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花粉症の話題を目にする機会が多い時期ですが、そのなかで「IgE抗体」が原因と聞いた事があります。
腎臓病で「IgA腎炎」というのがありますが、なにか関連はあるのでしょうか?
両方ともアレルギーに関係があるようですが。
医学には素人ですので、できるだけ簡潔のお答えいただくとありがたいです。よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

医学部生の者です。



まず、Igとは、イミュノグロブリン(免疫グロブリン)の略です。イミュノグロブリンは、血液内の蛋白の一種で、G、A、M、D、Eの5種類があります。

この内、IgEは、好塩基球(白血球の一種)に結合して、好塩基球を破裂させて、ヒスタミン、セロトニン、ヘパリンといったアレルギーの原因になる物質を放出させて、アレルギー状態を引き起こします。

IgAは、生体内の防御作用に関わっていて異物から体内を守ってくれます。しかし、IgA腎炎では、このIgAと異物の結合したものが腎臓に溜まって炎症を引き起こしてしまいます。

つまり、両者とも血液内の蛋白のイミュノグロブリンが関わっている症状ということです。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2005/04/08 09:22

IgEもIgAも免疫グロブリンといってからだの中のタンパクの一種です。

白血球のなかのB細胞がつくります。血液や粘液のなかにあります。

1.IgEは花粉症やアトピー性皮膚炎、喘息に関係しております。花粉症では花粉などが飛んでくると、このIgEにくっつきヒスタミンなどという物質を出すため、くしゃみや鼻水、鼻づまりがおこります。

2.IgA腎症は日本人には最も多い糸球体腎炎の一種です。IgAが腎臓の糸球体に沈着しているのがわかっております。これが原因と見られています。

ただ、IgA腎症には一般のアレルギーを一緒に持っている方も多いと言われています。その原因は明らかではありません。また腎炎にはアレルギーと関連したものもあります。

以上、ご参考になりましたら幸いです。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2005/04/08 09:23

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