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死刑容認派 兼 死刑反対派なんですが、死刑存置派の言う復讐心がよくわかりません。

いじめっ子に置き換えて考えてみたんですが、いじめっ子に自分の物を壊されたり殴られたりされたら、ムカつくじゃないですか。だから相手をぶっ飛ばしたいですよね。
しかし実際はいじめっ子との上下関係や力関係から手が出せるわけないじゃないですか。
そこで先生なり教育委員会なり報告して代わりに裁きを受けてもらおうってことが復讐心の原理ですよね?

でも大切な人とやらがいないからか人を殺したいほどの復讐心がわかりません。
たとえ大切なものを壊されて相手を裁いたとしても気持ちが晴れるわけじゃないと思うし、どれくらいの裁きを望むべきかと言うものよくわかりません。

それに99%の殺人犯は死刑にならないみたいですが、これって結局復讐できてないから意味なくないですか?
無期懲役はほとんど致死罪の囚人で構成されていますが、死刑存置派は無期懲役を廃止して全員死刑にするべきだと考えているのですか?

それになんで赤の他人の人間の行動にそこまで同情できるんですか?
正直、京アニの火災でも当事者でもないわけであって事情や背景を何も知らないし、何も感じることはできないし何かを口出せる立場にないと思うんですが。
なんでそこまで知らない人に対して死ねって言えるんですか?

A 回答 (8件)

まず、死刑存置反対の意見として読んでします。


内容を整理すると下記になると思います。
「1.殺したいほどの復讐心がわかりません。」
「2.99%の殺人犯は死刑にならない・・・復讐できてないから意味がない」
「3.(裁判官は)赤の他人の人間の行動にそこまで同情できるんですか?」
従って、死刑存置反対。

復讐心・同情心の結果からのみ、死刑になる訳ではありません。
犯罪を犯した者は、それを償う(現状復帰)必要があります。
「死刑では賠償できないから無駄」という意見もありますが、これは〇×式の安易な理論で、野球選手が取れない球に飛びつくのは無駄であると同じ理論です。無駄かどうか意見が分かれるかも知れませんが、無駄では無いと思います。

社会的には死刑廃止による、凶悪犯罪の増加の懸念があります。
死刑によって償う必要が無いとなれば、それを悪用する者が出てきます。
要人へのテロによる殺害なども、死刑廃止により高額で請負う者も出て来る可能性が高いです。実際に、政治的な発言による不可解な死亡例もあります。
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法学部出身で死刑反対派です。



他の方の回答を見て分かると思いますが、全部「感情的な意見」なのです。

つまり「悪いことをしたら罰をうける。人を殺したなら最大の罰を与えろ」ということと「自分が殺されたり、自分の大切な人が殺されたら、死刑じゃないと許せない(死刑でも許せない)」という感情でしか考えていないわけです。

しかし法律は元々「感情を排除して、社会の公正さを保つために刑法や量刑を考えている」ものです。

だから質問者様の書く「当事者でもないわけであって事情や背景を何も知らないし、何も感じることはできないし何かを口出せる立場にない」というのはまさにその通りです。

で、こう書くと死刑賛成派から必ず「オマエの身内が殺されても同じこと言うんだな!」という反論がありますが、もし私や私の身内にそういう被害が起きたなら、私は「当事者」ですから感情的にどうなろうと関係ないのです。

正直にいえば私だって「犯人を殺してやりたい」という感情をもつでしょう。それは確かですがだからといって「それができないから死刑にしてほしい」と思うかどうかは確証が持てません。
それは法的な刑罰であって、私の感情と相いれるわけがない、ということを法学部で学んでいるからです。
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「死刑を行ったとしても、実際に犯罪者の罪を完全に償う事は不可能。

従って、死刑は無意味である。」という理論構成になっていると思います。

もともと死刑判決の場合は、行った罪を償う事は不可能です。しかし、償える所は少しでも償いなさいと命じていると考えられます。

また、「死ねって言える」のは、裁判所だけに与えられた特別な権限であり、重大な責務です。その他の人は出来ません。直接関係がある知っている人間であっても「死ね」と言う決定(実行)を行う事は出来ません。それを許したら、世の中が大混乱に陥る可能性があります。
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被害者の復讐心は有るかもしれませんが、第三者から見ても


重犯者、無期懲役及び死刑囚はこの世にいて欲しくないわけです。

犯罪人は人間として欠陥者、商品で言う廃棄処分に相当します。

刑務所は衣食住を始め職員の給料等全て税金で賄われています。
今はどこも満杯に近い程罪人が増加傾向です。

煽り運転者やコロナによる給付金詐欺、オレオレ詐欺犯は死刑相当です。
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ものを壊されたら代替品で弁償。


叩かれたら、それに相応する金銭での賠償が可能でしょうけど
人を殺したら、同等の弁償はできませんよ。
仮に被害者家族は多大な賠償金でわずかばかり癒やされるかもしれませんが
殺された本人にとっては何をもっても現状復旧できません。
そもそも殺人者は人を殺すことが絶対に悪いことだという意識がないわけで
だったら本人が死を持って償うことも矛盾しません。

もし死刑を廃止するなら、殺人の賠償金額を1兆円くらいにして
殺人者のその後のすべての人生を休みも娯楽もなく過酷な労働を
しつづけ、賠償に費やすくらいじゃないとわりに合わないと
思いますけどね
仮にそうだとしても抑止力にはならないでしょうけど
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>それに99%の殺人犯は死刑にならないみたいですが、これって結局復讐できてないから意味なくないですか?



復讐の方法は死刑に限りません。
死刑存置派は、復讐の方法のひとつとして死刑という刑罰を用意しておくべきだと言っているに過ぎません。

>死刑存置派は無期懲役を廃止して全員死刑にするべきだと考えているのですか?

世の中にはそういう考えも人もいるかもしれませんが、
死刑存置派=無期懲役を廃止して無期懲役囚を全員死刑にしたがっている、
と判断するのは早計です。

また、法律というのはそれがたとえいますぐ自分の関与しないものであっても、将来的な影響を受ける可能性があります。
死刑存置派の多くは死刑という刑罰には凶悪犯罪の抑止効果があると考えているので、死刑を残すことで自らの生命の安全を図るという意味があります。

>それになんで赤の他人の人間の行動にそこまで同情できるんですか?

赤の他人の行動に同情するのではなくて、自らが生きる社会の秩序に死刑という刑罰があるべきだと言っているのです。
死刑存置派は個別の犯例に言及しているわけではありません。

>なんでそこまで知らない人に対して死ねって言えるんですか?

これも同様に、誰か特定の犯罪者を死刑にしたいわけではありません。
死刑という刑罰を法律で規定することが必要だと言っているだけです。
死刑にするかどうかは裁判所が決めればいいことです。
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日本には昔から仇討ちの文化があり、他国はすべてを許せよ的なものがありますからね。

宗教観の違いですね。昔話でもカチカチ山なんて、ショックで自戒の念にとらわれている爺様の意志を継いで他人が仇討ちするくらいですから。
私は待ち時間無しで全員死刑執行でないと法的にダメと思いますね。自分の子が殺されたら私なら「自分が殺すので情報がほしい」とテレビカメラの前で訴えたいとさえ思います。子ができると、冷めた私でも家族は自分の生きる全てだと思いましたからね。ハムラビ法が正しいとほんとに思いますから、母を殺せば、犯人の母を殺してもいいとさえ思います。それが一番したことがわかるからです。
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死刑賛成派は常に自分が被害者になった時にどういう気持ちになるだろう?というのを考えている人達です。


死刑反対派は天下国家の視点から考えている人達です。
だからすれ違うので一生話し合いにならないのです。
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