プロが教えるわが家の防犯対策術!

科学的な見地から捜査をして犯人を割り出していく
タイプのミステリ小説を探しています。
いわゆる密室トリックとか、犯人のアリバイや動機を
探っていくミステリにはあまり興味がなくて・・
刑事や名探偵が主人公の作品には何だかのめりこめ
ないのです。
理想はP・コーンウェルの「検屍官」シリーズ、
ドラマですが沢口靖子主演の「科捜研の女」などです。
犯人の残した痕跡や被害者の検死結果などから科学的に
捜査していくタイプで、できれば恋愛要素など
人間ドラマも盛り込んであれば嬉しいのですが、
どなたかこれはというものを教えていただけないでしょうか?
よろしくお願いします。

A 回答 (7件)

最近あまり売っていないので、手に入るかわかりませんが・・・。


アーロン・エルキンズのスケルトン探偵シリーズ(ハヤカワ文庫)はいかがでしょうか?
主人公は人類学の教授で、遺骨の特徴から犯人を割り出していきます。
どちらかというと軽い感じです。
なお、その中の「暗い森」(だったかな?シリーズ最初のやつ)は、正直、いまいちでした。
それ以外をお勧めします。
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この回答へのお礼

さっそくありがとうございます。骨からっていうのは
珍しいですよね。人類学の教授というのも魅力です。
amazonで調べてみたら在庫はありそうですので、
注文してみます。
シリーズ物は順番に読まないと気がすまないたちで(^^;
その「暗い森」から読むことになりそうです。主人公が
愛妻と初めて出会うと書いてありましたので、一層
気になります。もちろん他のも読んでみますね。
ありがとうございました!

お礼日時:2005/02/10 13:39

科学的な捜査をするミステリの最強の作家は、


ジェフリー ディーヴァーでしょう。
特におすすめなのは下記の著作です。
【ボーン・コレクター】
映画にもなりましたが、リンカーン・ライムという半身不随の探偵が、
サックスという女性警察官に床の中より指示して猟奇事件を解決に導くものです。
映画も原作に忠実にかなりよく出来ています。
DVDで時々見ていますが、あきません。
http://www.bookreview.ne.jp/book.asp?isbn=416318 …

【コフィン・ダンサー】
リンカーン・ライムと天才的殺人者「ダンサー」の頭脳戦ですね。
45時間の死闘が書かれています。
http://www.webdokusho.com/shinkan/0011/mekiki-co …

【悪魔の涙】
筆跡鑑定人キンケイドと無差別殺人テロの犯人との戦いですね。

どれもかなり長編ですが、一気に読めます。
最後の結末まで読まないと眠れないといっていいでしょう。
同時に科学捜査の手順が詳しく載っていますので、
情報分析の勉強になるかと思います。
http://homepage1.nifty.com/paradiseb/pbook/agyo/ …

参考URL:http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%B8%A5%A7%A5%D5 …
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
ジェフリー・ディーヴァー(恥ずかしながらぜんぜん
知りませんでした・・)は3番の方に教えていただいて
詳しく調べてみました。まさに私の求めているもの
です。ぜひ読んでみようと思います。
「悪魔の涙」、筆跡鑑定人ってすごく面白いですね。
科学捜査の過程を読むと、自分が捜査に加わった
ようでドキドキします。犯人との息詰まる攻防
よりもその地道な過程、人によっては飛ばすかも
しれない場所を何度も読み返したりするのが好きです。
いずれもぜひ手に入れてみようと思います。
ありがとうございました。

お礼日時:2005/02/14 10:21

 雨宮早希さんの「EM(エンバーミング)」はいかがでしょうか?検屍官のように、緻密な科学捜査をするわけではないのですが、死体に残された痕跡などから推理していきます。



 綾辻行人さんの「殺人方程式」も結構近いと思います。綾辻さんは「館」シリーズで有名ですが、こちらのほうは、物理学などを利用した作品になります。

 以上、参考にしてくださいね、これで失礼します。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
雨宮早希、初めて聞きました。エンバーマーという
職業があるんですね。面白そうです。
女性の著者というのも興味深いです。なかなか
こういった作品て女性の作品は少ないですもんね。
綾辻行人の作品は夫がたくさん持っているので、
きっとあると思います。現実的でなさそう・・と
思って敬遠していましたが、探して読んでみますね。
ありがとうございました。

お礼日時:2005/02/14 10:16

質問者さんと同じスカーペッタファンのひとりとして、Dフランシスという英国の作家を紹介させて下さい。

(よくご存知・・であればごめんなさい)

残念ながら日本ではそれほど人気がないのですが、逆に言えばその分得したような気持ちにもさせてくれます。熱狂的ファンも多いはずです。

イマイチ人気がないのは「競馬小説」という分類をされていることから、ギャンブル小説!?というイメージがあるのかな、とも思うのですが。
(実はこの作家はご夫婦の共著、決して男性向け小説ではありません)

とにかく情景描写に優れています。ストーリーの組み立てが細緻に渡っています。
登場人物のセリフには上質のユーモアがあふれ、英国の風を感じさせてくれます。
エスプリに富んだ会話を楽しむだけでも十分に価値があるのではないでしょうか。
もちろん登場する悪者は恐ろしく怖くて、主人公は多くの場合弱点を持っているけれど洞察力に長けた男前。最後には読者が満足を得るようなエンディングを用意してくれます。

最新の科学捜査で犯人を追いつめるというのではないですが、ページを閉じる時は興奮の余韻を充分感じさせてくれ、「次はどのタイトルにしよう」と数多い物語のタイトルを目で追っていると思いますよ。

※ただ、私のような20年以上もの熱狂的ファンの批評はあまりあてにならない、ということも言えます。まずはどれかの文庫本を手に取られることをお勧めします。(^_^;)

参考URL:http://www.asahi-net.or.jp/~ue4k-ngt/bnavi/franc …
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
D・フランシスは初めて聞きました(古典物を
含め、ミステリには本当に疎くて・・科学物に出会う
まで敬遠してきたので)。競馬シリーズというのは
面白いですね。調べてみると知る人ぞ知る存在
だとか。38作品も出ているなんて驚きです。
自身も元騎手でありさらにパイロットや記者もしたという
著者が作品以上に気になります。P・コーンウェルと
共通したものがありますね。
私が「検屍官」シリーズを好きなのは、翻訳がとても
素晴らしくて、心理的描写や、主人公たちの英語
ならではの言い回しを巧みに日本語に置き換えている
点も大きいような気がします。長ったらしい言い回しが
かえって作品の魅力を高めるのですよね。
この作品は科学的というわけではないようですが、その
情景描写の細やかさに興味を持ちましたので読んでみたい
と思います。
丁寧にありがとうございました。

お礼日時:2005/02/11 01:31

東野圭吾氏の作品で、「探偵ガリレオ」「予知夢」はいかがでしょうか?



http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4167110 …

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4167110 …

科学が関係した謎、科学の知識がなければ解けないような謎を物理学の助教授である主人公が解き明かしていく、といった内容の短編集です。
「探偵ガリレオ」の方がより理系チックですかね。

ただ、科学的捜査で犯人を追い詰めると言うよりは「何故それが起こったのか?」を明らかにする、といった面が強いですが。

なお、先月オール讀物で連載が終了した長編「容疑者X」も同じ主人公の作品ですので機会があればそちらもどうぞ。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
実は二つとも読んだことがあります(^^)
東野圭吾は「秘密」がどうも納得がいかなくて
敬遠していたのですが、こういうのも書かれるのかと
見直した作品です。
湯川さんのキャラがたっていて面白いですね。
難解な(犯人が全くわからない、あるいは誤逮捕の
可能性がある)事件を微細な証拠から地道~に
捜査していく長編が好きなのでちょっと目指すのとは
違うんですが、楽しく読めました。(やや読み物感が
強いかな?でも理系ミステリは好きです)
長編のほうはまだですので、ぜひトライしてみたいと
思います。
ありがとうございました。

お礼日時:2005/02/11 01:16

ジェフリー・ ディーヴァーの


リンカーン・ライムシリーズとか。

ま、どこまで科学的に正しいのかは
あやしいもんだけど、犯罪現場の埃や塵を
掃除機で集めて分析して、犯人像に
せまったりするのは、私にとって新鮮だった。

「ボーン・コレクター」は映画化もされた。
見てないけど。

参考URL:http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4167661 …
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
ボーン・コレクターは私も見ていないのです。
原作はシリーズなのですね。科学ものとは知りません
でした。主人公はいわゆる安楽椅子探偵とのこと、
それでどう科学的な調査をしていくのか興味深い
です。相棒の女性巡査とのやりとりも楽しみです。
科学的にどこまで正しいのかは、「現代はこんな
最先端の捜査が行われているのか」と感心しながら
読むのが好きなので、できれば正しくあってほしい
なぁという期待があります(どっちみち読んでも
そんなに理解はできないのですが)。
外国(特に米国)では殺人事件の捜査のやり方がとても
日本と違うので面白いです。
ありがとうございました。

お礼日時:2005/02/11 01:07

こんにちわ


今野 敏の「ST警視庁科学特捜班」シリーズなどはどうでしょうか
少々現実離れしている感も…ですが
なかなか面白かったと思います
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この回答へのお礼

ありがとうございます。今野敏のほかの本は見たこと
あったのですが、こんなのも出してたんですね~。
なかなかメンバーが個性的ですよね。面白そうです。
「ST 赤の調査ファイル」というのが調べてみて
面白そうだなぁと思いました。読んでみます。
ありがとうございました!

お礼日時:2005/02/10 13:42

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