私は経済に無知で、最近やっとその勉強をはじめました。
専門用語もほとんど知らないので、できるだけ平易な言葉で教えて頂けると非常に助かります。 m(_ _)m
質問①
日銀が紙幣を発行する際は、民間の銀行から国債を購入することによって、日銀当座預金の残高の「数値」を増やすと本で読みました。 つまり、一般に言われている「お金を刷る(印刷)」しているわけではないということらしいです。
この私の認識は正しいのでしょうか?
質問②
政府が国家予算のために多くの国債を発行した際、日銀もその国債を多く購入するようですが、質問①にもあるように、お金を世の中に都合するために日銀はいつも国債を購入しているように私には見えてしまいます。
つまり、世の中にお金を都合するためには「必ず」国債の存在が必要なのだろうか?と考えてしまうのです。
だとすれば、日銀が意図的にお金を、国、あるいは国内にまわすために、国の方も意図的に国債を発行している、発行せざるを得ない、あるいはもとからそのようなシステムになっている、このように考えてしまいます。
私のこの認識は正しいでしょうか?
私は経済や金融政策はとても複雑だと感じているので、しらないことが多くあります。無知な質問ですみません。
質問①②への回答を含め、私の誤認、知識不足の指摘やご教授をいただけると助かります。
宜しくお願いします。
m(_ _)m
A 回答 (12件中1~10件)
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No.12
- 回答日時:
>>それだとすべての物々交換可能なものはお金って話になってしまうね。
>はいそうです。経済学の基礎の基礎です。
>ただ一般的に「お金=紙幣or通貨(現金)」なので、ほとんどの
>人が知らないだけです。
はい、嘘を書くのはやめましょう。
お金には明確な法的な定義があります。
物々交換可能なものがすべてお金だと言っているのはあなたの妄想です。
電子マネーは明確にお金ではないと法的に定められています。また仮想通貨も明確にお金ではないと法的に定められています。そしてその区分において扱いも全く異なって来ます。
No.11
- 回答日時:
>それだとすべての物々交換可能なものはお金って話になってしまうね。
はいそうです。経済学の基礎の基礎です。
ただ一般的に「お金=紙幣or通貨(現金)」なので、ほとんどの人が知らないだけです。
普通に会話する時には「お金=通貨」という認識でいいですし、有価証券とか電子マネーが「通貨ではない」というのは問題ありませんが、ご質問の本質である「国家の富を増やすのに、通貨の発行(紙幣を刷ること)が必要か?」という点を考えるなら、経済学的な「マネー」の概念を押さえておかないとダメです。
というのは質問者様が「世の中にお金を都合するためには「必ず」国債の存在が必要なのだろうか?」と質問しているからで、紙幣=通貨だけが「お金」なら「国債(有価証券)を発行するとお金が生まれる」という事自体がとてもおかしなことになってしまうからです。
これを説明するには「有価証券も紙幣も経済学的には同じもの(マネー)である」ということをちゃんと押さえないといけません。
「有価証券」というのは、通貨と違って「無から富を生み出せるもの」なのです。つまり「借金という形で通貨を引っ張ってこれるもの」です。
株式証券も「会社を作るから借金させてください」ということで、これは経済学的には「未来には富を生み出し、そのための通貨を作りだしますから、今は借金させてください」というものになります。
国債も同じ「今はお金を借りますが、いずれ通貨の形でお返しします」とするものです。だから「紙幣を刷らずに、国の通帳に数字が記載される」のです。
このような働きをするものが「マネー」です。私は通貨と有価証券と電子マネーなどすべてが「マネー」だと書いています。一般的な「お金=通貨」と同じことではありません。
そこが分からないと「国債を発行すると国が紙幣を刷らなくても国にお金が生まれる」という意味が理解できないのです。
No.10
- 回答日時:
> ○○ペイは電子通貨とよばれる「マネー」です。
> つまり有価証券と同じ扱いです。
> そんな基礎的なことも知らない人が、書き込むのはどうかと思います。
有価証券はお金じゃないですよ。
また電子マネーはポイントですので、企業が失効させたら消えてなくなります。
>本来「お金」というのは「何かほかのものに変えることができるツール」>のことで、
違うよ。
それだとすべての物々交換可能なものはお金って話になってしまうね。でも指輪はお金じゃないし、時計もお金じゃないし、スプーンもお金じゃないし、石もお金じゃないし、布切れもお金じゃないし、紙もお金じゃないですね。
皆さんにたくさんのお話を伺えて、困惑もありますがご意見を見返しつつ自分も勉強していこうと思います。
ありがとうございました。
m(_ _)m
No.9
- 回答日時:
No.3です。
「質問①:No 質問②:No」を支持する見方です。お金の発生から消滅については、長年疑問に思っていました。
お金は単純な物です。常識で考えて定義も単純になる筈ですが、何故か複雑な説明や、不明な横文字の氾濫で理解出来なくなっていると思います。
その為、No.1の書籍を推薦しました。反論される方もいらっしゃる様ですが、論拠となる資料書籍を示される事が宜しいかと思います。
そこで、まず定義ですが「お金とは購入権利」です。
この購入権利券を貰う為に、借用書・国債・株券等を銀行へ渡し、紙幣を貰います。つまり借金です。これを使って企業などは、設備購入、労働力購入、材料購入を行います。私たち一般人は、労働力を企業を介して間接的に銀行へ渡し、紙幣を貰っているとも言えます。
推薦書によると、中世に金細工師の金庫に金貨を預け、その代わりに貰った預り証明書が紙幣の始まりとなっています。その後、預り証明書だけを乱発してこれが貨幣の始まりです。今日の私たちは、貨幣とは預り証明書であり、実は返却要求する事が出来る事を知りません。(実際要求は出来ませんが・・・)
陰謀論ですが、この書籍では銀行家は、貨幣とは預り証明書で有る事を隠す為に、解らなくしていると言っております。裏付けの無い預り証書を乱発して、それが発覚して取り付け騒ぎが起きるのが恐ろしいと言う事でしょうか。この辺は不明で、参考程度に見られたら宜しいと思います。
No.8
- 回答日時:
○○ペイは電子通貨とよばれる「マネー」です。
つまり有価証券と同じ扱いです。そんな基礎的なことも知らない人が、書き込むのはどうかと思います。
質問者様が「経済や金融政策はとても複雑」と感じるのは「お金」の本質を理解していないからです。
本来「お金」というのは「何かほかのものに変えることができるツール」のことで、通貨だけでなく国債も株券も商品券も○○payも全部「お金」なのです。ただこれを「お金」と書くと誤解が生じやすいので、最初に「マネー」としたわけです。
マネーという概念を理解すると「一般に言われている「お金を刷る(印刷)」しているわけではない」つまり「通貨を作ることではない」ということがすぐに理解できるようになるのです。
これが経済や金融政策を理解するための、一番基本的な概念です。
No.7
- 回答日時:
横から失礼。
〇〇Payはお金ではないですよ。
昔からいろんなお店で買い物するとハンコ押して貰えるポイント、あれと同じものです。
日本で電子マネーも電子マネーと名乗っているだけでただのポイントサービスです。なのでいつでも企業が破棄できるし、実際そうしているのですね。〇〇Payもこの一種で、お金ではないんですね。
仮想通貨もこの部類でお金ではないです。
通貨には明確な定義があり、ポイントサービスの場合には資金決済法などが適応されます。
No.6
- 回答日時:
横から失礼。
〇〇Payはお金ではないですよ。
昔からいろんなお店で買い物するとハンコ押して貰えるポイント、あれと同じものです。
日本で電子マネーも電子サービスと名乗っているだけでただのポイントサービスです。なのでいつでも企業が破棄できるし、実際そうしているのですね。〇〇Payもこの一種で、お金ではないんですね。
仮想通貨もこの部類でお金ではないです。
通貨には明確な定義があり、ポイントサービスの場合には資金決済法などが適応されます。
No.5
- 回答日時:
質問① 正しくありません。
質問者様が認識している中で「日銀のお金の発行と紙幣の発行は別の事」というのは正しいです。しかしそれが「国債」とは関係ないというか「国債だけの問題ではない」です。
で「お金」という言葉はあまりにもあいまいなの「紙幣や国債、株券、○○payなどの電子マネーを含めた、すべてのお金」をマネーと表現します。
つまりマネーと紙幣発行は同じではない、ということです。
日銀がマネーを日本国にばらまくには「誰かがお金を必要としている」ことが絶対条件になります。つまり「誰も必要としていないのに、ポンとお金を出すことはできない、のです。
これはたとえば「日本全国に10万円分札束を配る」と考えてもらえば分かりやすく、確かに国民は10万円もらえるわけですが、日本国内のどこにもその収支が記載されないなら、ニセ札が出回るのと同じで「正体の分からないお札が出回っている」ことになります。
なので昨年政府が10万円を配る際には「12兆円の国債発行」をして「借金」という形で予算に載せているのです。
で、日銀がその12兆円の国債を買うということは「日銀が紙幣を12兆円分刷って、政府に貸し付けた」という形になります。これが「日銀がマネーを発行した」ということになります。
このようなやり方が「マネーの発行」なのですが、国債を買わなくても「市中銀行(りそなとかUFJなどの普通の銀行)が日銀からお金を借りる」なら同じように「日銀がマネーを発行する」ということになります。
ちなみに、日本国は基軸通貨発行国で国家の経常収支が黒字なので、国内で借金することができますが、ギリシャのように「他国に国債を買ってもらうしかない」国の場合「返せないほどの借金」になるとデフォルトに陥ります。
質問② 正しくありません。
質問者様が「つまり、世の中にお金を都合するためには「必ず」国債の存在が必要なのだろうか?と考えてしまう」のは、今の日本がデフレで「誰も借金しない」からです。
設備投資をする企業や住宅ローンなど、企業や個人が市中銀行でお金を借りると、日本国内にあるマネーが足りなくなり「市中銀行が日銀からお金をかりる」という事を行います。
これがもっとも理想的な「マネーの発行と経済の拡大」につながる経済活動なのですが、日本国内が不況なので、誰もお金を借りません。そのため市中銀行が日銀からお金を借りる時の金利(公定歩合)がマイナスになっています。
つまり「お金を借りたら、さらに利子をつけて多くしてあげるから、なんとしてもで借りてください!」と日銀はよびかけているわけです。でも、誰も借りないので、結局「日銀が国債を買う」という形でしか、マネー発行ができないのです。
分かりやすく言えば「景気が良ければ、企業や個人がお金を借りて、銀行も日銀からお金を借りて、マネーの供給量がどんどん増えて、さらに景気が良くなる」はずなのですが、今は不況でデフレなので「誰も借りてくれないので、政府が日銀からお金を借りまくって、企業や個人にばら撒いて、なんとか日本の国内経済を維持している」状態、ということです。
ありがとうございました。
貨幣の見方が色々あるのかと思いました。
多彩なご意見を頂き正しい見方があるのか困惑しています。
なのでもっと勉強に励みます。
m(_ _)m
No.4
- 回答日時:
歴史上、金本位制が行われていた国は実質的にほとんどないです。
多くの国で金本位制やそれに似た制度を試みるのですが、結局無理がでてしばらくすると打開してしまうのです。
また政府が金本位制度をとるそれ以前から通貨は流通しています。政府が通貨を流通させるために金本位制をとっていたというより、「政府が金を集めるために金本位制を作ったりしている」のです。
アメリカで銀行倒産などの金融不安解消のために、金本位制停止をして管理通貨制度を採ることとなった時も、金本位制停止するそれ以前に常に保有する金以上の通貨が発行されていました。
そしてアメリカの場合にはそれがバレて表向きの金本位制は取りやめとなり、管理通貨制度へと転換されていたりします。
そしてそれでも通貨システムが崩壊しないのは、借用書を基本として通貨が流通しているからです。そしてその基盤となっているのが国債などの債券であったりするのですね。
No.3
- 回答日時:
追記します。
銀行システムは歴史的には金本位制がその始まりで、貨幣とは基本的に金の交換用証明書です。これが、市場規模の拡大により維持できなくなり、変動相場制へと移行しました。結果、紙幣は幾らでも印刷できています(信用創造)。この様に紙幣の歴史を見た場合、国債発行は初期段階では余り出てきません。
つまり、国債で紙幣が増加するのはその通りですが、それは日銀と貨幣システムの中の一部分ではないですか。読まれている資料が、多分特定な金融商品に関するものの様な感じがします。
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皆さんたくさんの知識を教えて頂き大変ありがとうございました。
本を紹介して頂いた方やMMTを教えて頂いた方、そのほかにも沢山のご意見を頂きました。
ありがとうございました。
私にはベストアンサーをつけるのが難しく、今回はベストアンサーを選ぶことを控えさせて頂きます。
申し訳ありません。
今後もどうか宜しくお願い致します。
m(_ _)m