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【宗教・天照大神は元ひきこもりだった?】弟のスサノオにいじられて、機嫌を損ねたアマテラスオオカミは天岩戸に引きこもってしまって世界は暗くなってしまった。

天照大神はアメノウズメが半裸で桶を踏み鳴らして踊っていると気になって天岩戸から出てきたら世界は明るく照らされた。

質問1
天照大神は元ひきこもりですか?日本の神様の頂点である天照大神が元ひっきーだったと驚きました。

質問2
天岩戸はいまも日本のどこかに実在しますか?

質問3
アメノウズメって何者ですか?

質問4
弟のスサノオって島根県の出雲大社の神様のことですか?兎を助けたのに、姉の天照大神をいじめたのはなぜですか?

以上、4点の質問です。よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

質問1 天照大神は元ひきこもりですか?日本の神様の頂点である天照大神が元ひっきーだったと驚きました。



何が質問なのかが分かりません。一時引き籠もっただけのようです。どのくらいの時間かはハッキリしませんが、何日も隠れて出てこなかったのではないようです。単純に言えば、弟の乱暴を恐れ怒って、岩屋に入って戸を閉めたという程度のことのようです。 引き籠もりというほどのことではなくて、日本書紀(神代上第七段)には、アメノウズメは無関係で、天照大神を褒めたら、褒められたのを喜んで出てきたという話しもあると書かれています。
弟の素戔嗚(スサノオ)は泣き虫で泣いてばかりだったという話しもあるし、イタズラで乱暴者という話しもあります。 単純に言えば、多くの神や尊は、その時々で尊大だったり、泣き虫だったり、ふてくされたり、好奇心旺盛だったり、男女関係を強く意識したり、疑い深かったり、おだてに乗ったりと、実に人間的だと思います。

質問2 天岩戸はいまも日本のどこかに実在しますか?

観光地のようなところなら何カ所もあります。 ただ、天照大神が隠れたという場所は、地上ではなく、地上に降りていく素戔嗚尊などがいた場所ですから、日本の地上ではないです。

質問3 アメノウズメって何者ですか?

天鈿女、天宇受賣とも、天乃於須女とも書くようです。 呪術的な巫女で、性的な踊りもしたメンバーの1人で、強くて《こわもて》だったので《スメ》と呼ばれたという説もあるようです。

質問4 弟のスサノオって島根県の出雲大社の神様のことですか?兎を助けたのに、姉の天照大神をいじめたのはなぜですか?

イタズラ坊主で、姉が好待遇なのをやっかんでということのようです。 小さいときは、お母さん(イザナミ)がいる根の国(死者の世界)にいきたいと泣き虫で泣いてばかりで、お父さん(イザナギ)から「もう勝手にしろ」と勘当同然に追いやられたりしています。その追い出されて出ていくときの一大事件が姉の天照大神とのトラブルです。
天照大神は疳性なのか、月夜見尊とも仲違いしたりしています。 弟の素戔嗚が追い出されて根の国に行く前に挨拶にきたときにも、「きっと、国を奪おうとしているに違いない」と決め込んで戦闘態勢を固めて臨んだりしています。弟も弟なら、姉も姉で、人格高潔とは言い難いけれど、人間的で感情の起伏が大きい人?として語られています。
ウサギを助けたというのは、だいこくさま、大国主、大穴牟遅、葦原色許男、八千矛、宇都志国玉、大物主、大己貴、葦原醜男、八千戈、大国玉、顕国玉神などの数多くの名前で呼ばれている「素戔嗚の子供」です。 出雲大社の神様のときは、「大国主大神」とされていますが、別名として多数の名前が挙げられています。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%87%BA%E9%9B%B2 …
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日本で物事を事実に即して記述するようになったのは、中国の史書・学術書などの文献が大量に入りだしてからのことで、おそらく推古天皇時代の遣隋使派遣後のことでしょう。



それまでの日本の記録方法は、事実を隠喩を用いるなどオブラートに包みこんでいました。神話がそれに当たります。それを文字通りの史実と受け止めてはいけません。正しい理解ができなくなります。

質問1
天照大神は元ひきこもりですか?日本の神様の頂点である天照大神が元ひっきーだったと驚きました。
→この解釈は単純明快に「日食」を擬人化・物語化した話でしょう。代表的な仮説としては、「卑弥呼の死」と「壹与」の継承でしょう。

質問2
天岩戸はいまも日本のどこかに実在しますか?
→<ここが天岩戸です>という伝承があるところは、宮崎県高千穂町の天岩戸神などたくさんあります。真偽は不明。

質問3
アメノウズメって何者ですか?
→日本に降臨した天孫族のひとりで、降臨後は道案内を申し出た猿田彦と結婚している。神前で舞をする巫女存在で芸道の神とされている。

質問4
弟のスサノオって島根県の出雲大社の神様のことですか?兎を助けたのに、姉の天照大神をいじめたのはなぜですか?
→出雲大社の祭神は大国主で、スサノオの息子または6~7世孫。因幡の白兎の伝承も大国主の話。
→天照とスサノオの対立は、高天原に降臨した天照など天津神と、スサノオが本拠とした出雲中心の国津神の争いを隠喩でデフォルメした話だろう。
最終的には大国主の最晩年に、大国主など国津神側が、天照系の天津神側に「国譲り」することで、決着する。この物語は、神武東征伝説にも投影されている。
神話の天津神vs国津神のデフォルメされた話を、記紀を編纂した奈良時代に、中国風の写実的記述方法で追加したのだろう。
特に日本書紀は、中国人に「日本も立派な歴史を持っているぞ」と自慢するために編纂された史書だ。
日本国の始まりが「神々の戦いの結果でした」というウソ臭い話だけでは、さすがに恥ずかしかったのだろう。
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1:いいえ、引きこもりではなく、隠れたと考えるべきです。


2:霊的に存在していると思います。
3:神楽や技芸の神様です。
4:出雲大社はスサノオの子(大国主大神)を祀っています。
5:因幡の白うさぎの話はスサノオの子孫(オオムナチ)の話です。
5:アマテラスが天の岩戸に隠れてしまったのはスサノオが原因ですが、スサノオがあまりにも酷いバカをやってショックを受けた…というのが神話の実情のようです。
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この回答へのお礼

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お礼日時:2020/12/17 00:22

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