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司馬遼太郎が次のことを書いています。
<日本からの商品が満州国に入る場合無関税だった。>
<その商品たるやー昭和10年の段階でーなお人絹と砂糖と雑貨がおもだった。このちっちゃな”帝国主義”のため国家がそのものがほろぶことになる。>と。
質問は、昭和10年の段階で日本の産業は、軽工業生産が主流だったのですか?

gooドクター

A 回答 (10件)

> 昭和10年の段階で日本の産業は、軽工業生産が主流だったのですか?


> <八幡製鉄所が稼働>していても、<エンジンなどの先端技術が、欧米に比べて決定的に遅れていた>のですね。

1936年(昭和11年)の機械貿易(企画院調べ)では工作機械の輸出100万円に対して輸入は1500万円で、内需に対する輸入機の比率は研削盤47%、ブローチ盤100%、ボール盤15%、旋盤8%と記録されている。
「工作機械は明治・大正期は買って使った時代、大正・昭和前期はまねて作った時代」と揶揄される様に戦前までの日本の工作機械は外国製工作機械の輸入か、模倣製造が主流であった。

> <外貨の稼ぎ頭は布と砂糖、どーでもいいレベルの雑貨。>だったのですね。

砂糖は 基本的に輸入国です。
輸入
http://honkawa2.sakura.ne.jp/4760.html
輸出
http://honkawa2.sakura.ne.jp/4750.html

砂糖は、一時的に、日本国内で供給オーバーになったことがあって、その時に満州などに輸出(主に日本統治時代の台湾から満州国へ直接輸出)したことがありますが、それは、諸施策と米や土地生産性、集約農法の絡み合いが起こした一時的なことです。 砂糖で外貨を稼ごうとしたのではなく、砂糖の輸入で輸出の赤字が多くなっているのを、なんとか対策しようと砂糖の増産を台湾糖の生産を増やしたので、ジャワからの砂糖輸入をしなくて済んだだけです。

1920年代には、繊維原料を輸入し、生糸や綿糸等の繊維原材料をもっぱら輸出していたが、1930年代入り後は、綿花等の繊維原料を輸入し、加工度のより高い織物等のかたちで繊維製品を輸出する一方、原燃料を輸入し、植民地・半植民地向けを中心に重化学工業製品輸出も次第に活発になった。

1932~34年には、日本の輸出は、繊維産業主導で回復したが、もっぱら生糸・綿糸に頼っていた1920年代とは異なり、1932年から1934年までの輸出拡大は、①綿花を輸入して綿布を輸出する綿工業、②パルプを輸入して人絹糸・織物を輸出するレーヨン業、③羊毛を輸入して毛織物を輸出する羊毛工業が中心となった。
1920年代に輸出の主力であった生糸は、米国を中心とする先進国向けが大半であったが、1932年以降、輸出の最大品目となった綿布については、インドをはじめとするアジア諸国が仕向け地の中心であった。
このため、1930年代前半には、インドやその他アジア向け輸出が伸びていた。
「昭和10年の段階で日本の産業は、軽工業生」の回答画像10
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この回答へのお礼

御回答ありがとうございました。
軽工業が主力だったのです。もっとも、世界を見回せば、工業の主力は重工業でなく、軽工業だったのですね。
とはいえ、繊維原料の輸出から、繊維製品の輸出へと、産業が転換・進歩・発展しつつあったのですね。

お礼日時:2021/03/25 13:26

大正期の農業飢饉はひと段落したものの、その時期の日本を支えた繊維産業が徐々に斜陽化しつつあった時代です。


軽工業が発展しつつあり、重工業はまだまだ。兵器の生産は軍自身が持つ工廠がメインで、民間産業の振興を働きかけていた。その癖、第三次産業の萌芽が出つつあり松屋の開店もこの頃。
それでも、外貨の稼ぎ頭は布と砂糖、どーでもいいレベルの雑貨。それとて誰でも先細りは感じていて、列強に追いつかなければという危機感、戦争で勝って植民地を増やさなければという庶民の安易な考え、世界恐慌最中の不安、そんなものが渾然とした時代です。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
<外貨の稼ぎ頭は布と砂糖、どーでもいいレベルの雑貨。>だったのですね。
そして、<戦争で勝って植民地を増やさなければという庶民の安易な考え>が戦争への後押しをしていたのですね。

お礼日時:2021/03/17 18:17

その通りです。


一般工業製品、重工業製品は質、精度が低く国際競争力はゼロ。
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございました。
<質、精度が低く国際競争力はゼロ>だったのですか。

お礼日時:2021/03/14 08:42

18世紀から19世紀の帝国主義というのは「工業原料を植民地から安く調達し、生産物を植民地を含め世界に売りつける貿易差額主義でしたそうしたえた富で自国を豊かにするというシステムです。


ところが日本の帝国主義は、朝鮮から穀物を輸入し国内の農業を弱体化させる一方で、国内で生糸などの生産に力を入れるという歪んだ農業生産と軽工業中心の輸出構造でした。官営八幡製鉄があるのですが、そこで生産されるものは軍需品であり、国内の社会資本を豊かにするという発想は薄かったわけです。その結果が昭和恐慌で「農村恐慌」といわれる原因となりました。つまり、農業が弱体化していたにもかかわらず、工業生産物は軍需に偏るという、今の北朝鮮のような産業構造です。これを打開するために、満州に農民を送りこんだり、中国大陸に傀儡政権を作ったりしましたが、国内の社会資本の充実に力を入れなかったため、戦争になると簡単い敗北してしまったわけです。産業構造や政策がゆがんだ状態であったことを認めず、その代わりに「天皇」を持ち出して戦争をしても、精神論では勝てないと言うことです。
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございました。。
<今の北朝鮮のような産業構造>がわかりやすいですね。
<歪んだ農業生産と軽工業中心の輸出構造でした。>
<工業生産物は軍需に偏る>
司馬の言いたかったのは<産業構造や政策がゆがんだ状態であったことを認めず、その代わりに「天皇」を持ち出して戦争をしても、精神論では勝てない>なのでしょうね。

お礼日時:2021/03/14 08:41

>昭和10年の段階で日本の産業は、軽工業生産が主流だったのですか?



そうですよ。

主要生産物の推移をあらわしたグラフが下記のサイトにあります。
これによると、生糸、綿糸、絹織物、綿織物が主です。
戦後もしばらくは綿織物が圧倒的に多かったのです。

日本は戦前は重工業なんてたいしたことはなかったのです。

主要輸出品の長期推移
http://honkawa2.sakura.ne.jp/4750.html
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございます。
<生糸、綿糸、絹織物、綿織物が主です。>ですね。
戦後でも、繊維戦争がありましたね。

お礼日時:2021/03/14 08:35

農林水産業が主流です。

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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございました。
<農林水産業が主流>ですね。

お礼日時:2021/03/14 08:33

自国で造船や航空機、鉄道車両も作っていたのをご存じないようで。

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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございました。
そうですね。

お礼日時:2021/03/14 08:32

昭和10年頃は富国強兵殖産興業つまり軍需産業(重厚長大)が主流でした。

昭和16年から太平洋戦争になりますので。
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございました。
昭和10年ころは<軍需産業(重厚長大)が主流でした。>なのですね。

お礼日時:2021/03/13 19:05

日清戦争の賠償金で造った八幡製鉄所が稼働し始めたのが1901年。


昭和10年とは1935年のことだ。

日本では「産業の中枢」と云う意味で「産業のコメ」という言葉がある。
現在の「産業のコメ」は半導体だが、その前は鉄鋼だった。

つまり重工業を含めた産業のコメを日本が自分で大量生産できるようになったのが1901年で、昭和10年とはそれから34年後のことだ。

そして、当時の先端的核心技術は、エンジンだった。自動車の場合はエンジンとトランスミッションを組み合わせたパワーパックだ。
昭和10年頃の日本は、エンジンなどの先端技術が、欧米に比べて決定的に遅れていた。相当部分を輸入に頼っていたと言って良い。

日本の重工業は発展途上にあり、欧米に輸出できるような製品はまだなかった。必然的に輸出は軽工業と云う話になる。
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございました。
<八幡製鉄所が稼働>していても、
<エンジンなどの先端技術が、欧米に比べて決定的に遅れていた>のですね。
零戦も1000馬力のエンジンで悩んでいましたね。

お礼日時:2021/03/13 19:03

司馬遼太郎の言う通り。

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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございました。
<言う通り>なのですね。

お礼日時:2021/03/13 18:59

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