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鎌倉幕府って将軍は天皇より偉かったんですか?

A 回答 (4件)

指摘の2弾目。

ここが実は重要なポイントです。最初の質問で「偉い」の定義をどうするのかということを指摘しましたが、「制度上」偉いというものと「事実上」支配しているという、ねじれが出たのが鎌倉時代で、それを決着させたのが「承久の変」です。鎌倉政権と天皇(京都政権)のどちらが、事実上日本を支配しているのかという問題に答えを出した戦乱です。結果は「鎌倉政権」つまり武士が偉いと言うことになりました。ただし、鎌倉政権は、天皇家を皆殺しにしませんでした。その理由はいろいろ考えられますが「天皇の権威」に利用価値を見出した「北条氏」が決断したことは間違いありません。皇族の中の「反幕府勢力」を島流しにしましたが天皇一族を「死罪」にはしませんでした。「形式的な将軍」を利用するためには「天皇の権威」は便利なものだったと考えられます。そこで「貞永式目」などの武家制度は「天皇家とはいささかも関わらない」として、そうした制度を温存したと考えられます。その後「摂家将軍」や「親王将軍」などを利用して北条氏が自らの権力をふるったのは御存知の通りだと思います。
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どんな時代でも、現代でも


天皇が偉い、ということになっています。

勿論権力の実態は将軍にありますが
その権力を権威付けするのが天皇の
役割です。

鎌倉幕府にしても、天皇が将軍に
任命することにより、始めて将軍を名乗る
ことが出来るのです。

つまり、権力は将軍だが、権威は天皇
という関係です。

これは現代でも同じです。

総理大臣を指名するのは国会ですが、
任命するのは天皇です。
(憲法7条)
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何時の世においても、幕府が朝廷を上回る事はありません


事実、征夷大将軍は朝廷より任命されます
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いつの時代も、天皇が上。


あまり実権を持たない将軍でした。
嫁さんの尻にしかれてたし。
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