プロが教えるわが家の防犯対策術!

「同素体とは、同じ原子で構成されている分子が数種類あって、それぞれ同素体と言う」というのは違いますか?
黄リンや赤リンは違う分子ですか。

A 回答 (1件)

>同じ原子で構成されている分子が数種類


おおよその理解は合っています。

”分子が数種類”という部分が少し違います

ダイヤモンドと黒鉛は、同素体ですが、結晶構造(原子の並び方)が違いからき性質が大きく異なり同素体といいます。
ダイヤモンドや黒鉛の結晶を、分子と呼ぶかどうかは、学者の間で結論が出ていなくて、分子と言ってしまうと高校のテストで✖にされるおそれがあります。
ダイヤモンドや水晶、金属、食塩等の結晶を分子に含めようと主張する学者はいますが、まだ主流になっていないです。

りんPは同素体を幾つか持つ物質ですが、この例に出すのはあまり適当な物質ではないです。
黄りん(白りん)は、りんPでできていて4面体の結晶構造を持っていますが、赤りんは、りんの同素体の混合物と言われており、真の意味で同素体とは言えないです。
そして、りんが分子を作っているのか?と言われると、そうではなく、ある結晶構造を持ち、気体分子や有機物分子とは違う 結晶 になっています。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとう

ありがとうございます

お礼日時:2021/01/15 13:30

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!