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物理的な観点からマジレスすると面白くなるものって何がありますか?

A 回答 (4件)

忘れていました。



もし今から物理学の世界に飛び込む若い人であるならば、天体物理学(天文学とも?)をオススメします。現在では新たな望遠鏡が沢山でき、扱いきれないほどの膨大なデータが得られ、それらから今まで知られていなかった新たな発見が山のように見つかっています。すべての科学の中でも一番活発な分野の1つです。
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もう見てないかも知れないけどw



マジレスというのがどういう意味なのか定かではないですが、物理学をやってるものは全てが面白いんですよw
『物理学はいかに創られたか』という邦題の本は、著書がアインシュタインということで有名でもありますが、物理的発見の歴史的経緯を分かりやすく書いてあったような気がする名著です。
物理の歴史(的経緯)としては、ガリレオなどが天動説を主張したころの話が、調べてみると面白いですよ。どこで読んだのか忘れましたがネットで検索したら見つかるはずですが、一般的に言われている”科学を信じた”ガリレオが神を信じる無知な大衆の天動説をくつがえした・・というのは全くのデタラメで、当時の科学的知識を総動員して主張されていた天動説を、神の作った天体の運動が摂動だらけなわけがないと”神を信じて”地動説を主張したのがガリレオだったりします。
歴史ではなくというなら量子力学の話は今でも十分に面白いもののオンパレードでしょう。量子力学も今ではやや歴史的なものになりつつありますが。カシミール効果とか忘れられてる感もありますが。
常温核融合などというと30年前に一大ブームになり結局ガセネタだったのかと落ち着いているほうを連想しますが、実は実現できているほうの常温核融合というものあったりします。これば米国で”高校生が核融合炉を作った”みたいな記事としてネットでも転がっています。調べてみると本当に核融合だったりするので驚きです。でももし作ったりすると、近くの人を被曝させてしまう上に、日本だと何かの法律に触れるのとのでNGですよw
もっと身近な話としては、クルマの運動などは物理的視点で見て初めてちゃんと理解できるものになります。多くの人は前輪のタイヤの方向に進んでいるのだろうと思い込んでいますがそれは大間違いで、タイヤが生む横方向の力(これをコーナリングフォースと呼びます)で、直進運動に横向きの力を加えて曲がっているのです。クルマがどのように曲がるのかは2輪モデルというもので考えられていて、前輪だけでなく前輪と後輪がコーナリングフォースを生むことできれいに曲がれることが分かります。またタイヤがどの様な仕組みでコーナリングフォースを生み出すのかというのも面白い話の1つでが、簡単に言えばタイヤの向きとクルマの進行方向にズレ(この角度をスリップ角と言います)があり、そのズレの分だけタイヤゴムが伸び、その伸ばされたタイヤゴムが戻ろうとする力がコーナリングフォースの元になっています。話は戻りますが、このスリップ角というのはタイヤとクルマの進行方向との差なので、最初に書いた”タイヤの方向に進む”という思い込みが間違いであるわけです。
そしてコーナリングフォースによってクルマが曲がっているのは、月がまっすぐ飛んで行ってしまうのではなく、曲がって地球の周りをぐるぐる回っているのと同じ力学なのです。つまりクルマが曲がるのは、月が地球を回っているのと同じ物理学で曲がっているのですね。ニュートン先生(古典力学)のリンゴの例えは重力のみに言われていますが、実際にはこういうことなのです。
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No.1 です。



#1 に関して、「電気抵抗」の単位「オーム(Ohm): Ω」も、「オーム」は人名なのですが、その単位記号にギリシャ文字の「オメガ」を当てたのは一種の「ダジャレ」なのでしょうね。

↓ ゲオルク・オーム
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B2%E3%82%AA …


また、#1 に書いた現在の「導電率、コンダクタンス」の SI 単位「ジーメンス」は、人名であるヴェルナー・フォン・ジーメンスにちなんだものですが、ジーメンスはドイツの大手電機メーカー「ジーメンス」(日本では英語読みの「シーメンス」の方が一般的でしょうか)の創業者でもあり、現在の「企業名」が国際単位として使われるのもなんだかなあ、という気がします。
日本でいえば「1 ひたち」とか「3トヨタ」みたいなものですから。

↓ ヴェルナー・フォン・ジーメンス
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%B4%E3%82%A7 …
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「電気抵抗」(electrical resistance)の単位は「オーム(Ohm): Ω」ですが、これは「電気の通りにくさ」の物理量です。



「通りにくさ」というのは分かりにくいので、その逆数である「電気の通りやすさ」の物理量として「導電率(電気伝導率、電気伝導度)」(electrical conductance)というものがあります。

「抵抗:R」に対して「コンダクタンス:Y」は
 Y = 1/R
 R = 1/Y
の関係にあります。

導電率、コンダクタンスの単位は、現在の SI 単位系では「ジーメンス:S」と使いますが、一昔前までは
 モー(Mho):℧
という単位が使われていました。

これって、「モー(Mho)」という呼び名は「Ohm」を逆さから読んだもの、記号「℧」は「電気抵抗の単位」である「Ω」つまり「ギリシャ文字のオメガ」を上下反転させたものでした。
物理には珍しい「おじさんギャグ」的な単位だったというわけです。

↓ ジーメンス
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%BC …
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