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ギターメーカーのフェンダーって商売のやり方変えたんですか?
私が若い頃は、エレキギターならフェンダー、ギブソンなんて憧れのメーカー。私Charのファンだったんで、お金ためてムスタング買いましたよ!
その後にフェンダージャパンが登場したけど、これは本家とは別物扱いでした。
そしたら近年は、フェンダー印の低価格帯ギターが目白押し。
私にとっては???の浦島太郎状態です。

A 回答 (2件)

>商売のやり方変えたんですか?



 はい。今まではフェンダーがライセンス名を与え、フェンダー・ジャパンをはじめとするアジア製のコピーモデルを『スキ勝手に』作らせていたのですが、2015年に『ライセンスをフェンダーに統一』『USA本社が他国の製造メーカーに製造委託する』というスタンスとなりました。

 これにより、フェンダー・ジャパンのブランドは消滅しました。

 現代は、日本製、メキシコ製に限らず、中国製も韓国製も全てフェンダーブランドで、『価格帯によって製造国や製造工場が違う』という分け方になっています。

 フェンダーを買おうとしているヒトには判りにくい展開となってしまいましたが、フェンダーUSAでは『あくまでもフェンダー製品』『製造工場が、米国内か海外か?の違いだけ』というスタンスです。ヤマハとかイバニーズ、ESPなどと同様、『プロモデルから初心者のエントリーモデルまで』をカバーする、総合ギターメーカーとなったワケです。(っといいますか、日本のギターメーカーに限らず・・・同じ米国でもグレッチやエピフォン、B.C.リッチやポールリードスミスなど、同じブランドでも製造委託先で価格帯を差別してしており、いままでフェンダーUSAとギブソンUSAが『ワザワザ別ブランドを立ち上げるという異常な商売』をして、USA製の価値を維持していただけです。)
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元ギター職人ですけど、


エレキギターは木工業なので、1949年にフェンダーのスクワイヤーの登場によってエレキギターが生まれて、1969年が最盛期で、20世紀末までの50年間でマホガニーやハカランダなど世界でギター用の木材が枯渇してしまったのです。

だから21世紀に入って過去の良材質で高級ギターが作れなくなってしまい、新素材を模索する状態で、中国の木工技術と大量生産技術も進歩して、アメリカの木工業では太刀打ちできなくなり、ギブソンが破産申請したりして、高級ギターが作れない状態で会社を維持するのに低価格帯のギターを売り出さなければならなくなっています。
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