未満とは
関係しませんが、奥さんが社会保険の
扶養になっていて、収入が130万以上
だと判明した場合、社会保険の扶養を
取り消される場合もありえます。

そのあたりを会社の人は説明したのかもしれません。

いかがでしょうか？

No.2 回答者： o24hi 回答日時： 2020/12/13 22:19

こんにちは。

>令和2年の扶養控除等申告書の書き方なんですが、配偶者の収入が150万(所得95万円)以下だと、源泉控除対象配偶者の欄に書いたらいいんですよね？

　そのとおりです。

〇令和2年分給与所得者の扶養控除等（異動）申告書の記載例
https://www.nta.go.jp/taxes/tetsuzuki/shinsei/an …

No.1 回答者： hinode11 回答日時： 2020/12/13 21:38

＞令和2年の扶養控除等申告書の書き方なんですが、配偶者の収入が150万(所得95万円)以下だと、源泉控除対象配偶者の欄に書いたらいいんですよね？

その通りです。

配偶者にパート給与がある場合であっても、給与収入金額が150万円以下ならば、所得金額が95万円以下になるので、配偶者の名前を源泉控除対象配偶者の欄に書くことができます。

＞担当者に配偶者の年収が130万以下じゃないと

担当者は間違ってます。